最終更新日:2024/4/15

ヤマトエスロン(株)

  • 正社員

現在、応募受付を停止しています。

業種

  • 日用品・生活関連機器
  • 化学
  • 化粧品
  • 文具・事務機器関連

基本情報

本社
大阪府

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

ハイレベルな技術力とチームワークで、人々の健康と暮らしを365日支えています

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全ての部署が協力して挑戦する社風が自身と会社の成長を後押し!

国内トップクラスのOEMメーカーとして、オーラルケア製品や日用品の開発を支えるヤマトエスロン。チームワークを発揮して高品質なモノづくりに挑む先輩たちに、仕事のやりがいや目標を伺いました。

【販売部】
■若山 優夜 2020年入社/経済学部 経済学科卒
■木戸 彩乃 2022年入社/学芸学部 国際関係学科卒
【研究開発部】
■久安 和人 2022年入社/機械科卒
【生産技術部】
■奥田 陽生 2021年入社/工学部 電子機械工学科卒
【管理部財務課】
■海老原 祐介 2021年入社/経済学部 経済学科卒

入社動機を教えてください!

「暮らしに身近な製品に携わりたいという思いで工具専門商社から転職しました」(若山)「日用品など身の回りの物を扱う営業職を志望し、当社に入社を決めました」(木戸)
「食品メーカーの工場で既存設備の保守を担当していましたが、新規設備の導入に携わりたいと当社を志望。多種多彩な設備を手掛けられるのでやりがいは抜群です」(久安)
「前職は工業用クレーンのリモコン設計を行っていました。もっと身近な製品に携わり、自分の仕事が世の中に貢献していることを実感するために当社に転職しました」(奥田)
「前職は銀行の営業。個人や法人へ金融商品や融資などの提案を行っていましたが、資金を調達し会社全体の資産を管理する仕事がしてみたいと当社を志望しました」(海老原)

【販売】お客様と当社を密につなぎ、プロダクトマネージャーとして製品づくりを指揮

〈若山〉大手消費材メーカーから依頼を受け、自社のプラスチック成形技術を用いたオーラルケア製品や食品・日用品・化粧品の容器などの提案を行うのが販売の仕事。見積作成、試作、サンプル立ち上げ、量産、納品、デリバリーまでトータルに携わっていきます。私はある大手日用品メーカーを担当し、開発部門や品質部門、購買部門などの担当者様とやり取りしながら、期待に応えるモノづくりに取り組んでいます。

〈木戸〉私は8社のお客様を担当し、そのうち2社は大手メーカー。若山さんと同じく既存製品のリニューアルから新製品開発まで幅広く携わっています。現在OJT期間中ですが、分からないことは先輩が手厚くサポートしてくれるのでとても心強いですね。

〈若山〉販売はお客様と当社をつなぐ窓口としての役割と、より良いモノづくりを実現するプロダクトマネージャーとしての役割を担っているけど、木戸さんが心がけていることは?

〈木戸〉お客様に対しては丁寧なコミュニケーションを意識しています。メールだと正確に伝わらないこともあるので、なるべく電話で細やかにやり取り。商談の席で趣味の話題を振ることもあり、雑談を通じてお客様と一気に距離が縮まることもあります。

〈若山〉お客様はもちろん、社内のコミュニケーションも大切。私は仕事以外でも開発や品質など色々な部署に足を運んで信頼関係を築くようにしています。プロジェクトを進める上でチームワークは欠かせませんからね。そうやって力を合わせて生み出した製品を店頭で見るのが大きなやりがい。先日はタイの当社工場に出張し、芳香剤のボトルの量産開始に立ち会いました。コロナ禍の影響で製造が延期になっていただけに、今から発売が楽しみです。

〈木戸〉入社したばかりの頃に子供用歯ブラシのリニューアルに携わりましたが、各部署と協力してひとつの製品を創り上げていく当社のスタイルをしっかり学ぶことができました。SNSで「おまけ用のシールが可愛い」とコメントしてくださる消費者もいて、嬉しい声を聞けることが励みです。

〈若山〉今後の目標はお客様の要望にプラスアルファの提案で応えていくこと。その積み重ねを通じヒット商品の開発につなげていきたいですね。木戸さんは?

