三井造船特機エンジニアリング(株)

鋼鉄で作る大きな構造物、
特に橋桁や橋脚(橋そのものを支える柱)、奇妙な形状をした25tもある鋼鉄の塊など、
社会インフラを形成する公共事業などで用いられる鋼鉄構造物は、
設置する場所に合わせて設計した一品物で量産品ではないため「固定の製造工場」がありません。
そういった「誰が作れるかわからない大きな鉄の塊」を作るお仕事の営業窓口です。
これらは都度作り方が異なり、また品質管理要領も設置する場所に合わせて毎回変わります。
そのためお客様から営業へ相談が来た段階で
あらかじめ製作技術、品質管理の両観点を折り込みながらお客様と会話し、
自らで使用をある程度まとめた後、製作工場と相談しながらお客様と制作費用の調整を行う、
技術営業的な側面を持つ営業職です。

技術営業的な意味合いが強いため、お客様であるメーカーあるいはゼネコンの管理・技術担当者と会話をします。そのため大規模な工事の管理を任される頭の切れる仕事人や、ある技術と知見に特化した高度な技術屋さんと仕事を共にする機会が多いです。社外のやり手な方々から様々な刺激を受けながら、技術的に期待に応えつつ営業としてお客様と自社とのお互いの利益のために立ち回りを考えるのは非常に大変な一方、十分にやりがいを感じる仕事です。

大学でデザインを勉強する以前は機械系の勉強をしていたため、漠然と工業系の仕事をする認識だけがありました。その状況下、当時の営業部長に技術系の管理部署にと声をかけて頂き入社しました。

その会社特有の技術仕様を学ぶ。職場の空気感に慣れる。仕事の流し方を身につける。
社会人になると学生時代の知識で全くをこなせる状況はなく、新しいことを勉強しなければならない場面の連続です。一方で、勉強することに躊躇しなければ様々なものをいくらでも身に着けることができます。ぜひ学ぶことにポジティブになってみてください。