トリニティ工業(株)【東証スタンダード上場】

私の現在の仕事内容は、デジタルツールを活用した【解析業務】と【3Dスキャナ業務】の２つに取り組んでおります。
【解析業務】
トリニティ工業では自動車等の塗装、乾燥を行う設備を扱っており、流体解析、及び、構造解析を活用して低コスト・高品質となるような設備を検討しております。解析による『見える化』により、現状の設備の利点・問題点・改善案等を関係者と共有できるためより良い設備への検討に繋がります。
【3Dスキャナ業務】
新しく設備を工場に導入する際に、限られた設置スペースでお客様の満足する機能を成立させる事と設置スペースまでどの様に搬入・工事する方法の検討が必要となります。3Dスキャナで工場内の状態を撮影し、3次元データ化させる事で、明確な検討が可能となり、安全な工事方法・設置スペースに最適な設備構造の検討に繋がります。

【トリニティ工業に決めた理由】
私は大学在学時から卒業後に購入する自動車の検討をしておりましたが、最後に悩むのが自動車の『色』でした。『色』が異なるだけで自動車の印象が大きく変わり、同じ黒色でもツヤがある場合とそうでない場合とでも大きく印象が変わり、『色』は自動車には欠かせない重要な項目だと気付き『色』に興味を持っておりました。
また、私は機械システム学科出身で、産業機械等の『設備』にとても興味があり、設備メーカーでの就職を希望しておりました。そして、『色』と『設備』⇒『塗装設備』を扱っているトリニティ工業へ就職を希望をしました。
【入社してからの印象的なエピソード】
自動車の塗装後に熱風で乾燥させる設備『乾燥炉』内に設置されている熱風を自動車に吹き付ける『ノズル』という物があります。そのノズルを設計者と新たに開発する事となり、1.気流解析で構造検討⇒2.試作・評価検討⇒3.設備へ導入と貴重な体験・達成感を味わう事が出来ました。今では、この時の機会が自分への自信へと繋がっております。

人とは違う視点から物事やアイディアを提案できるように努めたいと思います。

私が入社してから10年以上経過していますが、入社当時よりも働き方やデジタルツールの技術発展等多くの変化が起こっています。ですので、昔からの仕事のやり方、技術に対しても鵜呑みにせずに、どんな些細な事でも良いので、興味・疑問を持っていただきたいと思います。そうする事で、物事をより良く理解でき、且つ仕事でも多くのアイディアへ繋がっていくと思います。頑張って下さい。