(株)丸久【アルク／マルキュウ／アトラス／中央フード／サンマート】

・開店前は朝届く日配部門の商品をパートナーさんが品出ししやすいよう、豆腐や納豆など種類ごとに荷分けします。その後はその日の特売コーナーを作成します。
開店後、食品部門入荷の日は食品部門の特売の準備を行います。例えば、カップ麺類であれば種類ごとにキャリーに乗せ、段ボールを切ってお客様がとりやすいように、商品が見えやすいように準備しておきます。
菓子部門の入荷の日は、菓子のエンドを作成します。今エンドにあるもので少なくなったものは外し、新しく入荷したものが目立つように幅も広く取ってお客様の目を引くような陳列を心がけます。
・発注日には食品部門（ドライ）の（定番、エンド・特売追加）発注を行います。土曜日などのよく売れる日や運動会などのイベントで売り切れやすいものは特に注意して多めに発注をしたりします。
・ハロウィンやクリスマスなどの催事には、特設コーナーを作成します。

加工食品部門は食品の旬等で季節を感じる他の生鮮部門と違って、季節が変わる前に少し早めに先取りして、季節の訪れをお客様にお伝えする、店内の雰囲気を作る部門だと感じています。
9月のはじめにはハロウィンのお菓子の催事コーナーを作成しました。種類、数量ともに多く、時間もかかりレイアウトにも悩みましたが、ご来店されたお客様の「あら、もうそんな時期なのね～」とわくわくした様子を見ると、頑張って準備してよかったなと思います。またそれが、季節を少し早くお伝えする側である加工食品部門の面白さのひとつでもあると感じます。

私は管理栄養士養成施設のひとつである大学を卒業し、食品の流通や販売に興味がありました。食品は生産、加工され、様々な人の手を辿って販売され、消費者に届きます。販売（加工もありますが）を行う丸久は消費者にもっとも近い、流通の最終的な部分であり、そこに携わりたいと感じました。また、人と関わることが好きだったため、接客業をしたいという思いもありました。

丸久に入社して良かったと感じることは従業員の人の良さです。人事の方だけでなく、店舗の上司やパートナーさん、同期の仲間、お世話になっている方は本当に親切な方ばかりです。今はまだ知らないことのほうが多く、毎日学びの連続ですが、わからないことは丁寧にわかるまで教えてくださり、間違っているときもフォローし、必要なときにはきちんと叱ってくださることもあります。人事の方は定期的に様子を見てくださり、いつでも相談できる状態を作ってもらえる風通しの良い会社だと感じています。

自分がやりたいことは何か、自分が仕事に何を求めているか（お金、やりがい、安定した生活、地元就職等）を考えておくこと。はっきりと1つに絞らなくても、何を大切にしたいか考えておくと職業選択しやすいと思います。

私は、給料や福利厚生、休日等も大切ですが、自分の興味のあること、面白い、やってみたいと思える仕事をしたいという思いが強く、やりがいを大切にしたかったため、まず自分は何に興味があるのか、やってみたいことは何かを考えるための自己分析と世の中にはどのようのな職業があるのかという情報収集のため、説明会へ参加したり、すでに社会人になった先輩にお話しを伺いに行ったりしました。

通っている大学や持っている資格にとらわれ過ぎず、自分自身の本当にやりたい仕事、なりたいものを目指すという選択肢もあって良いと思います。就職活動は悩むこともたくさんあると思いますが、たくさん悩んで考えて迷った末に自分で選んだ場所であればたとえ思っていたところと違ったとしても間違いや失敗ではないと思います。