最終更新日:2024/7/14

埼玉日産自動車(株)

  • 正社員

業種

  • 商社(自動車関連・輸送用機器)
  • 専門店(自動車関連)
  • 損害保険

基本情報

本社
埼玉県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

車の購入からアフターフォローまで。お客様の思いに寄り添うのが私たちのミッション

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地域から愛されるカーディーラーとしてお客様との信頼関係を育む

日産車販売ディーラーとして埼玉県内で最も長い歴史と実績を誇る埼玉日産。カーライフアドバイザー、テクニカルアドバイザーとして働く若手社員2人に、入社のきっかけや仕事内容、今後の目標などについて伺った。

Sさん(写真左)
カーライフアドバイザー(営業職)
2022年入社

Kさん(写真右)
テクニカルアドバイザー(サービスフロント職)
2020年入社

仕事をする上で「大切にしていること」や「心がけ」

Sさん「何か1つ加えた行動を常に意識しています。目標に対してもプラス1、お客様からの質問に対しても、それだけではなくプラスαのある回答を心がけています」
Kさん「お客様目線です。目先の売上を気にして無理に何かを勧めたりせず、お客様に寄り添ったご提案をすることで、また来ていただけるのではないかと思っています」
Sさん「もう1つ大切にしているのは、いろいろな人との横の繋がりです」。Kさん「店長や先輩、整備の方、みんなで協力すること。チームワークを大事にしています」

目標は新人賞。「お客様は何を求めているのか」を考えることがC/Aの仕事

カーライフアドバイザー(C/A)というのは、主に新車販売の営業職です。ただ車を売るだけではなく、点検や車検の対応などご購入いただいたお客様のアフターフォローや、自動車保険のご提案なども大事な仕事。お客様のカーライフを支える一番の相談役ですね。

入社のきっかけは小学2年生の頃、実家で車を購入したときに出会ったディーラー営業の方への憧れからです。その方のハキハキと喋る様子、車を扱う格好良さ、スーツ姿などがとても印象的で、自分の中では社会人=学校の先生かカーディーラーかと思うくらい記憶に残っていたので、一般企業に就職するならディーラーしかないと思っていました。

入社後まずは2か月間、本社で研修を受けます。社会人のマナーから始まり、車の知識や自動車保険などについてを学び、後半の1か月は実践形式のロールプレイング研修。実際に店舗へ行って現場の雰囲気を感じる研修もありました。

そして6月からは念願のC/Aとして店舗へ配属されましたが、いざ店舗に出てみるとまったく通用せず…。研修でしっかりと勉強していたのである程度の自信もあったのですが、お客様にはそれぞれ特色があり正解がありません。どうしたらお客様を呼び込み、買っていただくことができるのか。なかなか答えが見つからず、独り立ちまでに1年ほどかかりました。

転機となったのは、あるお客様との出会い。半年近く時間をかけて信頼関係を深め、遂に「買うよ」と言っていただけときは、本当に嬉しくて涙が出そうになりました。今振り返ると、それまで私は「どうしても売りたい」という気持ちが先に立ってしまい、お客様の意向を尊重できていなかったのだと思います。「お客様は何を求めているのか」を考えることがC/Aの仕事なのだと、経験を重ねながら理解することができました。

やりがいは、結果を出せたときの嬉しさです。C/Aは必ず数字を求められますが、私はずっとサッカーをしていたので、試合に出なきゃいけない、勝たなきゃいけないというプレッシャーに似ていて、楽しさを感じています。結果が出たら何よりも嬉しいし、出ないと悔しいですが、次はどうしようと考えるのもワクワクします。

今後の目標は新人賞を受賞すること。昨年、同期の年間順位では3位でしたが、新規の成約率では1位になれました。入社3年目までが新人賞の対象なので、もっともっと成長して今年は必ず1位を獲りたいです。
(Sさん)

