(株)セトウチ

私は、入社後、主に橋に関わる仕事をしています。今ある橋を維持管理する橋梁補修設計や橋梁点検という業務や何もない所に橋を計画する橋梁詳細設計などを担当しています。コンサルタントというとデスクワークのイメージがあると思いますが、橋の調査などで現場にでることも多く、夜間作業などもあります。

仕事を進めていく中で出てくる様々な問題を克服し、業務が完了したときは達成感があり、また、何もない所に自分が計画した橋が実際に施工され、地図に載ったときはさらに感動します。
補修設計では、橋ごとに補修する内容が異なり色々な工法を提案する必要があります。翌年には、新工法が出ていたりと橋１橋だけでも無数の補修案があり、その中で最も適した工法を提案し、発注者に採用され工事が無事に完了したときは嬉しく思います。

社内では、周囲に対する気配りを心掛け、現場作業では、安全作業で行うことはもちろんのこと、作業時の注意事項などを上司と相互に確認し事故がないよう作業することを心掛けています。日頃から社員同士がコミュニケーションをとることで、働きやすい職場づくりと連携がうまくいくと思っています。

学生時代に分からないことや気になることがあれば何でもいいので先輩や教授に質問する癖をつけることをお勧めします。なぜなら業務において自分の力のみで解決することが難しい問題があり、上司や同僚に質問し教えてもらわなければいけないことが多くなるからです。一人で抱え込むより他者の力を借りるほうが効率的に解決することができます。
他者に教えを乞うことは決して恥ずかしいことではありません。質問や対話をすることでコミュニケーション能力もつき、自分自身に自信を持つことができるので積極的に質問をしてほしいと思います。