昭和四日市石油(株)【出光興産グループ】

現在は、原油船荷捌き作成/通関予定、還付申請、委託作業契約等の担当を担っております。

【原油荷捌き作成/通関予定・内外貨原油管理】
原油船がいつ入港し、いつから荷揚げが開始されるのか。どのタンクにどれだけの原油を荷揚げするのか。それに対してどのような作業が必要なのかなどの情報を関係各課と情報共有を行い、集めた情報より現場オペレーターの方へ向けた荷揚げ手順（荷捌き）を作成しています。また、荷揚げ後は、内/外貨で通関作業を行うにあたり、原油数量の管理、通関予定の作成などを行っています。

【還付申請】
石油を扱うと「石油石炭税」が課税されてしまうのですが、ある一定の条件にあてはまる油の処理の仕方をすると「還付」を受けられるため、還付が受けられる製品の申請を行っています。

【委託作業契約】
弊社は、一部別会社に委託を行いながら操業しているため、その委託作業料金の見直しを毎年行い、契約書（覚書）等を締結しています。

０８：３０ ～メールチェック/原油荷捌き作成
１０：００ ～契約書改定の内容を上長へ説明（Teams）
１２：００ ～昼食
１３：００ ～原油通関予定作成
１４：００ ～作業船更新の為の資料作成
１７：００ ～退社

原油を荷揚げする ⇒ 原油を常圧蒸留装置にかける ⇒ 出てきた油を様々な装置にかける ⇒ 製品が完成する ⇒ SSや他製油所へと出荷する。この流れの中で私が担当する業務は最初のステップである、原油の荷揚げに関わっており、この作業が無事に進まないと何も始まりません。また海外から数か月かけて運ばれた大量の原油の荷揚げに携われるところなどは、スケールの壮大さを感じながら仕事に取り組むことが出来ます。

私が所属している管理課業務係では、製油所内だけでなく税務署関係や石油連盟など様々な方たちと関わって仕事をしています。今後は資格を取得するなどして、色んな担当をまわって経験を積み、自分の経験値に変えていきたいと考えています。