最終更新日:2024/7/8

キヤノンマシナリー(株)

  • 正社員

業種

  • 機械
  • 半導体・電子・電気機器
  • 重電・産業用電気機器
  • 商社(機械・プラント・環境)
  • ソフトウエア

基本情報

本社
滋賀県
PHOTO
  • 5年目以内
  • 機械系
  • 技術・研究系

チームで作り上げる自動組立ラインの設計

  • Nさん
  • 2019年入社
  • 立命館大学
  • 機械システム専攻 ロボティクスコース
  • 設計部
  • 3DCADを用いた自動組立ラインの設計

就職活動について

選考を受けた主な業界
  • 機械
  • 電子・電気・OA機器
  • スポーツ・玩具・ゲーム製品

会社・仕事について

ワークスタイル
  • 多くの人と接する仕事
  • 高品質・高性能にこだわる仕事
  • チームワークを活かす仕事
現在の仕事
  • 部署名設計部

  • 勤務地滋賀県

  • 仕事内容3DCADを用いた自動組立ラインの設計

現在の仕事内容を教えてください

私は入社して以来、インクジェットカートリッジの自動組立ラインを設計しています。 設計には高性能の3DCADを使用しており、直感的で自由度の高い設計が可能です。自動組立ラインは全長60mにも及ぶ大規模な装置の為、10数名のチームで分担しながら設計を行っています。ですので、情報共有を密に取り合うことが大事になってきます。また、プリンターのカートリッジは年々進化し続けており、新製品を扱うことが多い為、設計中に仕様変更があったりと大変なことも多いですが、チーム一丸となり助け合うことでより良い製品づくりに努めています。困難な事も多いですが、乗り越えた際に大きな達成感を得ることができる、やりがいのある仕事だと思います。


仕事をするうえで心がけていることは何ですか?

仕事をするうえで心がけていることは3つあります。それは1.報連相2.設計の優先順位3.自発的行動です。
1.報連相:私が担当している装置は規模が大きく、チームで分担して設計を行っています。また仕様が変わる事も多く、報連相をしっかりしないとチーム全体に大きな手戻りが発生してしまいます。自ら報連相を意識するのはもちろん、他のチームメンバーが相談しやすいような環境づくりも心掛けています。
2.設計の優先順位:計画を立てる際に設計の優先順位を意識しています。仕事には必ず納期があります。時間をかけて設計すれば良い物を作れますが、現実はそうもいきません。限られた時間の中で良い製品を作る為に、設計項目に優先順位をつけてメリハリのある設計をしています。
3.自発的行動:何かを思いついてもすぐに行動に移せる人はあまり多くないと思います。自分もまだまだ積極的になりきれないところもありますが、やらずに後悔するよりやって後悔した方が良いと自分に言い聞かせて、日々チャレンジしています。


会社の雰囲気、特徴を教えてください

職場は気さくで優しい人が多く、質問や相談に真摯に対応してもらえるので若手の自分は非常に助かっています。また、私の部署はメカ設計だけでなく、エレキ設計の方とも距離が近いので連携が取りやすいです。社内には装置の組み立てを行っている製造フロアもあるので、設計した装置を直に見に行ったり、製造担当の方に意見を聞くことができます。改善点を自分の設計にフィードバックしやすく、設計能力向上につなげられるのが嬉しいポイントですね。関わる人が多く、頑張って顔と名前を覚えています(笑)


今後の目標について

今後の目標は、設計者として力を付けていくことです。これまで自分が担当したのはあくまで組立ラインの一端です。組立ラインにはまだまだ自分の知らない技術、知恵がたくさん詰まっていて日々勉強不足を痛感させられます。これからも少しずつ理解の範疇を広げていき、ライン全体を理解する事が1つの目標です。また、全社的に解析や実験に注力しており、当社でも3Dプリンターの導入や先行実験用の設備導入が行われています。そういった新しいツールや設備は積極的に活用しつつ、最前線で活躍できるような設計者になりたいですね。


最後に学生へのメッセージをお願いします

私が入社して実感したことは、研究で得られる知識と経験はとても貴重だということです。専門知識が身に付くというのもありますが、個人的には相手に伝える能力や論理的思考力が身に付くことが大きなメリットだと思います。どちらも職種を問わず求められる能力ですので、学生の内に発表資料を先輩や教授に見せて意見をもらったり、研究テーマについて議論したりしてスキルを磨いておくのがオススメです。また研究は失敗を恐れずやりたいことをやりましょう。研究は失敗して当たり前…と言うと色々怒られそうですが、研究は前例のないことをするので成功する事の方が少ないです。失敗して、悩んで、原因追求して、また実験するというサイクルを繰り返す事で論理的思考が身に付くはずです。就職活動と研究の両立は大変ですが、自分のやりたいことを見つけて失敗を恐れずにどんどん挑戦してみてください。


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