ガスタービンは、空気の圧縮・燃料の燃焼で動力を生み出すという過程がひとつの機器内で完結する特徴的な機械です。大学で学んだ電気系統や制御の知識は発電機の周辺機器の動作やその目的を知る上で手助けになりましたが、ガスタービンやそのほかの機械や工具の知識は何もない状態で入社したため、入社後に製品や工具の名称からひとつずつ勉強しました。入社当時に覚えた知識が、いまはあらゆる場面でつながり、確かな知見となっていくのがとても楽しく、成功体験にも結びついています。学生のみなさんも入社後に学ぶ姿勢を忘れないで下さい。〈川本さん〉
「メンテナンス」のイメージは「修理の仕事」と思われがちですが、実際の仕事は少し異なります。対象となる機械や装置を修理すれば完了ではなく、不具合が発生すればその原因をあらゆる視点から考え、予測を立てます。その場で解決できなければ社内の専門家の意見を求めることも。お客様が運転条件を変更したい場合や、メンテナンス業者さんが安全・容易に作業ができるように改造の提案も行います。また、最新の製品や材料のグレードアップ品の提案など、お客様と信頼を築きながら進める場面も多く、コミュニケーションスキルも磨かれる仕事。社内では新たなアプローチでの開発も進み、仕事を通じてさまざまな業種のお客様、多彩な機械や装置と出会えて幅広い経験ができる環境だと思います。〈稗田さん〉