福田道路(株)

会社としては、建設業の舗装分野を中心に国や県、各市町村の各発注者様から新設道路の工事や既設道路の舗装修繕工事を受注し工事を行っています。また工場や店舗の駐車場、民宅の駐車場など民間の方や企業様からも仕事をいただいています。私の仕事はお客様から頂いた現場を管理しています。主に施工管理として安全管理、工程管理、原価管理、品質管理等を行っており、発注者との打ち合わせや施工業者との打ち合わせを繰り返し行い工事が安全に円滑に工期内完成できるようにコントロールを行い工事を進めることが私の仕事です。また現場の所長として部下への指導やOJTも行っています。

建設業の魅力ややりがいは、なんと言っても地図に残るということです。最近は様々な検索サイトで上空からの写真が見えますよね？作った道路や修繕した道路がそのあとどうなったのかなとよく検索します。また、開通後に通行した時は、施工当時の苦労等が思い出としてよみがえり達成感と感動と何とも言えない感情が出てきたこともあります。
今までで一番苦労したことは、材料の注文数量です。入社1年目に先輩の元、アスファルト合材の数量を工場へ現場の進みに合わせ、数量調整しながら注文を行うのですが、現場の計算通り進まなく、材料を余らせては先輩に怒られ、足りなければ先輩に叱られ、ちょうどよくては当たり前といわれ…
コノヤローと思いながら施工を進めたこともあります。

会社説明会に参加した際、全国に支店、営業所がありいろんなところで仕事ができるとワクワクしたことがきっかけです。また会社パンフレットに完成した高速道路の写真がありそれを見た時、こんな道路を作ってみたい！この会社ならそういうことができるんだ！面白そう！と思いました。
また、会社説明会で間違って親会社の支店へ行ってしまった私を遅刻しても笑って受け入れてくれて「こういう心の広い人と仕事したい」と思ったことが決め手となりました。

国や県等発注者工事では完成後工事評定点がつきます。簡単に言うと工事について100点満点で点数が付けられます。この点数がいいと各発注者さんから表彰をいただけるのですが、この表彰は年何千本と工事が出ている中でわずか数本しかいただけません。このわずか数本の表彰を受賞することが今の目標です。
将来の夢は、この会社に興味を持った高速道路の工事に携わることです。高速道路の現場は会社の中でも限られた人しか施工に携わることしかできません。自分が施工管理した高速道路を開通後自分でドライブしたいですね。

今これから就職活動を行う皆さんは自分が何をしているときが一番楽しいか考えてください。私は大型機械が動いていて、大型ダンプが走っている所がかっこよく面白いんです。自分が楽しいことを仕事の内容に当てはめれば多少の苦難、難題に立ち向かっていけると思います。もちろん楽しいだけでは会社を選べません。そのために会社説明会やインターシップ等の制度があるのです。そういった情報から自分に合っている会社を選べばいいと思います。自分で行動し、自分の目で見て、耳で聞いて確かめることが大事です。自分の可能性を信じて失敗を恐れず、会社の門を開けるよう頑張ってください。