〈木戸〉まずは一通りの仕事を自分で出来るようになりたいです。そして当社の技術力をしっかりお客様にアピールし、新規受注を獲得していきたいと思います。

【研究開発】設備開発にトータルで携わるやりがいと、世の中に新製品を生み出していく喜びを味わえる

私が所属する研究開発部の装置開発グループは、お客様から依頼を受けた製品を生産するための設備開発を担当。試作、テスト、導入、アフターフォローまで全てに携わっています。ボトルにラベルを貼る装置、検査用カメラ、包装機器など、生産する製品によって必要な設備は異なり、設備メーカーの担当者や社内の各部署とやり取りを重ねながら仕様を決定。新規開発では不具合が発生することもしばしばですが、社内外の関係者の知恵を借りながらスピード感を持って解決に取り組み、高品質な製品づくりを追求しています。

印象に残っているのは、入社したばかりの頃に担当したプロジェクトです。前職で工場設備の保守に携わってはいましたが既存設備の整備がほとんどで、新規設備の開発・導入は初めての経験。毎週当社の静岡工場に通い、初めは先輩のフォローを受けながら、途中からは私1人で設備メーカーと打ち合わせを重ね、約3カ月かけて完成に漕ぎ着けることができました。開発から導入まで全ての工程に携われたことは私にとって大きな財産で、その後仕事に取り組む上での自信になったと感じています。

いくつものハードルを乗り越えて完成した設備が無事に動いたときはもちろん、自分の手がけた設備から新製品が世の中に生み出されていくと考えると喜びも2倍です。また、新しいことに挑戦させてくれる環境があることも当社で働く醍醐味。学生時代は電気をメインで学んでいたため、機械設計や制御については入社後に身に付けていきましたが、「こんな装置を試作してみたい」と相談すると、経験も知識も豊富な先輩たちが手厚くサポートしてくれるので、安心してチャレンジしていくことができます。
今後の目標は、仕様の検討から工場への導入まで自分の力で進めていくこと。今は数十センチの卓上サイズの装置開発がメインですが、いずれは数メートルの大きな設備まで手がけていきたいと思っています。
(久安)

【生産技術】1年目で任された新規の金型開発。トライ&エラーを繰り返しながら完成に導く

生産技術部門には設計と成形の2チームがあり、私は設計チームに所属しています。CADによる図面作成からスタートし、金型メーカーに製作を依頼。出来上がったテスト型を使って成型チームと協力しながら試験を繰り返し、量産化につなげていきます。学生時代にCADの使い方やプラスチックの特性について学んでいたことは大きなアドバンテージになりした。仕事にもスムーズに慣れることができたし、今はその知識を生かしつつ一層スキルアップに努めています。

歯ブラシ一つとっても「ハンドル部分(持ち手)を持ちやすくしたい」「複数のプラスチック樹脂を混合してしっかり握れるようにしたい」「奥歯まで届く形状にしたい」など、お客様からは様々な要望が寄せられます。ニーズを正確に理解するために直接お打ち合わせすることもあり、お客様が持つイメージをしっかり深掘りしながらアイデアを練り上げてきます。金型設計はとにかくトライ&エラーの繰り返し。複雑なものになればなるほど1度で完成することはありません。テスト成型で狙い通りの加工ができなかったり、テストではうまくいったのに工場で想定外の問題が発生したり。幸い経験豊富な先輩が周りにたくさんいるので、その都度助言をもらいながら一丸となって取り組んでいきます。

つい先日、私がイチから手がけた金型のテスト型が完成しました。入社して1年ほどたった頃に任された仕事で、新人の私にとっては難易度の高いミッションでしたが、やってみようと決心。試行錯誤しながら半年かけて形にすることができました。この経験を通じ、挑戦することの大切さを身をもって学べたことも嬉しかったですね。検証を進めながら量産化に向けて動いていきますが、この金型から生まれる新製品が店頭に並ぶ光景を見るのが今から本当に楽しみです。今後の目標は、設計から量産化まで自分の力で手がけていくこと。「この製品の金型は自分が作ったんだ!」と胸を張れるモノづくりに挑戦していきたいと思います。(奥田)

【財務】数字にシビアに向き合う仕事だけに、決算業務が滞りなく完了したときの達成感は格別

物やお金の動きに伴って発生する入出金業務や支払業務をはじめ、会社全体の資産管理、金融機関との折衝、月次・年間の収支・損益をまとめる業務、決算業務などを幅広く担当しています。日々の積み重ねが決算書や法人税申告書につながっていくため、数字の誤りは許されません。エラーを見つけた場合はなぜ発生したのか分析を行い、同じことが二度と起こらない仕組みづくりにも力を注いでいます。

