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最終更新日:2024/10/31
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部署名【建築】
仕事内容他部署と密に連携をとり、正確な工事原価を算出する
建設業は受注産業であり、自動車や電化製品のように定価がありません。と言うのも、発注者の注文が千差万別であり、立地条件(地盤が硬い・軟らかい、地下水位が高い・低い、搬入路が広い・狭いなど)が様々で、同じ建物、同じ敷地がないからです。したがって、設計図を受領する度に、工事原価を算出しなければなりません。しかも、決められた期間で、正確に算出する必要があります。価格を安く算出してしまった場合は、工事の受注は出来ても利益が出ず赤字になったり、また逆に高く算出してしまった場合は、受注する事すら出来ません。このように会社の受注や利益に深く係っている仕事と言えます。工事原価を正確に算出するためにも、他部署と密に連携をとり、正確な工事原価を算出するようにしています。
他のゼネコンとの価格競争でもあるので、今の見積の仕事が必ず受注に結びつくわけではありません。見積を提出して、それで終わる事も多々あります。しかし逆に言えば、そういった受注出来なかった物件も含め、相当数の建物の図面を見ることができます。用途は、集合住宅、学校、オフィスビル、工場、店舗など様々で、その都度、工期、工法、金額などいろいろな課題を検討してクリアしながら、見積をしています。毎回違うので、飽きることもなく、一つ仕事が終わるごとに成長していくように感じます。
大学で建築を勉強していくうちに、建物をつくるという事が面白く感じ、ゼネコンを選択しました。実際、マンションを造る現場にいた頃、客先からお礼を言われた時は、感動と達成感があり、この道を選んで良かったと思いました。また、面接時の雰囲気ですが、面接官との間に壁を感じることはなく、上手く表現できませんが、すぐ馴染めたように思いました。実際に働いてみて、厳しい先輩もいましたが、それでもまだ働き続けているのは、この会社の雰囲気と合っていたからだと思います。
現場に3年間(S造2階建の格納庫に約4ヶ月、SRC造15階建の集合住宅に約1年半、RC造7階建の集合住宅に約1年)→入社4年目から現在まで、約10年間、積算の仕事をしています(2013年当時)
やり方はぞれぞれですが、様々な業種の面接を受けるなどして、面接に慣れる必要があると思います。また、自己PRや志望動機など準備しておくものもありますが、最後は自分の自然体の言葉によることが大きいと思います。就職先が決まるまでは、不安で一杯だと思いますが、頑張ってください。