難しいことも、わかりやすく。お客様目線になって点検・整備などについて伝える

テクニカルアドバイザー(T/A)は、お客様のお車の点検・整備の受付や、お客様が安心・安全にお車をお乗りいただけるようにアドバイスをする仕事です。お店のフロントに立って、お客様に点検や車検の内容を伝えたり、それを整備士の方へ連絡したりもします。加えて諸費用の清算など、お金の管理も大切な仕事です。

入社のきっかけは、1つは接客業をしたかったということ。飲食のアルバイトをずっとやっていたので、自分は人と対面で話す仕事が向いていると考えました。もう1つは、地元で働きたいと思っていたことです。仕事をしながら、家族や友人と過ごすプライベートな時間も大切にしたかったので、地元で働ける埼玉日産を選びました。また、福利厚生が充実しているところも魅力でしたね。

入社すると、まずは2か月間の全体研修があり、社会人の基本から教わります。私は車のことに詳しくなかったので少し心配でしたが、その後も1か月に1度のフォローアップ研修があったため、接客や車検についてなど、車に関する専門的な知識を学んでいくことができました。

実際に現場に出てみるとわからないこともたくさんありましたが、最初は先輩が横に立っていてくれたので「どういう風にやるのかな」と横目で見ながらメモを取り、少しずつ仕事を覚えていきました。整備関係の知識は難しく、お客様から聞かれてわからないことも多かったのですが、わかったふりをせずに何でも先輩に聞いていました。

やりがいは、お客様から「わかりやすかった」「Kさんに聞いて良かった」と言っていただけること。私はもともと専門的な知識がなかったからこそ、お客様に寄り添って考えることを心がけています。整備の用語や税金に関することは難しいので、日常会話を挟みながらお客様が理解できるように説明しています。この姿勢を続けていくうちに、私を名指しして連絡をくださったり、お店に来ると私の名前を覚えてくださり、必ず声をかけてくれるお客様が少しずつ増え、とても嬉しく感じています。

また、当社の魅力の1つとして産休・育休の制度が充実していることもあげられます。温かくて働きやすい会社なので、私も将来結婚や出産を経験した後、産休・育休をいただき、その後は会社に復帰をしたいと考えています。子育てをしながら働く先輩方も多くいるので、私も長く働き続けられたらいいなと思っています。
(Kさん)

とある1日のタイムスケジュール

【カーライフアドバイザー・Sさんの1日】
6:30 起床 
ひとり暮らしを始めたので、まずは自分で洗濯をしてお弁当をつくります。
趣味はトレーニング!食事は白米・鶏肉・卵などのシンプルなメニューが中心です。

9:00 出勤 
8時に家を出て車で通勤し、9時前には会社に着くようにしています。
朝礼で当日の来店予定などの情報を共有し、試乗車を出して開店準備をします。

10:00 開店   
開店後は、点検のお客様、飛び込みのお客様の対応などが15時くらいまで続きます。

12:00 昼休み 
お客様の来店ペースによって時間は変わりますが、自分でつくったお弁当を食べます。
ネットニュースで話題になる情報を探したり新型車の勉強をしたりもしています。

13:00 午後
午後もお客様の対応を続け、15時から18時の間は書類整理や事務処理。
18時から試乗車を片づけて翌日の準備をします。

19:00 退勤
19時に退勤。20時前に帰宅し、ジムへトレーニングへ行きます。
晩ごはんも自分でつくります。休日にまとめて用意し、小分けにしたりしています。

24:00 就寝
ナイトルーティンといえば、寝る前に読書をすること。
営業のビジネス書、お金の管理の本、小説などを読んでいます。

【テクニカルアドバイザー・Kさんの1日】
7:30 起床
7時30分に起きて、身だしなみを整えます。朝食は食べない派です。
7時50分には車で会社に向かいます。

9:00 出勤
9時前には会社に着き、9時20分から朝礼。部署の売上や目標などを把握します。

10:00 開店
開店前からお客様が待っているので、10時になったらロールカーテンを開け、
みんなで一斉に「お待たせいたしました」とご挨拶をします。
午前中は、点検や車検の予約をしているお客様の対応で走り回ります。

