栄研化学(株)【東証プライム上場】

入社して初めの配属はDMR（臨床検査薬MR）で、東京23区内を担当していました。約10年間営業担当者として医療機関の検査室などへ訪問し、お客様に自社の製品に関する情報提供や提案を行っていました。そして、入社12年目には営業での製品知識やお客様対応の経験を生かし、自社の製品全般の問合せ・電話相談窓口であるカスタマーセンターへ異動し、現在に至ります。
DMRでもカスタマーセンターでも共通する大切な事の一つは「お客様に正確な情報提供を行うこと」です。そのためには、広い製品知識に加え、最新情報を収集するなど学ぶことは多いですが、マーケティング部門などの各製品の専門部署や営業部門などの協力を得ながら対応をしています。
カスタマーセンターでは、表情や現場の雰囲気などが見えない「電話」にてお客様と会話をするので、より丁寧に対応することを心掛けています。

当時、人の健康を支える「医療分野」で仕事がしたいと就職活動をしている中で、医療用医薬品には病気を治療する為のものだけではなく、病気を見つけるための検査に使われる「臨床検査薬」というものがあることを知りました。
また、病気の早期発見や適切な診断に必要な「臨床検査薬」を製造するメーカーでお客様へ直接情報提供や製品提案を行う営業職に携わることを通じて医療に貢献したいと考え、DMRを希望しました。
幅広い分野の臨床検査薬を取り扱っていること、LAMP法という独自の遺伝子増幅法を開発・製品の発売をしていることが栄研化学に決めた理由です。

私は合計3回の出産・育児休暇を経て、現在育児短時間勤務制度を利用しながら仕事をしています。
1人目の妊娠期間中は営業担当者として勤務しており、当時は女性営業担当者も多くはない環境でしたが、「転ばないようにぺたんこ靴履くといいよ！」、「重いもの持っちゃダメだよ！代わりに運ぶよ！」など、同僚の方々も温かく見守ってくださり、とても助かったことを覚えています。
また、その他にも全職種スーパーフレックスタイム制度やテレワーク勤務制度を活用し、よりフレキシブルに予定を立てて働くことができています。実際、子どもの授業参観などの学校行事は、平日の日中、しかも短時間に行われることも少なくないですが、年次有給休暇を取るという選択肢の他に、勤務時間中のその時間だけ仕事を離席できたことが何度もありました。
同僚の育児に対する温かい応援と協力にとても感謝していることはもちろんのこと、両立しやすい制度が設けられていると実感しています。

【2022年当時投稿】