僕の場合は母親が難聴者だったので認定補聴器技能者の存在を知りましたが、補聴器は一般の方には触れる機会がとても少ないので、自発的に補聴器の仕事をしたいという人はほとんどいないと思いますし、認定補聴器技能者という資格も仕事内容も知らない人が大半でしょう。しかし、ここ数年のコロナ禍により、良くも悪くも世の中から消えていく仕事というのがはっきりしてきたように思います。最近の発表にAIに取って代わられることが予想される職業が報告されていますが、認定補聴器技能者はAIで代わりができない仕事の一つだとされています。さらに将来的に需要が伸びる業界であることがわかっていて、人の役にたち喜んでもらえることをダイレクトに感じられる、やりがいのある仕事です。
これからの時代を考えたとき、“AIに取られない仕事”をキーワードに探してみると、今まで全く知らなかった職業を知ることができると思います。その上で、例えば認定補聴器技能者だったら、“世の中に有資格者は何人いるのか、難聴者の現状はどうなのか、業界の将来性はどうなのか”など、ちょっとでも気になる職業を見つけたら少しずつ範囲を広げながら関連することを調べていくことで、今まで知らなかった専門職の存在など、いろいろなことが見えてくると思います。これからの社会で人の役に立つ仕事に就きたい、そういった想いのある方はぜひ中国補聴器の説明会などにも参加してみてください。