最終更新日:2024/9/2

(株)NIPPO【ENEOSグループ】

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 建設
  • 環境・リサイクル
  • 不動産
  • 建設コンサルタント
  • 設備工事

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

「道」づくりを担う誇りとやりがい!幅広いプロジェクトに携わりながら成長できる

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安全な生活、経済、社会基盤を支える仕事がココにある

■福呂 篤史さん(東京西出張所/2006年入社/右)
■丹下 友彦さん(東京西出張所/2010年入社/左)
■才津 陽平さん(東京西出張所/2012年入社/中央)

「道」づくりに携わりたいという想いから、NIPPOに入社した3人の先輩たち。生活道路から空港に至るまで、幅広い工事に携われる魅力と仕事のやりがいについて語っていただいた。

NIPPOで活躍する先輩社員を紹介します

「最近は、ちょっと体型も気になるようになってきました。体力勝負の仕事ですから、ダイエットにも挑戦しなくては…と考えています。」と福呂さん
「夏は暑い中、冬は寒い中で仕事をしますから身体が資本。食べるものには気をつかっています。お昼はバランスのとれた仕出し弁当を食べることが多いですね」と丹下さん
「最近、体調管理のために万歩計をつけはじめました。1日1万2千歩歩いていると言うと、驚かれます(笑)」と才津さん

【福呂】東京都建設局から表彰を受け、自信と誇りに。事務所No.2のポジションとして若手育成にも挑戦

大学院時代の恩師から「教え子がNIPPOでサーキットの工事に携わっている」という話を聞いたのが、当社を知るきっかけでした。実はスーパーゼネコンから内定をいただいていたのですが、OB訪問をした際、日本の特殊道路の工事は90%以上をNIPPOが占めていること、小さな道路から大きなプロジェクトまで、いろいろな工事に携われることを聞き、「ここしかない!」と心が動きました。

これまで私が携わった仕事は、区道、都道、国道の道路工事がメイン。早い段階から1人で物事を判断する経験をさせていただき、2年目には現場を1人で任されています。葛飾の青砥橋工事は、私にとって大きなターニングポイントとなったプロジェクトでした。GW前からお盆までの毎週土日、8時~翌6時まで22時間にわたる工事を、私と後輩の2人で交代しながら現場監督を務めました。長時間にわたって1車線を止めて行う工事は珍しく、道路を利用するバス会社との調整や、地域住人の方々へのお願いなど、コミュニケーション力も求められました。コスト管理も任されていますので、利益と顧客満足を追求しながら工事を進めていく大変なプロジェクトでしたが、完成した時、近くの住人から「今までダンプ車が通るたびに家が揺れていたので、ようやく落ち着いて眠ることができるよ」と感謝された言葉から、この仕事の意義を改めて感じることができました。品質、工程、沿道関係者との調整がうまくいき、工事を無事に終えられたことが称えられ、東京都建設局から表彰をいただけたことも、私の励みとなっています。

私が所属する東京西出張所は、若手からベテランまで約20人のスタッフが勤務しています。いつしかマネジメントに興味を持つようになり、7年目から後輩育成や工事の人員配置も任されるようになりました。新人には、この仕事の楽しさや達成感を早いうちから体験してもらいたいと、時には少しレベルの高い工事に挑戦させ、1現場ごとに膝を突き合わせて振り返りを行い、成長を確かめ合うようにしています。時には厳しいことも言いますが、頑張って乗り越えたことは周囲にもわかるように褒め、みんなで後輩を育てていく文化も醸成されてきました。昨年からは、事務所でNo.2のポジションを任命されました。自分の工事だけでなく、事務所全体の業績や利益を追求していくミッション。私の新しい挑戦がはじまったところです。

【丹下】制限時間内に理想の工事を完工するには、計算と機転が重要!

車が好きということから、道路に携わる仕事に就きたいと思っており、NIPPOが競輪場やテストコースをつくっていると知ってからは、当社に入社することしか考えられませんでした(笑)
いつか、そんな特殊道路に携わりたいと思いながら入社10年目を迎えましたが、どの現場であっても、面白いですね。道路に水たまりができるので段差をなくして欲しいという、1日で終わる工事であっても、「おかげで雨の日も安心して通ることができるよ」と感謝のお言葉をいただくと、この仕事に携わってよかったと感じます。ひと通りの経験を積むことができたのは、入社して3年たった頃。はじめは自分のことで精一杯だったのが、現場を経験するたびに、周りをみる余裕やコスト削減を追求する視点が養われていきました。

はじめて大きなプロジェクトに携わったのは一昨年のこと。空港の誘導路の工事です。とてつもなく大きな飛行機が通る誘導路は、それだけ傷むサイクルも早く、広い敷地内では、いつもどこかで補修工事が行われています。ちょっとした小石でもエンジンに入ると大きな事故を招く原因にも繋がりますし、誘導路の凸凹で振動が激しければ、飛行機が緊急停止してしまうことも。ちょっとした見落としも許されない工事を、夜の0時から朝5時半までの短い時間に行わなくてはなりません。1分でも遅れれば、飛行機の発着に影響を及ぼしてしまいますし、1日工程が後ろ倒しになれば、それだけ費用がかかってしまう。「なんとなく」工事を進めるのではなく、理想の工事を実現するためには、機械を入れ替えるのに何分、老朽化した誘導路1mを削るのに何分、舗装するのに何分――残り1時間でどれだけ進められるか、時計とにらめっこしながら計算して、ギリギリを攻める駆け引きが繰り広げられます。もちろん、誘導路の状態によって計算通りにいかないこともあるので、数字がすべてではありません。だからこそ、私たち「現場監督」の機転が必要なのです。

