最終更新日:2024/7/23

(株)IJTT【いすゞ自動車グループ】

  • 正社員

業種

  • 自動車・自動車部品
  • 輸送用機器(船舶・航空・宇宙関連など)
  • 金属製品
  • 機械設計
  • ソフトウエア

基本情報

本社
宮城県、神奈川県
PHOTO

鋳造に少しでも興味があればぜひ見学にきてくだい

  • S.S【北上工場】
  • 2009年入社
  • 工学資源学部 機械工学科 卒業
  • 鋳造技術第2部
  • 新製品立ち上げに伴う金型及び設備の導入

会社・仕事について

ワークスタイル
  • 多くの人と接する仕事
  • 形の残る仕事
現在の仕事
  • 部署名鋳造技術第2部

  • 仕事内容新製品立ち上げに伴う金型及び設備の導入

入社~現在までの仕事内容

生産技術の主な仕事は金型の導入、設備の導入、金型や製品の3Dモデリング作業の3つに分けられますが、私は金型の導入を担当しています。金型の仕様が対象製品の生産効率や品質にダイレクトに影響しますので、生産工程の様々なことを把握したうえで検討しなければなりません。また、金型の導入に付随する様々な活動も行います。具体的には客先との製品仕様の交渉、現場作業員の作業手順の検討、副資材の選定、治具の設計など多岐にわたります。私が入社する以前は製品の種類ごとに立ち上げ担当が分かれていましたが、私自身はオールマイティに業務をこなせるようにと様々な製品の立ち上げを任されました。覚えることも多いですが、先輩方のアドバイスを参考にしながら日々頑張っています。
他にも新規品の引合い検討、試作品の納入対応、老朽化した金型の更新、客先からの依頼による他社製品のベンチマーク調査などをします。仕事の幅が広く難しそうに思えますが、段階を踏んで業務をこなしていきますので心配はいりません。


関わった仕事で一番印象に残っていること

印象に残っていることは、砂型の三次元プリンターが導入されたことです。
量産品であれば砂型を大量に作ることができる金型が必須ですが、試作品は納品数が少なく、かつ短納期を求められます。この場合は型の製作期間が長く、費用も高い金型は不向きです。
対して三次元プリンターは金型を用いなくても砂型を作ることができるので少量生産、短納期が可能です。設計変更に対しても柔軟に対応できるのもメリットです。また、最適な鋳造工法を見つけるためにいくつものパターンで砂型を作ることができます。
なんだか機材の売り込みみたいになってしまいましたが、三次元プリンターが導入されたことで私自身も仕事がしやすくなりました。
他にも鋳造解析ソフトや非接触式三次元測定機などの最新機器が導入されるたびに仕事の質が良くなっているのを感じているので新しい技術をさらに使いこなせるようになりたいです。


この会社に決めた理由

大学卒業後は地元である岩手で働きたいという気持ちと、自動車に興味があるため自動車関連の会社で働きたいという2つの志望がありました。志望を就職担当の先生に伝えた際にこの会社を勧められたのがきっかけで興味を持ちました。
鋳造は私の専門外でしたが、工場見学の際に生産している製品のスケールの大きさにインパクトを受けた私はますます興味を持ち、入社を決意いたしました。


学生へのメッセージ

生産技術の仕事は多岐にわたりますが、その分同僚や先輩とコミュニケーションを密にとって互いに支えあいながら仕事を進めています。困ったことがあればすぐに相談できる環境にあるので職場の雰囲気は良いです。
私は鋳造のことをよく知らないまま入社しましたが、新入社員教育や実際の業務を通して鋳造について一つずつ学びますので専門外でも大丈夫です。職場には材料科出身の人と機械科出身の人がいますが、材料工学科出身は鋳造品質に強く、機械科出身は図面に強い印象を受けました。ベテランになるとその差は無くなりますが、それぞれの強みが仕事に活かされています。自分自身の得意分野が何の役に立つかわからないという方でも、鋳造に少しでも興味があればぜひ来ていただきたいです。意外なところで役に立つかもしれません。


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