12:00 昼休み
食事をしながらマンガを読んだり、会社の人とお話したりしています。

13:00 午後
16時くらいまでお客様の対応が続きます。その後は翌日のお客様の書類作成や
整備士の方への連絡、金庫の締め作業などを行い、閉店準備をします。

18:00 退勤
帰宅後はごはんをつくったり、ゲームをしてゆったりと過ごします。

24:00 就寝
ナイトルーティンといえば、ハイボールの晩酌。氷をアイスピックで砕いて、
何本かあるウイスキーを違う味で楽しむのが好きです。

学生の方へメッセージ

車は決して安い買い物ではありません。他社と比較検討して購入されるお客様も多いなか、「君の対応が良かったから」「あなたとのお付き合いを続けたいから」と、商品ではなく、自分の人柄で選ばれたり、車のメンテナンスや買い替えの際に頼りにされたり。このように大きな信頼を得て、長くお客様とお付き合いができる仕事は、それほど多くはないと思います。

当社では、店舗で常にサービス(整備)部門と連携してお客様の対応にあたるため、何よりもチームワークを大事にしています。新入社員研修をはじめ、入社後3年間行われるフォローアップ研修は、業務に関する知識、提案力を身に付けるだけでなく、同期との絆を深めることが狙いです。説明会などで「どんな人が向いていますか?」と聞かれますが、車が好き、話が上手というよりも、周囲の仲間と協力して物事にあたれるかどうかのほうが重要と考えています。

車は私たちの生活に密着しており、暮らしや働き方、時代の動きによって在り方も変化します。その流れに対応しつつ、カーライフを通してお客様の生活に寄り添えるのがC/A・T/Aのやりがい。当社は地域密着型で、ライフステージが変わっても、お客様と共に地域で長く働けます。人と接することが好きな人やチームワークでお客様のためにみんなと協力し合える人とお会いできることを楽しみにしております。
(人財開発部 課長代理 採用担当/門野 久美子)

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チームワークを大事にする同社は、全国117社の日産販売会社の中で社長賞を19回受賞。2021年度は売上・販売台数・顧客満足度の総合評価で「最優秀社長賞」を受賞している。

マイナビ編集部から

「埼玉日産を選んだのは、人の魅力も大きかったです」。Sさんは入社動機について詳しく話してくれた。「説明会で人事の方と初めて会ったときに『一緒に働きましょう』と明るく声をかけていただき、それまで感じたことがない人の温かさを感じました。最終面接でも『来たね~』と笑顔で言ってもらえて、ここで働きたいと入社を決めました」。

Kさんは同社の温かい雰囲気について話してくれた。「配属されて間もない頃に声が小さいことでお客様に注意をされ、泣いてしまったことがあったんです。落ち込んでいた私を見た先輩が、励ましの言葉とともにアドバイスもくれました。先輩からの助言を実行したことで、今ではそのお客様といちばん親しい関係になれました」。

後輩に優しく寄り添い、叱るべきときは叱ってくれる先輩たち。2人は口を揃えるように同社の人の温かさについて話してくれた。成長している会社、安定している会社は他にもあるかもしれないが、働くうえで一番大事なのは、やはり「人の魅力」である。

同社の企業理念は、「CS(お客様満足度)の向上はES(従業員満足度)の向上から」。お客様の満足を引き出すためには、まず社員が満足し、誇りをもって仕事に取り組み、「埼玉日産で働いて良かった」と思える会社であること。同社はそんな願いを実践している企業だと、取材を通して感じることができた。興味のある方はぜひ一度、会社説明会へ足を運んでみてほしい。

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社員が幸せになることで、お客様に喜ばれる最高のサービスを提供できるようになり、その結果、業績の向上に繋がる。この理念を大事にすることが同社の原動力になっている。

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