道路はあって当たり前の存在かと思いますが、例えば車で「もの」を運ぶときは道路をつかいますよね。そういった「もの」がすぐに届くのは、道路がきれいに舗装され整備されているからこそ。その道路を支えている私たちは、広い意味で生活基盤を支えているのだと、この仕事に誇りを感じています。

【才津】経験豊富な先輩にフォローしていただきながら成長。大型プロジェクトを担うやりがい

道路に興味を持ったのは、大学3年と大学院1年の頃に参加したインターンシップがきっかけでした。どちらもトンネルの現場で、維持・補修の工事を間近で見たのが印象深く、道路に携わる仕事に就きたいと思うように。企業研究を重ねるうちに、維持・補修を行うよりも、新設の道路をつくる側に魅力を覚え、道路舗装工事エキスパートの当社に辿り着きました。

入社1年目の6月から翌年3月までの10ヶ月、関東の空港の工事に携わりました。エプロンという、航空機の駐機場を新設するプロジェクトで、実際に作業をする下請け会社のスタッフも含めると、多い時は1日100人以上が携わる、とても大きなプロジェクトです。当社から12名が現場監督として配置されました。現場監督の主な役割は、作業が効率的に進むように工程管理をしたり、現場の作業員の方々がスムーズに仕事を進められるよう材料や機械を手配したり、書類作成や発注者とのやりとりなど、進行にあわせて様々なことが求められます。1年生は私ひとりで、次が5年目になる先輩。経験豊富な先輩方に囲まれて、サポートしていただきながら現場管理のイロハを学ぶことができました。準備段階から少しずつ形になっていくその過程はとてもダイナミックで、完成した時は、それまでの苦労も吹き飛ぶほど感動したことを覚えています。

私は比較的大きな工事の担当となる機会に恵まれ、首都高速の補修工事、奥多摩にあるトンネルのコンクリート舗装の道路工事にも携わりました。奥多摩の工事は半年のプロジェクトだったのですが、一緒に配置された先輩と2人で近くのマンションに住み、密度の濃い時間を過ごしたことも、いい思い出です。
8年目となる今も、ふたたび空港のプロジェクトに携わることになりました。今回は誘導路の補修工事です。同じ現場は2つとしてなく、教科書通りにいかないことばかり。早く、安全に、品質のいいものをつくるために、どうすればいいのかと最善の方法を考える――そのプロセスは、経験を積む中で磨かれていくものです。今は「空港のことなら、才津に任せよう」と言われるまで、この現場をものにしようというモチベーションで、取り組んでいます。

学生の皆さんへ ~先輩からのメッセージ~

■福呂より
適材適所のキャリアを歩める会社です。私はマネジメントに携わりたいという志向ですが、現場を極めたいという方もいますし、現場から工場や営業職へキャリアチェンジした方もいます。どの道へ進むかは自分次第。いろんな可能性にチャレンジしながら、天職を見つけていける会社なのも魅力ですよ。やる気さえあれば周りはフォローを惜しみません。向上心のある学生さんと会えるのを楽しみにしています。

■丹下より
「道路」に携わりたいと思っているなら、迷わずNIPPOをお勧めします。他ではできない特殊な工事に携われるチャンスもありますよ。この仕事は、確かに体力も必要でキツイ一面もありますが、みんながそれぞれを認め、助け合う風土があり、一人で抱えて苦しむこともありません。働く環境も、ここ数年で一段と整い、休みも取りやすくなりました。私は忙しい時期に結婚したのですが、新婚旅行へも気持ちよく送り出していただきました。

■才津より
この仕事の醍醐味は、やはり目に見えるものに携われること。社会のインフラを担う仕事は様々ありますが、地下のモノや生活に触れないモノを扱うよりも、やりがいを感じやすいのではないでしょうか。当社は若手も多く活躍しているので、皆さんと年齢が近い先輩も多く、相談しやすい環境です。私も、来年入社される皆さんから刺激を受けることを楽しみにしています。

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3人が所属する東京西出張所の皆さん。全国に100以上の事業所があるが、どこも笑顔の絶えない明るい風土が根付いている。「この仲間がいるから、頑張れるんだ」と話す。

マイナビ編集部から

NIPPOは旧社名の日本鋪道が示すとおり、道路等の舗装工事を主力とし、日本における道路舗装部門の最大手企業である。暮らしに密着した一般道路網の整備からサーキットや空港などの特殊道路まで、あらゆるニーズに適応した施工精度と実績を誇っている。特に特殊道路においては同社が高いシェアを占めていることからも、高い信頼性が伺える。街と街・人と人をつなぐ社会基盤整備の中心となる「道づくり」は、全産業の発展に貢献する社会資本整備を担う仕事である。インタビューに答えてくれた3人の社員も、誇りを使命を抱き、熱く語ってくれた。
地球環境の保全が求められる中、同社では研究開発にも力を入れており、特殊塗料を混ぜた樹脂を散布することで、路面温度の上昇を抑える「クールパービアス(遮熱排水性舗装)」は世界道路連盟より2008年世界道路功績賞を受賞した。また1983年からは本格的に建築事業に取り組み、快適な空間づくりにも貢献している。
人や環境への配慮といった視点も大切にしており、独自の技術を生かした道路舗装・土木事業を行いながら、社会貢献を担うやりがい。それこそ同社で働く魅力だろう。
仲間意識が強くみんなで若手を育てていく風土は、取材中のオフィスからも感じられた。同社の雰囲気はまさに写真から伝わる「温かさ」そのもの。仲間と切磋琢磨しながら、仕事に没頭できるやりがいを感じたいという学生に、ぜひ、おすすめしたい会社だ。

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アスファルト舗装のエキスパート。JXTGグループという安定基盤のもと、働きやすい環境も整っている。

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