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最終更新日:2024/9/30
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部署名知的財産部【入社当時:研究開発職】
勤務地東京都
仕事内容自社製品や発明の知的財産権(主に特許・実用新案)に関する業務
私は2010年に、「LAMP法」を用いた遺伝子検査薬の研究開発職として入社し、NTD(顧みられない熱帯病)、真菌感染症、環境検査など試薬開発や既存製品のフォローアップに携わっていました。若手のうちから基礎技術の検討をはじめ、新製品の開発や既存製品の改良まで、幅広く研究開発活動に従事していました。そして研究者の経験を活かし、2016年には現在の知的財産部へ異動し、主に遺伝子検査分野の特許調査や特許出願権利化業務を任されています。知的財産部のメインミッションは、自社技術を特許で守り、他社の知的財産の権利を侵害していないか未然に防ぐことです。他にも、研究員に対する知財教育や、大学や研究機関との共同開発支援、契約業務やライセンス業務も行っています。異動当時は知財や法律に関する業務は初めてで、戸惑いを感じることもありましたが、知財経験が豊富な先輩から親切に指導いただき、すぐに実践に移ることが出来ました。また、同僚の中には、私と同様に研究開発職出身の方も在籍しており、これまでの専門知識を活かした特許戦略の進め方を身近で学ぶなど、自身のスキルアップにも繋がっています。
私は1人目の育児休職後、体調不良のため1年足らずで急遽入院することになりました。そのような状況でも上司や人事部門をはじめとする周りのサポートが手厚く、業務の心配をすることなく、そのまま2人目の産休に入ることが出来ました。その後、2人目の出産を経て、育児休職の終了を迎えようとした頃、新型コロナウイルス感染症が流行し始めました。保育園の休園や呼出が頻繁に起き、復職に対しとても不安でしたが、育児短時間勤務制度やスーパーフレックスタイム制度、テレワーク勤務制度の活用、そして周りの理解と協力もあって安心して復職することが出来ました。育児と仕事の両立はとにかく時間との勝負であり、想定外のことばかりですが、上記制度により解消され、自宅から会社までの物理的な距離があっても、育児と仕事を両立しながら働くことが出来ています。また、知的財産部では、知財管理や調査に関する電子システムや、メールやチャットといったコミュニケーションツールが充実しており、業務を効率良く進め、時間を確保する上で活用しています。産休・育休などを取得したとしても、働く女性が子育てをしながらキャリアを積める部署だと実感しています。
企業における知的財産の役割はますます重要になってきています。事業戦略のための基礎知識や知財戦略について習得し、自社事業のために戦略的に知財活動を計画し、実行できるようになりたいです。自社の技術を知財戦略により強化し、進歩させることで、より多くの世界中の人々の健康・生命を守る製品・サービスを提供し、社会に貢献していきたいと考えています。【2022年当時投稿】