IT企業といっても、その種類はさまざまです。例えば、インターネットのサービスそのものを提供するインターネット業界。キャリアを中心とした通信系。組み込みソフトなどを手掛けるハード系。OSやパッケージソフトを提供するソフト系。システムをつくり、その運用までを担う情報処理サービス系など。このうち、当社はSIer企業として情報処理サービス系に属しています。
また、企業が抱える問題をITで解決するSIerも、メーカー系/独立系/ユーザー系などに分かれます。メーカー系の会社であれば、系列会社の案件や、提供される製品の利用頻度が高くなります。一方、独立系にはそうした縛りはなく、いろんなベンダーの製品を組み合わせて使うことができます。ユーザー系は金融機関やメーカーなど、親会社の案件に取り組む会社です。こうした分類によっても、仕事内容に差が出ることは言うまでもありません。
また、開発の仕事はよくピラミッド構造に例えられます。お客さまと最も近い1stの位置で仕事をするのか、あるいは2nd、3rdなのか。マネージャーとして活躍したいなら1st、プログラミングをやりたいなら2ndが良いという切り口もあります。どういった仕事がやりたいのかで、おのずと選択肢が見えてくるということです。
(人事総務部/Wさん)