最終更新日:2024/7/2

三木証券(株)

  • 正社員

業種

  • 証券
  • 専門コンサルティング
  • 金融総合グループ
  • 信託銀行・投資銀行・投資信託委託
  • その他金融

基本情報

本社
東京都
残り採用予定人数
5

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

“地域密着の対面営業”を貫く独立系証券会社。お客さまとの信頼をじっくりと育めます

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「いつもありがとう。信頼しているよ」この言葉が何よりの原動力

創業110年を超える三木証券は、東京・神奈川・千葉に根ざし、地域密着の対面営業を貫き続けています。お客さまと誠実に向きあい、信頼関係を大切に育む社員3名に、やりがいや難しさ、成長の手応えを伺いました。

◆T.M.さん/写真左
横須賀支店 営業第二課 課長代理
経済学部卒 2011年入社

◆K.Y.さん/写真右
横須賀支店 営業第二課 係長
社会科学部卒 2016年入社

◆K.M.さん/写真中央
横須賀支店 営業第二課
文化構想学部卒 2020年入社

先輩たちのオフタイム

生まれて間もない子どもがいて、一緒にお風呂に入るのが毎日の楽しみ。残業が少なく、早く帰宅できるので、子どもとのかけがえのない時間を過ごしています。(T.M.さん)
借上げ社宅制度を活用して支店の近くに住んでおり、通勤の負担がほとんどありません。暖かい季節には陽が沈む前に退社でき、自分の時間を有効活用しています。(K.Y.さん)
休日には仕事のことを忘れて、友人と出かけたり、自宅でゲームに没頭したりしてリフレッシュ。平日の仕事帰りにもショッピングや映画を楽しんでいます。(K.M.さん)

お客さまの人生にかかわる、やりがいの大きな仕事。今は後輩たちの成長が喜びに!

証券会社に勤務する父に続こうと、証券業界を志望しました。当社に惹かれたのは、説明会や面接の場でなごやかな雰囲気を感じたからです。父も「三木証券には歴史があり、独立系ならではの強みもある。いい会社だと思うよ」と後押ししてくれました。

当社では入社後、しばらくはインストラクター役の先輩のもとで新規開拓活動に専念します。当時、私が意識していたのは、まずお客さまに私自身の人柄を知っていただくということ。いきなり商談を切り出すのではなく、趣味や暮らし、家族のことなど、何度も訪問してはさまざまな話題について会話を重ねるうち、徐々に打ち解け、「Tさんを信頼しているよ」と言ってくださることもあります。そうした関係づくりをコツコツと積むことができました。

4年目以降は新規開拓と並行して、支店で過去に当社と取引のあるお客さまを引き継いでいきました。投資経験をお持ちのお客さまを担当するには、プロとしてより一層深い知識と情報が求められます。そのため、今も新聞やニュースサイト、SNSなどあらゆるメディアからの情報収集を怠らず、支店内の勉強会やチームミーティングではお互いに情報を共有し、お客さまへの提案に取り入れています。私はこれまで3つの支店に所属してきましたが、入社前に抱いていた印象の通り、どこもなごやかな雰囲気で相談がしやすく、社員同士の連携も取りやすい職場です。

やりがいを感じるのは、自分の提案によってお客さまに利益を上げていただけたときです。「自宅のリフォーム資金を作れたよ」「贅沢な海外旅行を楽しめた」という嬉しいお言葉をいただけると、お客さまの人生に貢献できたという実感が湧いてきます。もちろん、いいときばかりではなく、株価が下がることもありますが、そうしたときこそお客さまへのフォローを徹底することで、「おかげで乗り越えられた」と、よりいっそう信頼していただく契機にしています。

6年目からは課長代理を務め、後輩たちの育成に力を注いでいます。一人ひとりに良さがあり、弱点もありますので、決まった型にはめるのではなく、一人ひとりに応じたフォローを行うように意識しています。後輩たちが自分を上回るほどの成果を上げることもあり、その成長ぶりが嬉しいと同時に、自分も頑張ろうと、いい刺激を受けています。今後は管理職である課長への昇格をめざし、支店・会社を盛り上げていきたいです。
(T.M.さん)

一方的な提案ではなく、「聴く」を心がけ、お客さまとの信頼を広げています!

