最終更新日:2024/6/6

(株)あさひ【サイクルベースあさひ】【東証プライム上場】

  • 正社員
  • 既卒可
  • 上場企業

業種

  • 専門店(スポーツ・レジャー関連)
  • 商社(スポーツ・レジャー用品)
  • スポーツ・レジャー用品(メーカー)

基本情報

本社
大阪府

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

店舗から次のステージへ!「あさひ」には幅広い活躍フィールドがあります!

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店舗経験を活かし、本部でのキャリアに挑む先輩たち

人生を豊かに彩る自転車ライフのパートナーとして躍進する「あさひ」。販売の最前線である店舗経験を活かして、本部での新たな仕事にチャレンジする先輩たちの多様なキャリアを追いました。

■水村博行さん(写真中央)
人事部 人材開発セクション・スタッフ/2009年入社

■中尾紗永子さん(写真左)
店舗運営部 カスタマーサービスセクション・スタッフ/2016年入社

■兼本昌太郎さん(写真右)
店舗運営部 店舗運営セクション・スーパーバイザー/2005年入社

先輩たちの仕事へのこだわり

知らないことを恥だと思わないこと。幅広い知識の習得と日々のアップデートのためにも、分からないことを「聞く勇気」がステップアップの秘訣です。(水村さん)
対面でも電話でも接客の基本は笑顔です。先輩方からのアドバイスを受けて、話し方のトーンを工夫し「声の笑顔」を大切にしています。(中尾さん)
店舗が抱える悩みや苦労を知っているからこそできるアドバイスがあると思っています。上から目線でなく、店舗に寄り添うフォローアップを心がけています。(兼本さん)

【水村】店舗現場との「共感」を大切にした人材育成カリキュラムづくりに挑戦!

もともとメカニックが好きで、自転車に挑戦してみたいと思い、当社を選びました。自転車は自動車よりも簡単かと思っていましたが、実はとても奥が深い。入社当初は店舗の先輩に助けられながら、自転車の整備や接客を学びました。

入社後は関東ブロックの店舗を中心に勤務し、3年目からは店長として店舗の運営を任されました。北海道などさまざまなエリアの店舗経験を経て、10年目には千葉ブロックの店舗を統括するスーパーバイザー(以下SV)に。そして昨年、本社の人事部に異動しました。
現在は、人材開発セクションで人材育成の仕事に携わっています。主な仕事は全社向け教育カリキュラムの作成と、各地域で開催される技術講習の技術カリキュラムの作成です。教育カリキュラムは、スタッフがそれぞれの等級に合わせた必要なスキルを身につけるためのもの。社員の成長の道標となる大切なものです。異動したばかりの私にメイン担当を任せていただいた際には、教育カリキュラム刷新の時期で、1から企画をつくることへのやりがいを感じる一方で、難しさに直面しました。その時に力となったのが、10年間の店舗経験と3年間のSV経験です。スタッフや店長、SVがそれぞれのポジションでどんな課題にぶつかり、どんなスキルを必要とするのか。リアルな現場を知っている私だからこそ、伝えられることがあると思いました。大切にしたのは「共感」です。現場との共感を鍵として、店舗運営部とも密に連携しながらカリキュラムづくりに邁進しました。部署のメンバーから様々な意見やサポートをもらえたことも嬉しかったですね。店舗時代にはお客様からの「ありがとう」の声がモチベーションでしたが、それは今も同じです。研修後にスタッフから「分かりやすかった」「ありがとう」の言葉をもらうと大きなやりがいを感じます。

人材開発は、研修や教育を通して将来の「あさひ」を担う人材を育成する使命を担っています。これからも当社の原点である「すべてはお客様のために」という理念を伝えるとともに、一人ひとりが輝けるような人材育成に取り組んでいきたいと思っています。

【中尾】店舗で得た知識と接客経験をインターネット通販店で活かしています!

大学でスポーツに関わることを学んでおり、身近なスポーツや自転車に興味を持っていました。私が就職活動の軸としたのは、人との関わりを大事にできる仕事です。合同説明会であさひと出会い、自転車を通して多くの人と関われることに魅力を感じました。決め手となったのは採用チームや先輩方の楽しそうな雰囲気から、「こんな人たちと一緒に働きたい」と思い、入社を決めました。

入社後は4年間の店舗勤務を経験。入社時はネジ一つ締められなかった私ですが、自転車の組み立てもできるようになり、自転車安全整備士の資格も取得しました。また、いろいろなお客様と関わる中で接客がどんどん好きになっていきました。店舗で得た知識やスキルは、カスタマーサービスセクションに異動した今も大きな財産になっています。
現在はインターネット通販店の販売管理全般に携わっています。お客様からの注文を受けて発注するという流れは店舗と変わりませんが、インターネット通販の接客は主に電話やメール対応。店舗と違って実際に現物を見ながらの説明ができないのが難しいところです。そのため仕様などの伝え方には特に丁寧さを心がけています。逆に面白いと感じるのは、地域密着型の店舗と異なり、全国のお客様と触れ合えることです。そんなお客様からの電話やメールで「あなたに対応してもらえて良かった」「安心して乗っています」の言葉をいただくことが大きなやりがいとなっています。

私は店舗でもインターネット通販でも、接客の基本は人間力だと思っています。カスタマーサービスセクションに異動が決まった時、店舗の常連さんが「寂しくなるね」と言ってくださったことが今も忘れられません。インターネット通販の需要はこれからますます高まると感じていますし、社内の期待の大きさも実感しています。今後の目標は、リピーターのお客様を増やすことです。お客様から選ばれるために人間力にさらに磨きをかけるとともに、後輩の育成にも力を入れたいと思っています。

【兼本】現場の悩みを知り尽くしたSVとして、店舗と会社の成長を支えています!

