(株)阿部長商店

品質管理部では工場内の衛生管理だけでなく、製品の細菌検査、商品ラベルの発行、規格書作成、官能検査など、多岐にわたる仕事を行います。入社1年目にとって覚えることが山ほどある上に、製造ラインでのトラブルや急な仕事の依頼など、想定していなかったことが次々来ることもあります。これらを対処していくために、報告・連絡・相談の『報連相』をしっかり行うことを心がけています。当たり前のことだと思われますが、これを怠らないことで、自分の仕事の進捗具合や、工場内の状況、今自分が悩んでることなど、情報共有がしっかりと行われ、より仕事をスムーズに行うことができ、ミスを減らしていくことが出来ます。

阿部長商店には水産事業部と観光事業部があります。自社でホテルや飲食店を経営しているため、お客様の声や要望をダイレクトに商品へ反映することができたり、ホテルや飲食店で提供した料理を商品化することが出来ることが、ほかの会社ではできない大きな強みです。また、三陸の海に隣接して工場があることで、新鮮な魚をすぐに工場に入れて新鮮なまま製品に出来ることが魅力的であると感じ、入社を決意しました。

私の働いている気仙沼工場ではインドネシア人やミャンマー人の技能実習生、年齢層の高い従業員などいろんな人が一緒に働いています。伝えたいことがなかなか伝わりにくい場面などもありますが、製造中や休憩中などにコミュニケーションをとっていくことで、段々と言いたいことが伝わるようになってきます。また、若い人が少ないため、若手の柔軟な発想力や積極的な姿勢が評価されやすい環境であると思います。

学生時代はやりたいことをやってみたり、やったことないことに挑戦することが大事だと思います。やってみることで自分の長所や意外な一面を知ることができ、就職活動を行う上で企業選びや自己分析など多くの場面で活用することが出来ます。また普段行っている勉強やアルバイト、日頃のルーティンなど、生活の一部からでも自分の魅力や向いていることが見つかることもあるので、自己分析で悩んでいる人は参考にしてくれたらいいなと思います。