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最終更新日:2024/5/7
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部署名海外企画営業室 企画営業二部(アムステルダム駐在)
仕事内容海外サービス:欧州での臨床検査機器に関わる技術サポート
入社後、日本国内で医療機器フィールドサービスとして5年間所属していました。現在では欧州支店(オランダ・アムステルダム)に赴任し、海外部門における技術サポートを担当しています。海外でのサービス業務は、日本国内での医療機器フィールドサービス業務とは異なり、医療機器導入時の取扱説明、点検、修理、データ分析等、医療機器に関する全般的なことをすべて現地代理店にお願いすることになります。そのためには、事前の医療機器トレーニング、最新の情報提供、トラブル解決法の提案によりサポートする必要があります。自身が国内で現場対応をしていた時と同様に再発防止のためのアドバイスも行い、お客様に安心して使っていただくことが目標となります。
大学で臨床検査の専攻であったことと大腸に関わる病気について研究をしていたことが大きな理由となります。栄研化学は臨床検査薬の総合メーカーであり、検査薬について多数の製品を製造・販売しています。特に、大腸がんのスクリーニング検査である便潜血検査が国内シェアトップであることが志望した決め手でした。大学の専攻での知識を活かしながら、研究で関わった内容についても仕事を通して継続する可能性があり魅力的でした。医療機器の技術サポートを担当しようと思った理由は、自動化が進んでいく臨床検査の中でその医療機器を扱うことができれば、将来の自分にとって大きな力になると考えたからです。そういった意図を採用選考中だけでなく、入社後も通じて会社に理解していただいており、上司や先輩社員にサポートされながら、自分のしたいことはできていると感じております。
大学では臨床検査を専攻していたことから、測定原理や病院検査室の検査の流れ、業務されている臨床検査技師がどのように動いているかは学んだ部分もあり役に立っています。特に、測定したデータの解析において、どのようなことが原因で異常値がでているかといった考える力を身につけてきました。その力を活かし、医療機器としておかしいところはどこかといったような「見つける」ことでわかることを常に探求しています。それを改善案として提出したり、医療機器のトラブル対応の資料作成に役立てることができ、壊れたものがまた使えるものになることにやりがいを感じます。
医療機器フィールドサービスでは医療機器を扱う担当者として、お客様との距離が比較的近く、市場の医療機器の状況やデータをいち早く知ることができる利点がありました。一方で、海外での代理店対応は顧客と直接面会することは少なく、代理店を介して情報を提供していただく必要があります。その情報を迅速に聞き出すためには、何よりも信頼関係が必要であると考えます。まずは、メンテナンスや修理時のユーザーからの要望・改善案を実現することに尽力しています。誰よりも医療機器や検査薬を使用している人は、現場で測定している検査技師の方々です。そういった方のグローバルな声を会社に伝え、改善させていくことが私の今後の目標であると考えます。【2023年当時投稿】