ワクワクする会社に入りたい。それを軸に就職活動する中で当社と出会いました。私が入社した当時、あさひの店舗数はまだ100店舗ほどでしたが、自転車は老若男女を問わずあらゆるシーンに役立つ乗り物であるため、自転車に秘められた可能性と、ワクワクするような成長性を感じて入社を決意しました。

私は現在、SVとして北大阪から尼崎市を中心とする関西第一ブロック26店舗を統括しています。SVの役目は、各店舗を巡回して店舗運営に関するさまざまな支援・指導を行うとともに、会社のビジョンを現場に浸透させてその実現をサポートすることです。
店舗経験がモノを言う仕事ですが、私は店長になるのも人より遅く、順風満帆でキャリアを築いてきたわけではありません。人より悩み、人より苦労してきた店舗時代だと思っています。しかし今では、その経験こそが私の強みになっていると感じています。多くのお客様やスタッフと関わる店舗運営にはさまざまな苦労があります。思い通りに進まないこともありますし、お客様からお叱りを受けることもあるでしょう。私自身、そうした壁にぶつかる度に、お客様やスタッフの思いを汲み取りながら一つひとつ乗り越えてきました。こうした経験を踏まえたアドバイスで、「兼本さんのアドバイスで行動を変えたらクレーム対応がうまくいった」などの喜びの声をもらうと本当に嬉しい。今では店長やスタッフが成長する姿を見ることが、一番のやりがいとなっています。

現在は504店舗を展開する企業になったあさひ。関東での知名度も上がり、北海道や九州までカバーする全国ネットワークも構築しています。会社の成長を自分ごととして見られたことは、本当にワクワクする体験でした。当社はダイバーシティの考え方で多様な個性が活躍しており、これからもどんどん成長すると感じています。そのためにもSVとしてより学びを深め、多くの人にいい影響を与えていきたいと思います。将来的にはエリアマネジャー、部長を目指したいですね。

学生の方へメッセージ

自転車を楽しむ文化づくり

1949年の創業以来、当社は自転車専門店として「自転車を大切にしてほしい」という思いから、お客さまにとって魅力的な自転車を、質の高いサービスで提供してきました。迅速なメンテナンス、的確なアドバイスができる“プロ”がお客さまの対応をする。“安心・安全”という高い付加価値を提供し、それが多くの人に支持されているおかげで、あさひは大きく成長し「いちばん身近で、いちばん頼れる自転車店」として、自転車は長く大切に乗るものだという価値の形成に大きく寄与できたのではないかと自負しています。

当社が2020年に発表したVISION2025では「FUN TO RIDE BIKES ~体験・つながり・感動~」をテーマに掲げ、「自転車を販売する」「自転車を楽しむ」次元から、「自転車を通じた様々な顧客体験を提供する」「モノからコト・トキの提供」次元にさらなる発展をさせることを、これからの私たちの使命として表現しています。

自転車の持つ可能性、魅力はまだまだあります。自転車だからできる、これまでにない感動体験を提供し、新しい自転車の文化を一緒に創っていきましょう!

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当社は本当に自転車が好きで、魅力を一人でも多くの人に伝えたいという熱い情熱を持った社員ばかり。自転車で社会貢献や自己実現したい方、大歓迎です。

マイナビ編集部から

2007年の東証一部上場以来、13期連続で増収を達成している自転車小売・製造会社「あさひ」。確固たる事業基盤を築いた今もなお、積極的に店舗を拡大し、2021年12月現在で全504店舗を展開。今や、初心者から上級者まで、幅広いニーズに対応できる自転車販売店として全国区の知名度を誇り、自転車業界を牽引している。そんな同社の強みとなるのが、独自の「製造・物流・販売」の一貫体制だ。最前線となる店舗で顧客ニーズを吸い上げ、日本国内で企画・開発に着手。生産は中国の提携工場で行うことで、コストを抑えたものづくりを実現している。あさひブランドとして販売される商品は素材からこだわり、メーカーとしての機能も年々充実で、リアル店舗やネット店舗でも大好評を博している。「お客さまの立場に立って考え行動する」という創業以来変わらない精神のもと、あさひはどんなときも生涯にわたってお客さまに寄り添い、一人ひとりの自転車ライフを、もっと豊かに、もっと魅力的に変えていこうとしている。つまり、すべての人たちから愛される自転車ライフのパートナー、それが同社の目指すところなのだ。

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店内で販売される2台に1台は自社開発のPB商品。お客様と接するスタッフの声が商品開発に反映されるため、現場のアイデアから生まれた新商品も続々誕生している。

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