北王コンサルタント(株)

　勤務時間については最近子供が生まれたことでフレックスを活用し、7:00～16:30と通常の勤務時間から一時間早めるような形で勤務しています。閑散期の残業時間はほぼ無く、繁忙期は2時間以上と、国や地方公共団体などの発注者が多く、成果物の納品時期が年末に固まっていることあり、働き方にはメリハリがある職場となっています。
　勤務場所については、家が近いことから、内業についてはほぼオフィスで行っています。年間を通しては、春から夏にかけては現地調査による多く、秋から冬にかけては社内での図面作業やデータ処理をすることが多いです。また、最近は発注者と打ち合わせをする際、先輩社員が今までおこなってきた、とりまとめ内容の説明や確認を、自分の方で主体的におこなうなど責任ある立場になりつつあります。

　先輩社員とは和気あいあいと働いています。仕事以外にプライベートでも育てた野菜をもらったり、子供服のおさがりをもらったりととてもお世話になっております。後輩社員とは仕事やソフト・機具の使い方など教えることが増えましたが、自分としても復習になるほか、人に伝える時どういった表現が分かりやすいのかなど逆に勉強になります。
　顧客については上記の通り国や道、市町村といった行政機関が多いのですが、勤務年数的に主な担当者が同年代にシフトしていく中で、互いに分からないこともまだまだあるのですが、やり取りを通して一緒に勉強しながら業務を遂行していくような連帯感を感じます。

　主に担当している計画業務ですが、用排水路の整備や畑の整地といった公共事業について、基礎調査を行ったり、概略的な設計から事業費を算出し、経済効果を分析したりするような業務内容となっております。事業全体の方向性を検討することから、専門的な知識よりも、事業制度なども含めた幅広い知識を要求されることが多いため、設計に関するスキルよりも、経済効果分析などの評価手法や営農計画の策定といった、他の部署とは違ったスキルが身に付きます。もちろん基本的な測量・設計に関する知識・スキルは必須となるため、それらについても先輩社員に聞いたり、社内外の講習などで学ぶ機会があります。

　入社については、もともと母親の実家が帯広で、大学生としても過ごしてきた場所で思い入れがあったため、その中で勉強してきたことを活かしつつ、社会基盤の整備を通して十勝への地域貢献ができる仕事としてとても魅力的を感じたことがきっかけです。
　嬉しかったエピソードは、自分が携わった仕事で、発注者に「お願いしてよかった」と言われたことがとても嬉しかったです。やりがいについては、近年社内でDX化を推進するプロジェクトに参加しているのですが、UAVやAI活用といった最先端の技術に触れ、今後の会社・業務をどう変えていくかを、若手主体の仲間と考えることにとてもやりがいを感じています。

　普段はそれぞれが集中して業務を行うスタイルの方が多いせいか、静かな職場ですが、懇親会など飲み会の席ではとても盛り上がります。また上述のDXプロジェクトでは、最新機器を見学するために出張したりするのですが、道中や空いた時間で、業務を含めたいろいろな話をすることができ、とても楽しいです。またクラブ活動や趣味などを通じて部署を越えてプライベートで遊んだりすることもあります。自分は釣りや楽器が趣味なのですが、一緒に十勝の河川に釣りに行ったり、音楽室やコミセンを借りて好きなバンドの曲を練習するなど充実しているほか、今年は登山などにもチャレンジしようと思っています。