最終更新日:2025/1/24

(株)とりせん

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • スーパーマーケット
  • 食品
  • 商社(食品・農林・水産)
  • 専門店(食品・日用品)
  • 専門店(その他小売)

基本情報

本社
群馬県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

寄り添った店づくりで地域の食生活を豊かにする「とりせん」で働く魅力

PHOTO

青果、精肉、ベーカリーで活躍する若手社員たち

地域一番店を目指し、食材の安全性と新鮮さにこだわるスーパーマーケット「(株)とりせん」。おいしい食の提供で地域貢献に努める3名の若手社員に仕事のやりがいや同社で働く魅力を伺った。

さかうえさん(写真右)
青果チーフ/2016年入社

はやしさん(写真中央)
精肉販売係/2022年入社

いいじまさん(写真左)
ベーカリー販売係/2022年入社

先輩社員の横顔

部門独自の催事を企画するさかうえさん。「旬の商品を安全で新鮮に提供することで、地域の皆様に感謝の気持ちを伝えられます。お客様へのご奉仕として企画しています」
真摯に仕事に取り組むはやしさん。「新入社員研修では、お客様目線で考える重要性を実感。安全・新鮮な食材の提供で地域貢献できることが、当社で働く魅力です」
5人のパートナーさんをまとめるいいじまさん。「前の店舗に尊敬するパートナーさんがいました。その方のように周囲に配慮し、そつなく仕事をこなせるようになりたいです」

チーフになって気づいた「売上=お客様からの支持」。喜ばれるために試行錯誤し成長中(さかうえさん)

就職活動では小売店に的を絞って見ていました。もともと地域に寄り添った仕事をしたいと考えていて、それができるのが小売店だと思ったからです。入社の決め手は会社の雰囲気です。友人に誘われてインターンシップに参加した際、スタッフの人柄や店内の雰囲気が良く、ここで働きたいと思いました。

新入社員研修では、青果、精肉、鮮魚、惣菜、ベーカリー、グロサリー、チェッカーと全部門を一週間程度回り、各部門の業務内容を理解します。その後、私は仮配属で青果部門へ。野菜・果物の種類や売り場のつくり方などを覚え、本配属後は、商品の管理や発注、プライスカードの作成などバックヤード業務を覚えていきました。特に苦労したのは商品の管理で、お客様に良い商品を提供するために、一つひとつ手にとって慎重に鮮度を見極めていきます。すぐに慣れない業務もありましたが、チーフや先輩たちが親身になって教えてくれたおかげで習得できました。

その後、二番手社員になってからはパートナーさんへの指示出しも担うようになりました。スムーズに部門を運営するにはパートナーさんとの連携が欠かせません。しかし、当初は自分の意見を押し付けてしまうことがあり、パートナーさんの意見に耳を傾けていませんでした。それに気づいてからはコミュニケーションをとることを重視し、自分から声を掛けて会話するように意識しています。2023年にチーフに昇進してからは、より売上や発注数などの数値面を気にするようになりました。特に売上に関しては敏感になり、日々の売上動向を細かくチェックして適正在庫を心掛けています。そういった積み重ねで予算をクリアした時は大きなやりがいを感じますし、それだけ地域の皆様に良い商品を提供でき、支持されている結果だと思うので、また頑張ろうと意欲が湧いてきますね。

当社は社員教育に注力しており、昇進時のフォローも万全です。チーフ昇進時には研修があり、チーフとしての心構えやまとめる立場としての考え方を教わりました。より話しやすいチーフになって皆をまとめ、スタッフの成長を後押しできるようになりたいですね。まだチーフになって間もないですが、5年後にはスーパーバイザーになることが目標です。

大切なのはお客様目線。お客様の喜ぶ姿が私のモチベーション(はやしさん)

大学時代はコンビニでアルバイトをしていました。その時に、商品が売れることの喜びや、お客様から直接「ありがとう」と言っていただくことにやりがいを感じ、小売業や流通業を中心に就職活動を行っていました。当社に惹かれたのは手厚い教育体制があること。32歳までを育成期間としており、さまざまな研修があります。「とりせんジュニアカレッジ」や、入社後3年・5年・7年を経過した社員向けの研修など、成長を後押ししてくれる環境に魅力を感じました。

精肉部門の仮配属期間中は、豚肉や鶏肉の基本的な切り方や商品の陳列方法を学びました。本配属後は筋引きなど下処理の方法や肉の部位など、より高度な知識や技術を覚えることに。それまで包丁を握ることがほとんどなく、肉の部位を覚えるのにも苦労しましたが、わからないことがあればその都度チーフや先輩に質問して一つずつクリアにしていきました。売り場づくりでは、どうすればお客様が買いたいと思っていただけるのかを考えて取り組んでいます。商品をきれいにつくれたり、お客様に買っていただいた時がやりがいを感じる瞬間です。以前、ご要望を頂いて作った商品を「とてもおいしかったよ!」と言っていただいた時は本当にうれしかったです。当社はお客様との距離が近く、コミュニケーションを取ることが多いのが特徴です。お客様の喜ぶ姿が励みになっています。

二番手社員となってからは、パートナーさんの働きやすさを考えるようになりました。的確に指示するだけでなく、パートナーさんがすぐ作業に取り掛かれるよう事前準備をするなど工夫しています。早い段階で二番手社員になったのは、どのような業務でも真摯に取り組む姿勢が評価されたのだと思います。以前店長に「いつも真面目に取り組んでいるよね」と言われたことがあり、社員一人ひとりを見てくれていることがうれしくて、これからも頑張ろうと思いました。店内は明るい雰囲気で協力し合う風土が根付いていますし、パートナーさんたちも優しくしてくれるので、とても働きやすい環境です。私も入社前は不安でしたが、どの人も親身になって教えてくれるので、これから入社する方にも安心してほしいですね。まだうまくいかないこともありますが、そこで諦めず自分なりに頑張って、これからも成長していきます。

