最終更新日:2024/4/24

(株)東京建設コンサルタント

  • 正社員

業種

  • 建設コンサルタント

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

公共事業という国土づくりの一翼を担い、人々の安全・安心・便利な暮らしに貢献する!

PHOTO

若手技術者によるグループトーク

若手技術者として活躍する皆さんに、入社の動機や、社風、仕事のやりがいなどについてお話を伺いました。

◆小澁晴信さん 東京本社 地域防災本部 第二部
 (写真左)  理工学研究科土木工学専攻修了

◆高岸智紘さん 東京本社 流域施設本部 河川施設第一部
 (写真右)  理工学研究科土木工学専攻修了

◆増田光久さん 関西本社 道路・交通部
 (写真中央) 理工学部建設システム工学科

最新鋭の高い技術を通じて社会に貢献する若き3つの力

趣味は子どもの頃から続けているトロンボーン。社会人オーケストラや音楽仲間で結成したアンサンブルなどでも積極的に活動をしている小澁さん。
社内に声をかけフットサル部を結成した高岸さん。練習場所の確保やスケジューリングなどプレイングマネージャーとして大活躍。大会にも出場し好成績を収めている。
名古屋市で生まれ育った増田さん。関西に赴任することに少し不安があったそう。「先輩たちが気さくに話しかけてくれたので、すぐに馴染むことができました」

最新技術を積極的に取り入れ、現場に合わせて臨機応変に対応

【現在の仕事内容】
◆小澁 河川に流入した降雨が海に流出するまでの流れを解析し、流域に与える影響や災害の危険性予測などを行っています。私の担当は主に一級河川で、上流から下流、さらに支流まで様々に状況が変わり、対応も多岐にわたります。そのため、これまでに蓄積されてきた知見や学会等で発表される最新の技術を用い、それぞれの河川に合致した解析モデルを作成し、予測・検証を行い、その対策を検討しています。
◆高岸 洪水によるはん濫を防ぐ堤防や護岸、用水の取水や排水機場からの排水を目的とする樋門・樋管など、河川の機能を支えるために重要な役割を果たしている構造物の設計を受け持っています。場所によって状況が異なるので、現地を見てその場所ごとの課題を抽出し、設計に反映させています。
◆増田 橋梁の設計や維持補修計画の作成を担当しています。橋梁の設計は構造計算により必要な強度を確認していくので、様々な条件を想定した安全性の確保が求められます。それだけに、いつも緊張感を持って仕事をしています。橋梁の維持補修計画の作成では、まず現地に足を運び、傷んでいる箇所の損傷程度と原因を診断します。橋梁や道路は地域社会に必要不可欠なインフラです。いずれの仕事も地域ごとに求められる性能や条件が異なり、クライアントと密に連絡を取りながら進めることが重要となります。

【入社を決めた理由】
◆小澁 大学で学んだ水理学を活かせる仕事に携わりたいと考えていたので、建設コンサルタント業界の中でも『河川の老舗』といわれ、日本を代表する河川で数多くの業務を手がけている当社はとても魅力的でした。また、クライアントから数多くの表彰を受賞し、技術力を高く評価されていることも入社を決めたポイントです。
◆増田 様々な専門知識を持った技術者がいることが入社の決め手でした。ここなら、確かな技術力を身に付けることができると感じました。当社は、他部署との技術交流が盛んで、各専門分野のベテラン技術者から直接話を聞くことができます。積極的に学びたい人には絶好の環境だと思います。
◆高岸 河川構造物の設計に興味があったので、他の追随を許さない豊富な業務実績と高い技術水準を有している当社は魅力的でした。頭のネットワークで社員の知的・技術ノウハウ等を全社で共有し、業務の改善・効率化と成果品の品質向上を行っていることにも感銘を受けました。

設計したものが形に。社会的影響力の大きさを実感

【仕事のやりがい】
◆小澁 近年は地球温暖化に伴う異常気象などによる水害や土砂災害が頻発しています。河川を取り巻く環境はより一層複雑になっており、高度な河川技術を求められています。こうした時代の要請に応える最先端の高い技術力を修得できること、そしてその高度な技術やノウハウを活用することで地域の安全に役立っていることに、とても大きなやりがいを感じています。
◆高岸 私は構造物の設計をしているので、自分の設計したものが施工後に形となって見えることが仕事のモチベーションに繋がります。多数の業務を受け持つため、施工された全てを現地で見ることはできませんが、以前携わった新潟県・福島県の豪雨で被害を受けた堤防は、復旧された現場を実際に見て、私たちが作るのはモノだけではなく“人々の生活そのもの”なんだなと感じることができました。
◆増田 クライアントから感謝の言葉をいただいたときにやりがいを感じます。1年目に、担当の一人として道路詳細設計業務の仕事に関わらせていただきましたが、期間が短く大変でした。道路計画は地元や関係機関との調整が膨大であり、効率的に業務を進めないと事業の全体計画に支障を来す恐れがあります。各担当者からの問い合わせにも迅速に対応し、無事、期日を守ることができたので、クライアントに大変喜んでいただけました。

