(株)セキ薬品【ドラッグストアセキ・セキ薬局】

先日開局したばかりのドラックストア併設調剤薬局で勤務しています。
門前というより住宅街にある薬局です。そのため決まった病院からの処方箋ではなく多くは異なった病院からの処方箋が来る為、様々な処方に出会える環境にいます。ほとんどが始めてのDrであるため患者さんとじっくりお話をして初めてドクターの処方意図が理解できたりすることもしばしばあり、日々勉強させて頂いています。ドラックストア併設であるため手が空いている時は販売に従事します。

セキ薬品とは埼玉県を中心としているため全国的にみれば知名度は高くないと思います。そのため入社する前は「研修制度は本当に整っているのだろうか？」「大手チェーン店のほうがしっかりとした教育体制があり薬剤師として成長できるのではないか？」と少し心配ました。しかし実際入社してみると研修制度が会社のパンフレット以上に充実しており、会社側から同期との繋がりを大切にするようゆっくりと時間をかけて丁寧に教えて頂けました。このことにとって同期同士が競い合うのではなく助け合って会社を支えていくのだという意識を強くもちました。よく全体研修が終わり店舗に配属されたら同期はいなくて苦労している話しを聞きますが、セキ薬品は基本２人ペア－でそれぞれの店舗を回るため全ての同期と一緒に仕事をし、また忙しくて先輩社員には聞けないことも同期がいるため聞きやすい環境を作っています。これはセキ薬品の大きな良さの１つではないかと思います。配属されても１年間は色々な店舗を回るので多くの先輩方の経験談が聞け実際自分が目にした出来事よりはるかに多くの事を学べています。

出社してまず初めに待合室、調剤室の掃除をします。新店舗ということもあり少しの汚れも目立たないよう、また衛生面も考えて念入りにスタッフ全員で毎日行います。そして前日の患者様についての申し送りをし、再来局して頂くことになってしまった患者様、取りに来られなかった患者様等についてスタッフ全員で情報共有し誰が対応してもスムースに行えるようにしています。
10時過ぎから処方箋をお持ち頂いた患者様の調剤を行います。
12時から順番でお昼休憩になります。その間は受け付け、調剤、監査服薬指導、店舗でのOTC販売を行っています。セキ薬品の目指す薬剤師は保険にも強くなる薬剤師ですので処方箋をお持ち頂いたら薬剤師でもレセコンでの業務もします。レセコンが使えると算定もれも防げ監査も強くなります。
15時から前日の伝票確認や事務作業も並行して行い、夕方は仕事帰り、学校帰りの人たちが増え始めるためドラックストアの店舗に出てOTC販売を行います。具合が悪いけど休めない、病院に行けない人たちに症状を聞き的確な薬を勧めることは多くの知識を必要としますがとてもやりがいのある仕事の一つであると私は感じます。

就職した後の活動の幅が広い職場を選びたいと思っていました。セキ薬品は調剤専門の店舗もドラッグストア併設店舗もあることから、医師から処方された薬だけではなく、普段利用する機会の多いOTCの知識も深めることができると考えました。
実際に店舗を見学した際、薬局内の入社１年目の先輩が「わからない時も、先輩に相談すれば親身に教えてくれる」とお話ししてくれました。また、埼玉県内を中心に展開しているため、大手のドラッグストアよりも先輩や同期の仲間との距離が物理的に近いということに安心感がありました。加えて、役員や一般職の方も参加する部活動も盛んであることから、仕事以外の楽しみも増やせるセキ薬品を選びました。