連携するには情報共有と配慮が要。仕事を通して磨かれたのはコミュニケーション(いいじまさん)

就職活動では食品関係の仕事を見つつ、地域貢献できる仕事に就きたいと考えていました。とりせんは子どもの頃から利用していたこともあり、説明会に参加することに。「商業を通じて地域社会のお客様の為に奉仕する」という企業理念に共感し、自分も食を通して地域貢献したいと思いました。また、コースによっては異動しても転居を伴う必要がないところも入社の決め手です。

入社後は佐野西店のベーカリー部門に仮配属となり、パンの成形や焼き方、袋詰めなど基本の作業を学びました。最初は成形作業に苦労しましたが、定期的に開催される研修会でスーパーバイザーが教えてくれたこともあり、パンづくり未経験の私でもうまくできるようになりました。本配属になってからは業務全体を見られるように、1日の工程管理や作業の割り当て、売上データの見方など事務的な仕事を教わりました。

2023年秋に栃木店に異動しましたが、ベーカリー部門の社員は私のみ。栃木店は佐野西店とは違うインストアベーカリー手法だったので、商品や焼き方を一から覚え直しました。大変でしたが、パンの知識が広がり自分にとってプラスになった良い経験です。商品の選定からパートナーさんへの指示出し、売上管理など全てを一人で行うため、部門をうまく運営するためにはパートナーさんとの連携が欠かせません。全員が同じ方向を向けるように情報共有に注力しています。例えば、連絡ノートを活用したり、何かを決める時は必ずパートナーさんの意見を聞いてから決めるように心掛けています。皆で協力して目標数を売り切った時は何よりもうれしいです。入社前に比べると、円滑にコミュニケーションをとれるようになり、仕事を通して周りの人への配慮する姿勢が培われたと感じます。

基本的には平日が休みで、美容院などの予約が取りやすいですし、買い物に行っても空いていたり旅行も安くいけるので思ったよりも快適です。公私共に順調なのは、休日など条件面だけで会社を選ばなかったからだと実感しています。就職活動している皆さんにも、自分の軸を持って会社選びをしてほしいですね。今後の目標は、チーフになること。そして部門全員がより働きやすい環境になるように尽力したいです。

学生の方へメッセージ

スーパーマーケットは人が介在して成り立つという考えから、当社では人財教育に力を入れています。入社後はまず4泊5日の合宿研修を行い、マナー研修やグループワークを通して、学生から社会人になるための気持ちの切り替えを促します。最初の頃はあまりコミュニケーションを図れなかった同期とも、寝食を共にすることで絆が深まり、最終日には皆で協力できる関係となれるでしょう。

研修後は数人で各店舗へ配属され、各部門を順番に体験していくジョブローテーションを行います。どの部門でどんな仕事をしているのかを理解していただき、適性を見てその後配属される部門が決定。配属後はチーフ・店長の元で各自実習ノートを作成し、共に振り返り確認しながら実務を学んでいきます。

入社後の1年間は、月に一度、同期全員が集まる研修を設け、その場で情報交換をしたり、悩みを相談し合う機会を作っています。同じ立場、同じ気持ちで働く人たちとの交流は、仕事の励みやモチベーションにも繋がります。2年目以降も、問題解決手法などさまざまなスクーリング教育を行う「とりせんジュニアカレッジ」、入社3・5・7年目の振り返り研修、チーフや店長など階層別・職能別研修など継続して学び続けられる環境です。与えられた仕事をただ行うだけでなく、アイデアを大切にチャレンジ精神を持って取り組める方に期待しています。
<人事教育課>

PHOTO
地域の食生活を支える担い手として、何よりも人財を大切にしている同社。自分から「こうしてみよう」と考えられる成長意欲のある人にとって、魅力的なフィールドが広がる。

マイナビ編集部から

群馬、栃木、埼玉、茨城で62店舗を展開するスーパーマーケット・(株)とりせん。「このまちの笑顔をふやそう。」というスローガンのもと、安全で新鮮な食品や日用品を買い求めやすい価格で提供し、地域住民の暮らしを豊かにしている。今回取材を通して感じたのは、お客様を喜ばせようという強い気持ち。それを物語っているのが、お客様目線になって考案される取り組みだ。旬の食品の提供や、買い物を楽しんでもらおうという思いから生まれたスクラッチキャンペーンなどを実施。また、ある店舗では農業高校とコラボし、高校生が手掛けた豚肉を販売。他にも、一人で来店する高齢者にスタッフが付き添う店舗もあり、各店が思い思いにお客様にベストなサービスを提供している。お客様のニーズや期待にとことん応えようとする姿勢に感動した。

さらに印象的だったことは2つ。1つ目は、どの社員も地域貢献への思いが強く、取材した3名に同社の魅力を聞くと、全員が「地域に役立てる」と口を揃えた。そんな社員が集まる同社は、今後も成長を続けるだろう。2つ目は、お互いを思いやる風土だ。チームワークが欠かせない仕事柄、協調性と親身に寄り添う姿勢が根付いている。そのため取材中も和やかな雰囲気だった。スーパーマーケットに興味がある人や、温かい環境で地域貢献したい人にはぜひおすすめしたい。

PHOTO
どの店舗もコミュニケーションを大切にする社風で社員同士の仲が良い。地域に根ざした店舗づくりでお客様との距離が近く、地域貢献できていると感じられるのも魅力だ。

トップへ

  1. トップ
  2. (株)とりせんの取材情報