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最終更新日:2024/8/7
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部署名東洋学園児童部
私は、「福島県」で、「障がい」のある方を対象に仕事がしたいと思っていました。きっかけは、大学生の頃に3障害を対象とする就労継続支援B型事業所に定期実習を行った時のことでした。人懐っこい性格の利用者さんが積極的に話しかけてくれたのですが、私はなかなか言葉を聞き取ることが難しく、利用者の方は話す事を諦めて離れていってしまいました。私は、事業所の職員や大学教授に状況を伝え、障がいに対する知識や経験則をお聞きし、私自身から筆談や絵カードなどを提示して、積極的に関わってみることにしました。すると、言葉では分からなかった利用者さんの気持ちが理解でき、利用者さんにも笑顔がみられました。利用者さんのように配慮が必要な方が多くいるということを知り、まだまだ課題の多い「障がい」の分野で、自身の地元である「福島県」で、力を発揮したいと思ったことが入社を決めた理由です。
障がいのある児童を対象とした入所支援施設です。子どもたちの衣食住を含めた生活支援とともに、18歳以降(学校卒業後)の進路に向け、児童相談所や特別支援学校とも連携を図り、子どもたちの障害特性や成長・発育に合わせた支援を行っています。
私にとって仕事のやりがいは、利用者の成長を感じられた瞬間にあります。予定の変更にうまく対応できない利用者さんに対して、それまでの生活ルーティンを崩さず、学校生活や集団生活の中で、新しいスケジュールに慣れてもらう方法はないか試行錯誤していました。タイムスケジュールを絵カードを用いて作成し、生活に見通しのもてる環境を提示したことにより、落ち着いて生活を送ることができるようになり、「思いが通じた」と実感するとともに、利用者さんの成長を感じることができました。日常的に気づきをもち、表情や言動を観察することを積み重ねることが重要であると改めて感じられ、子どもたちとともに成長している自分の姿がありました。
若手が多い現場でもあり、互いに切磋琢磨しながら、スキルアップしていくことが求められます。また、後輩育成の点では、「はたらきやすい職場」を目指すことで、ひいては利用者さんの「住みやすい場所」へと繋がると感じております。子どもたちが安心して生活していける社会づくりを目指し、地域との共生も図っていきたいと思っています。
皆さんにとって「障がい」というのはどのようなイメージですか?そのイメージは真実なのでしょうか?実際に見て、聴いて、関わって、「障がい」に触れてみて下さい。あなたの視野を広げてくれると思います。ぜひ一度見学にお越しください。