最終更新日:2024/7/5

イオン北海道(株)(イオングループ)

  • 正社員
  • 既卒可
  • 上場企業

業種

  • スーパーマーケット
  • 専門店(複合)
  • 専門店(食品・日用品)

基本情報

本社
北海道

取材情報

研修・教育について伝えたい

自分らしいキャリアの築き方、働き方を叶える

PHOTO

社員の成長を加速する教育、研修とは

「自分のキャリアは自分で切り拓く」をモットーに、社員のキャリアアップを支援する多様な教育・研修制度を用意しているイオン北海道。人材育成の考え方やプログラムへのこだわり、求める人物像などを伺った。

・森永 修 
イオン北海道株式会社 人事教育部 部長(写真中央)

・青木 里沙 
イオン北海道株式会社 人事教育部 教育・採用マネージャー(写真左)

・上田 愛美 
イオン北海道株式会社 人事教育部 採用担当(写真右)

※所属、役職は取材当時のものとなります。

教育・研修制度について

基礎教育や階層別教育、資格別教育、公募などさまざまな教育制度・資格制度を用意。「自分のキャリアは自分で切り拓く」人材育成を実践している。
各部署の専門技術や売場づくりなどは店舗で上司や先輩から学ぶ他、 本社のトレーナーやバイヤーからも学ぶ機会がある。 体系的に学び、技術を身に着けることができる。
季節や時間帯、世の中のトレンドなどにより売れる商品は変わっていく。客層もしっかり分析し、ニーズに合った魅力的な売場を作ることが重要だ。

個人の選択肢が増える時代。学びも選べるように

イオン北海道の教育制度には3つの特徴があります。1つめは新入社員から若年次だけでなく、課長・店長などステップアップしても段階的な研修があること。2つめは実務訓練のための専門部署があること。3つめは希望者が手を挙げて受講できる研修があることです。実務訓練は各部署で求められる専門技術を学ぶ研修で、部署の実務に合わせて毎年内容を見直しています。また、厚生労働省認定の鮮魚士や農産マスター、ホットデリカマスターなどの資格を社内で取得することもできます。社員の名札に資格が書いてあるので来店の際に確認してみてくださいね。
そして、希望者が参加できる研修の一つに“イオンビジネススクール”があります。売場担当者以外の業務(例:店長・バイヤー・店舗開発など)に興味がある方が自らの意思で手を挙げ、基礎知識や考え方などを学びます。また、公募制度といい、国内外のグループ各社への出向の機会も。立場やキャリアビジョンに合わせた多種多様な学びを得ることができるのが当社の魅力です。

価値観が多様化して、個人の選択肢が増える時代になってきました。これまでは社内で決められたプログラムを全員で受講する研修が中心でしたが、今後、学び方の選択肢は増えていくと思います。イオン北海道でも公募制度など自律的に受けることができるプログラムを増やしていく予定です。デジタルの研修など一見小売業には馴染みが薄そうに見える分野にも力を入れていき、社歴や担当部署に関係なく、学びたいときに学べる環境をもっと拡充していきたいと思っています。ただし、自分で選ぶということで時間管理、継続学習といった責任も生まれます。これまで以上に学習に対する自律的な姿勢も求められるでしょう。

一方で年次や役職に応じた研修も内容を見直しながら取り組んでいます。来期も新規で立ち上げる研修が多くあります。基礎教育という「縦のキャリア」形成を行いながら、自律的な教育という「横のキャリア」の選択肢を増やす。この2つの方法で人材教育をより充実させていきます。

頑張りたい人にチャンスを与えるプログラム

学生の皆さまから説明会で「入社後すぐに1人立ちしなければいけませんか」とよく質問されますが、そんなことはないので安心してください。入社後は新人研修を受け、その後は部署に合わせた研修を受けて知識を身に付けていきます。皆さまの「より成長したい」という気持ちをサポートしていくので安心してくださいね。新人研修は同期と顔を合わせる貴重な機会でもあります。配属後も連絡を取り合っている社員も多いのでぜひ絆を深めてください。

教育プログラムには“頑張りたい人を応援する”という考えが土台にあります。例えばイオンビジネススクールは店長の他、バイヤー、店舗開発、人事などコース別に学び、キャリア開発をサポートします。あるコースでは座学の他、課題に取り組み、学んだことをそれぞれの職場で実践。結果を幹部の前でプレゼンテーションするなどの実践的な内容を通して成長を実感できます。研修で学んだことをきっかけに異動になることもあり、キャリアチェンジの場にもなっています。デジタル研修では発表したプログラムが評価され、店舗からデジタルに関する部署などに異動したケースもあります。

そして管理職に広い視野を身に付けてほしいという想いから、社外の方と学ぶ研修を昨年実施しました。模擬チームを作り架空の会社を運営し、外部の方に自分の部署の課題を発見してもらう内容です。受講者からは「この半年の受講で私はすごく変わったと思う」との声があり、周囲の社員からも「あの人は変わった!」と驚かれるほど好評でした。何歳になっても人が成長する機会はあるべきだと改めて感じました。今後もこのような研修を増やしていきたいですね。