気軽に相談、発言できる環境。部署を横断した情報交換を頻繁に行う

【社内の雰囲気や会社の魅力】
◆小澁 上司の指示で一から十まで行うわけではなく、自分で考えることを奨励してくれます。もちろん上司からの適切なフォローもあるので、若いうちから仕事を通じてどんどん成長できる環境があります。自分の得意分野について先輩から相談されることもあったり、とてもオープンな雰囲気です。
◆増田 気さくに接してくれる社員が多いです。仕事でわからないことがあっても、上司や先輩にすぐに相談できる環境があります。メリハリのある働き方ができるのも魅力です。ときには、部署を横断して若手社員が集まって飲みに行くことも。また、会社としても社内コミュニケーションを重視しています。
◆高岸 たしかに風通しの良さを感じますね。若手でも発言しやすい雰囲気や意見を尊重してくれるのは嬉しいです。私は入社1年目に有志に声をかけてフットサル部を立ち上げたのですが、今も定期的に練習して、大会にも参加します。他に野球部やジョギングクラブなどもあり、社員でバンドを組んで会社の近くで開催される大塚音楽祭に出演している人もいます。

【今後の目標】
◆増田 まずは、業務を通して経験したことを一つひとつ正確に身に付けていきたいですね。現在は、上司と一緒に仕事をすることが多いですが、早く一人で担当できるよう、成長するのが当面の目標です。ゆくゆくは、先輩に代わって部署を引っ張っていける人材になりたいです。
◆高岸 私も技術士の取得のために、業務の中で自分の担当でない部分も課題や解決策を考え、シミュレーションするようにしています。そうすることで新たな発見も多く、全体を視る視野の広さを養うことが出来ます。また、今後は規模の大きな水門や堰などの河川構造物も手がけていきたいです。
◆小澁 さらに高いレベルの技術を身に付け、より難しい問題に取り組みたいと思っています。例えば、実際の河川で起こる現象の再現には、河床の砂や粘土など水とは性質の異なるものも含めた水の流れの解析が必要です。そのような解析はとても難しいのですが、それを再現する技術、時代に先駆ける力を身に付けて人々の暮らしに貢献していきたいと思っています。

学生の方へメッセージ

会社の基本的な情報はホームページ等であらかじめわかっていると思うので、採用担当者も含めた社員の印象で決めるのもいいと思います。その人と直接仕事をするわけではないかもしれないですが、会社の雰囲気は感じ取れるはず。雰囲気の良さは働きやすさにつながりますよ。また、趣味など職場以外に楽しめるコミュニティを学生時代からつくっておくと社会人になってからも視野が広がりますのでおススメです。〈小澁さん〉
就職活動では、実際に日々働いている社員の生の声を聞いてどんな社会人になりたいか考えるのも参考になります。当社は、仕事に『やりがい』を求める人が合っている会社だと思います。「人のためになる仕事をしたい」「自分の仕事に誇りを持ちたい」「日本の未来を創っていきたい」と考えている人は是非当社の説明会へ足を運んでください!〈高岸さん〉
当社には河川のイメージが強いかと思いますが、道路、橋梁など、様々な分野のスペシャリストが揃っています。私は橋梁の設計を担当していますが、設計に不可欠な地盤の評価方法などは専門部署の先輩から直に学ぶことができます。他の部署の社員から聞く話は刺激的で知的好奇心がくすぐられる毎日です。多種多様な業務があるので、いろいろなことをやってみたい人におすすめしたい環境です。チューター制度など、教育体制が充実しているのも魅力です。〈増田さん〉

PHOTO
風通しがよく、部署を超えた技術者間のコミュニケーションも盛ん。社歴に関わらず発言できるオープンな雰囲気が魅力のひとつだ。

マイナビ編集部から

遠くからでもひときわ目立つ、スタイリッシュなデザイン性の高いオフィス。国土交通省や地方自治体の公共事業の一翼を担う同社の業務は、国の土台となるインフラ整備事業が多い。社会的影響力の大きい仕事がほとんどなので、やりがいもひとしおだ。ISOや頭のネットワークなどの活用により技術者の力を全社的に結集し、常に業務の改善・効率化と成果品の品質向上を行う姿勢は、まさにプロフェッショナルである。また、全社を毎週テレビ会議システムでつなぎ、外部講師の講義や表彰を受けた業務の紹介などにより新しい技術や必要な知識・情報を共有する「電子学校」や、全社員の技術力向上と開発技術の普及を目的として40年以上毎年開催されている「技術研究会」は他社には見られない独自の制度である。こうしたものを通じて、一人ひとりの社員が日々技術力を研鑚し、プロ意識を持ち業務に対峙する力を培っている。また、長年にわたって無借金経営を続け、業界最高水準の賃金を維持しているのも魅力。特筆した経営基盤を背景とした攻めの事業展開も見逃せない。東京建設コンサルタントは、公共事業の重要性があらためて見直されている昨今の社会情勢の中でも浮足立つことなく、長年積み重ねてきた「普遍の哲学」と、変わりゆく時代に「変化を恐れずに先回りして対応する力」の両方を兼ね備えた稀有な会社と言えるのではないだろうか。

PHOTO
柱が一本もないオフィスフロアは明るく開放感抜群。役職名ではなく「さん付け」で呼ぶなど社内の風通しは抜群だ。

トップへ

  1. トップ
  2. (株)東京建設コンサルタントの取材情報