新潟運輸(株)

学生時代に地元の企業で社会に貢献したいと思いつつ就職活動を進める中で、新潟運輸の企業説明会に参加したことが入社のきっかけでした。ひとくちに地元企業といっても様々な業種と企業があります。その中でも、地域と地域をつなげる物流とお客様の様々なご要望にお答えする姿勢に感銘を受けて入社を決めました。私たちは基本的に宅配ではなく、主に企業から企業へ商品を届ける仕事を担っていますので、学生の皆様と直接関わる機会は少ないかもしれませんが企業活動を陰ながら支えております。企業にとって物流はインフラであり、私たちがいなければお客様の商いや活動が滞ってしまいます。担当させていただいているお客様から「新潟運輸さん、いつもありがとうございます」とお言葉をいただいた際に入社してよかったと感じました。

物流の仕事は学生の皆様からするとトラックが走っている所を見かけることがあると思いますが、なかなか支店内の仕事は知る機会が少ないと思います。現在、私は業務課の発着業務に従事しております。主に電話・対面でのお客様対応や荷物のお預かり、ドライバーが集荷してきた商品を他支店や他社に送る手配、配達する商品の異常の有無の確認・対応など行っております。現在の業務は様々な部署、具体的にはドライバーの管理を担当する外商課、経理を担う未収課、大型トラックの管理を行う運行課などと協力しながら対応する案件が多いです。支店の全体と関わりながら現場とお客様に対応する部署であり、物流の様々なことを実践的に学べます。

入社前はどうしてもドライバーには怖い人が多いイメージがありましたが、実際に入社してみて皆様とても優しい方々でドライバーからの依頼がある時も優しく声をかけてもらったり、休憩中にドライバーだからこそ知っている情報を教えてくれます。同僚や上司も非常に優しく物流の仕事をゼロから丁寧に教えてもらいました。まだ入社したばかりの頃は右も左も分からない状態でしたが、上司や先輩に支えられながら仕事に向き合って行く中で、商品がどのように流れていくのか、必要な情報をどのように集めればればよいのかが分かってきたころから、様々な案件に対応できるようになって来ました。まだまだ勉強中ではありますが、周囲の人達から温かい声をかけてもらっており、とても嬉しく思っております。

仕事をする上で心掛けていることは「準備」・「確認」・「情報整理」です。現在の業務に就く以前に上司から「物流の８割は段取りだ」と教えていただいた時から段取りや準備を心掛けるようにしております。また、「確認」については、以前仕事でミスをしてしまった際に行動する前に5秒だけ確認すれば防げたものがありました。以来、それぞれの仕事の最後に確認することを心掛けてます。最後に「情報整理」について、情報整理を怠ると自分がどのような案件を抱えていたか、どう対応したかが分からなくなってしまうことがあります。そうなると、お客様や他店に迷惑を掛けてしまうのでノートにその日に自分が対応した仕事を記録する習慣を付けました。

就職は人生の中で大きな決断です。ある組織の中で数年から数十年の時間を過ごす訳ですから、皆様もとても緊張されてると思います。私自身も入社を決断した際はとても緊張し、その日は眠れませんでした。まだ入社して1年程度ですが、学生時代では想像できないような経験をたくさんしてきました。縁の下から皆様のお役に立っているという自負の下、本日も銀色のトラックを通じてまごころをお届けしています。弊社にご興味があるという方々と将来、一緒にお仕事ができたら嬉しく思っております。