AGC若狭化学(株)

弊社としては、医薬品・農薬原体、およびその中間体を各メーカーから受託製造を行っています。具体的には、お客様(メーカー)からの「この製品を△△までに○○トン製造してもらえませんか」といった要望を、期日内に正確に製造し、納めることが基本的な仕事です。並行して製造工程のプロセス改善や収率向上を狙った検討等も行っていたりします。
私自身もいち製造課員として様々な製品の製造に励んでいます。

やりがいは、自らの手がけた製品が出荷・販売され売上に計上されていることを直に体感できることです。弊社が製造業である以上、製品を「製造して売る」ことが売上に直結するため、製造課員としてその根幹に携われるのは面白さを感じています。
大変だと思うことは、僅かな気のゆるみが大きなトラブルに容易になり得ることです。場合によっては会社自体の信用低下に繋がるのでそのことを念頭に置きつつ日々業務に臨んでいます。

開発職だけでなく製造職も経験できるところです。
私自身は研究職、特にプロセス開発に絞り就職活動を行っていたところ、この会社と出会いました。入社してみれば部署異動のフットワークも非常に軽く、「現場を知らなくてはプロセス改善もイメージがわかないだろう」ということで開発課から製造課への異動もありました。このような大きな異動は大規模な会社では中々ありえないことなので小～中規模の会社の魅力の一つだと思います。

通勤にはもちろんのことどこかに出掛けるなどは、この周辺は車が必須であることから、車で色々なところに観光しに行っています。金沢、大阪、京都などには2~3時間圏内で行けることから十分日帰りで移動できる距離であるため、現在は時勢的に厳しいですが、色々と落ち着いたら広島や鳥取あたりまで足をのばしてみたいと考えています。

自分がこれまで学んできた事を生かせる職種を選択することが、一番大事かなと思います。就職活動において大事で難しいのは、企業に対する志望動機です。自分の所属していた学部や得意科目に近しい企業ですとその志望動機も関連付けてすらすらと骨太に書けるので面接の際も非常に話しやすかったと記憶しています。またあまり深刻に考えすぎず、入社して合わなかったら転職するくらいの心づもりで良いと思います。