大学で経済や法律を広く学ぶにつれて、株式投資についての興味が高まり、証券会社で専門性を深めたいと考えました。実家の近くに当社の支店があり、地域密着の証券会社ならではの親近感を覚えたことも入社の決め手になりました。

入社後は新入社員研修を経て、新規開拓活動から営業活動をスタートしました。最初は緊張していましたが、「頑張ってね」「お茶でひと息入れる?」と温かいお言葉をかけてくださるお客さまもいらっしゃり、緊張や不安がほぐれていく感覚がありました。なかなか成果に結びつかない日々もありましたが、私が意識して続けたのは、こちらから一方的に商品について「話す」のではなく、「聴く」を徹底し、さりげなくお客さまのニーズに合ったプランを提案すること。その積み重ねによって、営業初日に出会ったお客さまと半年後に取引を開始し、その後、奥さまとお孫さまの投資まで担当させていただいたことがあります。そのご家族とは8年目の今も、良好な関係が続いていますね。

支店のお客さまを引き継ぎ、担当させてもらえるようになっても、お客さまを起点に考えることは変わりません。ライフスタイルや暮らしの悩みごと、将来叶えたい夢のことなど、お客さまからのさまざまなご相談をいただけることは、地域密着の対面営業を行う当社ならではの魅力です。株価が下がったときにも、距離を置かず、むしろ迅速に状況や見通しをお伝えし、お客さまの不安解消に努めるのが当社のスタイル。お客さまからの評価や反響をダイレクトにいただきながら、臨機応変に対応し、信頼関係を深めるよう心がけています。

入社時には上司・先輩が気さくに話しかけてくれて、すぐに打ち解けることができました。支店長との距離も近く、いつも親身にアドバイスをしてくださいます。もちろん業務中は集中しますが、仕事を離れると上司・部下の垣根を越えて趣味や家族の話で盛り上がる。そうしたメリハリのある雰囲気が気に入っています。

5年目に係長へ昇格し、今後は後輩の育成も担当することになります。後輩たちのよき見本になれるよう、自覚をもって行動していこうと気を引き締めているところです。私自身もまだまだ成長過程。私の上司は自分のお客さまとしっかり向き合いながら、私たちチームに目配りし、フォローしてくれる存在。私も上司を目標に、スキルアップをめざします。
(K.Y.さん)

学生時代のサークル経験も、お客さまと意気投合するきっかけにしています!

資産形成の手段として幅広い層に投資への関心が広がるなか、私自身も金融リテラシーを高めたいという思いがありました。そこで志望したのが、働きながら自分の将来にも役立つ知識・スキルを磨ける証券会社。選考過程で出会った当社の先輩たちのお話や人柄から、何でも相談できる働きやすさがあると感じ、入社を決めました。

私も入社直後は新規開拓活動に取り組みましたが、なかなかお話を聞いてくださるお客さまと出会えず、難しさに直面したというのが正直なところです。しかし、上司・先輩は「1~2年目はできないことばかりで当然。じっくり積み重ねていこう」というスタンスで寄り添ってくださり、モチベーションを保つことができました。インストラクター役の先輩も毎日相談に乗ってくださり、「お客さまのニーズを探り、一人ひとりに応じた商品を提案する」という基本の大切さを何度も諭してくれました。そうしたサポートのおかげで、2年目からは「あなたを頼りにしているよ」と嬉しいお言葉をいただく機会が少しずつ増え、成長の手応えを得られるようになりました。

入社前には金融について専門的に学んだことはありませんでしたが、インターネットによる情報収集や支店内での勉強会を通して、知識・情報のインプットに励みました。投資経験が豊富なお客さまも多くいらっしゃり、お客さまから学ぶこともたくさんあります。現在も学ぶ姿勢は変わらず、知らないことはごまかさず、正直に伝えるようにしています。お客さまに「勉強しているところです」とお伝えすると、その熱意を汲んでくださり、人生経験を含めていろいろと教えていただくこともあります。さまざまなことへ興味を広げ、学ぶことが好きな人なら、この仕事をいっそう楽しめるはずです。

