最終更新日:2024/5/22

(株)紀陽銀行

  • 正社員
  • 上場企業

業種

  • 銀行(地銀)
  • 証券
  • 専門コンサルティング

基本情報

本社
和歌山県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

お客様とのつながりを自分らしく築いていく、それぞれのストーリー

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一人ひとりのチャレンジを応援してくれる銀行

和歌山市に本店を置く紀陽銀行。法人向けと個人向けの営業職を通して(株)紀陽銀行に広がる仕事の醍醐味とキャリアの重ね方を紹介。お客様と誠実に向き合うことで得た喜びにもフォーカスします。

■林 将也さん 
2018年入社
西天満支店 法人営業 
経済学部 経営学科卒

■渡邉 ほのかさん
2021年入社
東和歌山支店 個人営業 
人間社会学部 スポーツ健康学科卒

一言メッセージ

「法人のお客様同士をつなぎ、双方にプラスになるような仕組みをつくるビジネスマッチングなど、さまざまな仕事に関われるチャンスがあります」と林さん。
「休日はジムや旅行を楽しみ、友人と食事も。身体を動かすことが好きなので、アクティブに過ごしています」と渡邉さん。着実に自身のファンも増やしている。
先輩と後輩の仲も良く上司が若手をしっかりとサポート。階層別や役割別などの研修があり、行員一人ひとりがヒューマンスキルを身に付けられる制度が充実している。

お客様の夢を応援する。ひとりのお客様に真正面から向き合い、笑顔を見ることができた経験が私の原点

入社1年目は和歌山県の橋本支店に配属となり、融資相談課・個人向け営業・法人営業を経験しました。転機となったのはある法人のお客様との案件でした。社長がふと漏らしたのは「夢があるんや…」という一言。話を聞いてみると、子どもの頃から食品を扱う店を開きたかったとのことでした。食品の店は経営している事業とは全くの異業種。ふたつの事業の相乗効果はあまり見込めず融資が可能なのか、未知数でした。ですが、子どもの頃からあたためていた夢を私に話してくれたのです。もしかしたらそれは勇気が必要なことだったのかもしれない。「社長の夢を応援したい」と思い、商品のラインナップ調べや出店場所の調査、事業計画書の作成に取り掛かりました。もちろん融資は独断ではできないので、上司にも相談に乗ってもらいながら進めていき、開店を迎えることができました。この案件を進めているときは私自身も「自分の住んでいる和歌山の町にこんなお店がオープンしたら素敵だろう」とワクワクした気持ちもありました。オープン後、店に駆けつけた私を待っていたのは社長の喜びいっぱいの笑顔。あの笑顔は今も忘れられません。

当行には多くの使命があり、事業も広がっています。そして、ひとりのお客様に真正面から向き合うことの大切さを教えてくれる銀行です。自分の営業成績を伸ばすためだけではなく、この案件以降、お客様のために何ができるのかを考えるのが私の仕事への姿勢になりました。想像していた以上に紀陽銀行の仕事は広く、深いものでした。

現在は、大阪府の西天満支店で法人営業に取り組んでいます。自社事業の発展を真剣に考え、熱意にあふれた法人のお客様が対象です。ひとりでも多くのお客様に当行を知っていただきたい。そして、お客様に相談をしてもらえるような関係になり、「ありがとう」を言ってもらえるよう、少しずつファンをつくっていきたいと思います。
〈林さん〉

当行を選び、私を選んでくれたお客様。安心感にあふれた表情が日々のモチベーションに

私が担当しているのは、個人のお客様に対する営業です。入行以来、東和歌山支店に勤務し、先輩から引き継いだお客様と、私が電話などで新たに取引を始めることができたお客様に資産運用につながる金融商品を提案しています。先輩が担当していたお客様を引き継いだとき、この仕事の醍醐味を感じる出来事がありました。高齢のお客様で、引き継いだ当初はなかなか話も弾みませんでした。礼儀には気をつけながらも堅苦しくなり過ぎないように、少しリラックスした雰囲気を心掛け、訪問を重ねるうちに、少しずつ距離が縮まっていく実感がありました。半年ほど経った際、お客様が「遺言のことを考えたい。保有している不動産も売却した方が良いだろうか」という相談をしてくれたのです。先輩や上司の力を借りながら、お客様が不安に思っていることを徐々に解決でき、ほっとした表情とともに「これで、落ち着けた」という言葉を聞けたときは、私も心からうれしくなりました。

私がお客様と接するときに心掛けているのは、「お客様の目を見て話をする。頼まれたことはどんなに小さなことでも必ず誠実に対応する」ということ。お客様には「何でも相談して下さい。私は近くにいつでもいます」ということを伝えたいと思っています。お客様は年齢も考え方もさまざまです。最初から決めつけず、お客様一人ひとりの考え方を大切にするのが私の姿勢です。もちろん、努力をしていても結果が出ないこともあります。そのようなときは思い切って、お客様への訪問をひと休み。書類作成に集中する日をつくったり、先輩にアドバイスをもらったり。気持ちを切り替え、自分にプレッシャーをかけないようにしています。