取引先や銀行など社外の担当者とのやり取りで心がけているのが、相手から受けた指示を自分の言葉で復唱し、認識に間違いがないか確認すること。融資や契約に関わる書類に関しては、期日の2、3日前には作成完了するようにしています。ステークホルダーの多い当社にとって、真摯かつスピーディーに対応していくことが信頼獲得に直結するため、当たり前のことを確実に行なっていくことが大切なのです。
私たちの部署は販売部のように直接利益を生むわけではありませんが、財務諸表など社内外の多くの人々の目に触れ、投資の判断に使われる重要な資料を作成するという大きな役割を担っています。責任重大なぶん、やり遂げたときの喜びはそれ以上。今回初めて先輩の指導のもとで決算業務に携わり、数字のエラーを一つひとつ修正しながら完成させることができ、大きな達成感を味わいました。

仕事以外では、マラソンやゴルフなどの社内のクラブ活動に積極的に参加しています。私にとってクラブ活動は社内の仲間と知り合う絶好の機会。部署を超えて親睦を深めることで、仕事上でもスムーズに連携していくことができます。これからもスキルアップに励みながら財務のスペシャリストに成長していきたいです。(海老原)

学生の方へメッセージ

ヤマトエスロンの強みは、なんといっても〈チームワーク〉。販売、研究開発、生産技術、事業運営を支える管理部門、そして各製造拠点が一体となって多種多様な製品を世の中に生み出しています。当社ではチームワークを醸成するため、社内イベントや全拠点で30以上あるクラブ活動を通して、従業員同士のコミュニケーションを促進しています。

健康経営を掲げる当社では社員が安心して働いていける環境づくりも重視し、インフルエンザの予防接種、歯科検診を無料実施しています。また外部から専門家を招いて健康や歯科に関する身近なテーマでセミナーを開催。社食(費用一部補助)のメニューをいっそう充実させるなど社員の健康増進に積極的に取り組み、健康経営優良法人2023を取得しました。

〈社員を認める風土〉が根付いていることも当社の特色。社員一人ひとりの活動にスポットを当てたいという会社の思いを形にするため、担当業務においての改善や、製品開発で新しいアイデアを提案した社員を表彰。年末には、猛暑日も頑張ってくれたロジスティクス部門にギフトカードが贈られました。このように、社員をきちんと評価する風土が自分の仕事や会社への誇りを生み、ひいては事業の発展へとつながっています。

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採用担当の水木さんと吉川さん。「テレワークや時差出勤、服装自由化、奨学金返済支援制度など、時代にあわせた制度を都度導入しています」

マイナビ編集部から

90年以上の歴史を誇るヤマトエスロンは、大手メーカーのOEMで培ったノウハウを生かして自社製品開発にも乗り出し、「orcoa(オルコア)」を開発。現在も複数の自社開発プロジェクトが進行中で、オーラルケア製品の総合メーカーとして世界トップを目指している。

同社のCSR活動について紹介していこう。〈健康で働きやすい職場づくり〉においては、口腔ケアに関わる会社として従業員への無料歯科検診や歯科衛生士による社内セミナーを定期開催。ニーズに沿った産業保健士の健康セミナーを通じて、健康意識の社内啓蒙も継続している。〈社会貢献活動〉では献血や図書館への雑誌寄贈などの活動を毎年行なっているほか、災害時に水なしで使用可能な「無水ハミガキ」を開発・発売した。豊洲防災 EXPO、国際防災フォーラム(フィリピン)といった防災イベントに参加し、オーラルケア×防災の取り組みに注力。今後も “365日、人々の健康と暮らしを支える” ことを使命に、持続可能な社会の実現に貢献していく考えだ。

2028年に創業100周年を迎えるヤマトエスロンでは次の100年も人々の健やかな暮らしを守っていくために新たな仲間を求めている。自分発信で行動し新しいことに挑戦したい。チームワークで取り組みたい。モノづくりに情熱を注ぎたい。そんな想いを持つ人にこそ同社に注目してほしい。先輩たちのように成長を実感しながら、社会に貢献していく喜びを味わっていけるはずだ。

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省エネタイプの生産設備の導入によるCO2排出量の削減や、環境対応製品の開発なども推進中。それらの取り組みをまとめたCSRレポートは、同社のWEBで公開されている。

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