お客さまとの会話の引き出しとして、学生時代の経験を幅広く活かせることも実感しています。例えば私は大学生のときに手芸サークルに入っていたので、モノづくりが好きなお客さまとお話が合いやすく、趣味で意気投合することも。そうした仕事以外の話をきっかけに、将来の資産形成についてもご相談をいただき、取引につながることがあります。

4年目に入ると担当するお客さまが増え、嬉しく思うとともに、自分の提案や会話の引き出しをもっと増やす必要があると気を引き締めています。これからも自分を磨き続け、たくさんのお客さまに信頼される営業をめざします。
(K.M.さん)

学生の方へメッセージ

話し上手な人だけではなく、思慮深い人、控えめな人など、当社ではさまざまなタイプのメンバーが活躍しています。自ら発信するだけではなく、相手の話を傾聴する、状況に目を行き届かせるなど、それぞれの持ち味を活かせる場面が多いからです。それぞれの個性を伸ばすためにも、学生時代にはいろいろなことに挑戦してみてください。その経験一つひとつが、社会に出てからも財産になります。
(T.M.さん)

人と接することが苦でなければ、きっと大丈夫です。私も話すことが得意ではなかったのですが、お客さまとの出会いに恵まれ、営業の仕事を楽しむことができています。とはいえ、営業職と一口に言っても会社によってスタイルはさまざまですから、気になる会社があれば実際に足を運び、社員から直接話を聞いてみてください。雰囲気を掴みやすく、働くイメージが湧きやすくなると思います。
(K.Y.さん)

金融の知識は入社後に学べるので、専門的に学んでいなくても心配いりません。むしろいろいろなことに興味のアンテナを張っている人ほど、お客さまとお話が合いやすいと思います。私はゼミで中東の文化について学び、その経験が相場とも密接につながる世界情勢を読み解くためのベースになっています。学生時代の経験はどんなことでも無駄にはならず、お客さまとの会話や提案に役立ち、喜んでいただけるはずです。
(K.M.さん)

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社員全員の顔と名前が一致できるほど、全支店が近い距離にある。住宅手当など福利厚生面も充実しており、ワーク・ライフ・バランスを取りやすい環境だ。

マイナビ編集部から

1911年に米穀商として創業後、1936年に創立した三木証券。もとを辿ると110年以上の歴史を刻んできた同社は、創業時から「誠実・信頼・堅実」の経営理念のもと長年培った信頼をベースに「小さくともキラリと光る会社」をめざし、地域密着の対面営業を貫いてきた。今回取材した3名からも、お客さまからの信頼を対面で育み、それぞれのニーズやライフスタイルに適した商品・プランの提案に励んでいる姿が見てとれた。

3名に振り返ってもらったように、同社では新人研修を経て二種外務員資格を取得後、しばらくは新規開拓活動に取り組む。三者三様に大変さや難しさを感じながらも、お客さまとの素晴らしい出会いを通じ、自信を深めることができたと話してくれた。その際、同社でインストラクターと呼ばれる教育係の先輩が心強くフォローしてくれたことも、成長の後押しになったという。こうした3名の成長の足取りにも、お客さまとの関係づくりを大切にし、社員がお互いに支えあう同社の社風が表れていると感じられた。

「貯蓄から投資へ」が推奨され、投資への関心が幅広い層へ広がるなか、対面ならではの細やかなフォローがいっそう求められていくことが見込めるだろう。K.M.さんが言うように、仕事を通して自身の金融リテラシーを高めることもできる。同社なら、和気あいあいとした雰囲気のもと、将来性の高い知識・スキルをじっくりと磨けるだろう。

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顔の見える証券営業員に安心して資産を預けたい、という地域の人々に支持され「小さくともキラリと光る会社」を目指す同社。対面営業のやりがいを求める人は要注目だ。

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