私が扱っているのは金融商品ですが、その商品を「売る」のが仕事ではないと思っています。世の中にはネットで完結する仕事も多くある中で、お客様は私との会話を通し、私を知ってくれた上で悩みや不安を話し、紀陽銀行と私を選んでくれている。お客様との日々のやりとりの中で、安心感にあふれた表情を見られることがモチベーションです。
〈渡邉さん〉

紀陽銀行を選んだ理由&楽しかった研修

〈林さん〉
楽しみながら取り組めた研修は「事業性応用講座」。宿泊して行われた集合研修です。架空の会社を設定し、講師が社長役。行員4人ほどがチームになり、社長に会社の情報をヒアリング。経営を数字面から捉えたり、事業の強みや弱みを把握しました。この2日間で、この会社に自分たちはどのような支援ができるかを発表し合いました。普段、違う部署で働く人と色んなアイデアを出しながらチームで話し合うのはとても楽しかったですね。

得たのは「考える力」。最終日に各チームが成果を発表するプレゼンテーションでは自分たちとは異なる視点を知り、興味深かったです。このほかにも、経験年数やポジションに応じてさまざまなテーマでマネジメントやビジネススキルを学ぶ研修があり、新鮮な気持ちで取り組んでいます。

〈渡邉さん〉
小学校から大学までバスケットボールを続け、教員免許を取得。ところがコロナの影響を受け、採用試験の日程が変更になりました。一般企業への就職に方向を変えたとき、家族の勧めもあって、銀行を選択肢に入れるようになりました。考えてみれば、銀行の仕事といえば、窓口のイメージしかなかった。調べていくうちに営業職もあることがわかり、興味を持ちました。

学生時代はバスケットボールの成績を評価されてきたので、社会人になったら、私自身を評価される仕事をしたかった。銀行の仕事は自分の力で切り拓いていく仕事のようなイメージもありました。和歌山県出身ではありませんが、和歌山は高校時代を過ごした地域であったため、親しみもあり紀陽銀行に入行を決めました。

学生の方へメッセージ

〈林さん〉
学生時代から「やりたいこと」を明確に持っている人ばかりではないですよね。当行はお客様の事業を発展させるためにあらゆる提案と支援を行い、経営者の気持ちを大切にしながら、より良い方法で事業を継承していく仕事にも取り組んでいます。地域の会社が元気になれば、その地域も発展します。銀行は融資をするところだと思っている人は、少し柔軟に捉えてみて下さい。自分を大きく見せなくてもいい。ありのままで当行の扉を叩いてみて下さい。きっと奥深い仕事が待っていると思います。

〈渡邉さん〉
銀行の仕事に学生のみなさんはさまざまなイメージを抱いていると思います。お金の知識を身につけるという仕事は自分の人生のプラスにもなります。また、お客様との接点が多い仕事ですので、自分が信頼されている実感を得やすいのも魅力です。行内には興味のある部署を期間限定で体験できる「トレーニー制度」があり、私は法人新規開拓室と人事部を体験。他部署の仕事を詳しく知ることで、職種の知識も付き、キャリアの選択肢も広がりました。当行はチャレンジを応援してくれる銀行。やさしい先輩も多いです。

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法人・個人営業、融資などさまざまな業務が広がっている。配属部署以外の部署を短期間で経験する制度は職種理解を深め、キャリアビジョンを描く助けになるため人気である。

マイナビ編集部から

和歌山市に本店を置く紀陽銀行は、和歌山から大阪市、吹田市まで広い店舗網を持ち地域に密着したリレーションシップバンキングを展開している。120年以上にわたり築いてきた紀陽銀行ならではのコンサルティングノウハウを武器に「どんな課題にも本気で向き合い、お客さまの期待をこえる銀行になる」ことを目指し、地元地域における存在感をより一層向上させている。和歌山ではトップバンクとして地域に総合的な金融サービスを提供できる一方で大阪の営業エリアでは顧客を自分自身の手で開拓していく面白味が味わえそうだ。

また「子育てサポート企業」として「プラチナくるみん」の認定を受けているほか、厚生労働省が運営する「女性の活躍・両立支援総合サイト」にて紀陽銀行の女性活躍状況が紹介されているなど、行員の活躍推進に向けた取り組みについても積極的だ。「ダイバーシティ推進室」を設置し、行員の職域拡大や積極的な登用をはじめとする「ポジティブアクション」や「仕事と家庭の両立支援」「キャリア支援」など行員が働きやすい環境を整えることで多様な人材を活かし企業価値をさらに高めている。

今後も行員一人ひとりが自身の能力を存分に発揮できる制度を整え将来のキャリア形成とワーク・ライフ・バランスをより一層実現させる考えだ。

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1年間の定期的な新入行員研修を通じて社会人の基礎を学び、以降は各自の成長に応じた様々な研修カリキュラムを用意。自立型人材育成に向けた能力開発をサポートしている。

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