当社の研修では幹部層へ発表する機会がよくあります。社員たちの思いや意見を聞くことを大事にしているからです。緊張する方もいますが「自分の思いを伝えるためにはどうしたらいいのか学ぶ機会になった」という声もいただいています。またフォローアップを大切にし、「研修の場だから失敗してもいいよ」と常々話しています。大きくても小さくても成長を実感できるよう企画していきたいと思います。

人に寄り添いたい。その想いがあれば活躍できる

イオン北海道は小売業の中でも部署や働いている人が多く、さまざまな立場や年代の方が集まっています。そのせいか和気あいあいとした雰囲気がありますね。小売業は“人間産業”であり、人との関わりの上に成り立つ業界です。コミュニティ社員(パート社員)や上司・先輩、他の部署の方と協力し、課題を解決したり、新しいことに取り組む面白さがあります。チャレンジして失敗したら落ち込むこともありますが、人のために何かできたり、自分が成長できた実感をたくさん味わえるはずです。

セルフレジや値札を電子化する電子棚札、発注支援システムなどデジタルを駆使した働き方改革に当社も取り組んでいます。働き方改革は、単に労働時間を減らすことが目的ではなく、働き方を改善したことでできた時間を、“人”に関わるところにあて、より充実させたいですね。

当社の人事ビジョンの中で、求める人物像として「正直、誠実、謙虚、寛容さ、向上心」の5つの素養を挙げています。“正直”“誠実”であることは人と深く関わる仕事なので最も重要な部分。研修をいくら充実させても、自分は分かっていないという“謙虚”さがないと吸収できません。そしてお客さまや従業員の価値観はそれぞれですので「聴く」姿勢が必要です。そこには“寛容”さが求められます。“向上心”は自分や会社の成長につながり、お客さまへのサービス向上にもつながります。小売業には高いコミュニケーション力が必要と思う方がいるかもしれませんが、必ずしも人一倍得意でなくてもいいと私たちは思っています。成長していきたい、人に寄り添いたいという気持ちがある方ならきっと活躍できるでしょう。

学生の方へメッセージ

コミュニティ社員には高校生や大学生、長く働いているベテランの方などさまざまな世代の方がいます。相手の方を尊重し、気遣える方ならすぐに溶け込めるでしょう。自分はもちろん周りもハッピーになれる職場を一緒に作っていきましょう。みなさんには主任や店長などの管理職の候補生としてご入社いただきます。店舗運営に興味があり、マネジメント業務にトライしたい方なら日々の学びは尽きないと思います。

従業員数やお客さまの数を見ると、北海道の企業の中でも、最も多くの人と関わることができる企業ではないかと思っています。当社で働く一番の意義はそこにあるかもしれません。主任や課長、店長になると関わる人も変わっていきます。その中で人とのつながりがどんどん広がっていくことを体感できます。人と触れ合うことは楽しいことなので、ぜひ仕事を楽しんでほしいですね。そして成長には人とのつながりが欠かせません。イオン北海道で働くことは間違いなくあなたの成長につながるでしょう。
(人事教育部)

PHOTO
幅広い世代のコミュニティ社員、上司、店長、他の部署のメンバーなど多くの仲間と協力して売場を作っていく。人と触れ合う楽しさをぜひ感じてほしい。

マイナビ編集部から

イオングループの一員として北海道で「イオン」「イオンスーパーセンター」「マックスバリュ」「ザ・ビッグ」などを展開している同社。多くのお客さまと接する仕事というイメージがあるが、実際は接客だけではなく売場づくりや商品製造など業務は多岐にわたっているという。目指すのはお客さまがショッピングを楽しんでいただくための店舗運営である。そのためにはパート社員や上司、店長、他の部署の方との連携は不可欠だ。みんなで一体となって魅力ある売場を作っていく。そこがこの仕事の面白いところだという。

取材中に最も多く聞かれたのは“人”という言葉だ。取材したみなさんからは多くの人と関わることに魅力を感じ、学びを得てきたことが伝わってきた。コロナ禍でコミュニケーションの形が変わり、人と接する仕事にためらいを感じる方もいるかもしれない。最初は自信がなくてもサポート体制が万全な同社ならしっかり成長していけるだろう。自分やお客さまのために頑張りたい方ならイオン北海道は応援してくれる。チャレンジしたい方はぜひ同社の扉を叩いてほしい。

PHOTO
お客さまに買い物を楽しんでいただくためにはどうしたらよいか。そのための仕組みを作る店舗運営を担うのがこの仕事。お客さまの笑顔のために日々奮闘している。

トップへ

  1. トップ
  2. イオン北海道(株)(イオングループ)の取材情報