最終更新日:2024/7/4

(株)カナモト【東証プライム市場上場】

  • 正社員
  • 既卒可
  • 上場企業

業種

  • リース・レンタル
  • 商社(機械・プラント・環境)
  • 商社(鉄鋼・金属)
  • 機械
  • サービス(その他)

基本情報

本社
北海道

取材情報

事業について伝えたい

携わった仕事が、人々の暮らしの基礎に。社会貢献を身近に感じられ、大きなやりがいに

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建設機械レンタルの最前線から

建設機械のレンタルサービスを主力事業とするカナモト。ここでは東京ブロックに所属する社員3名に、営業の仕事内容、日々感じるやりがい、将来の目標などについて話を伺った。

■Aさん /所長
商学部会計学科卒/2010年入社

■Sさん/営業職 主任
政治経済学部政治経済学科卒/2014年入社

■Kさん/営業職
経営学部経営学科卒/2019年入社

カナモトの仕事最前線

「人間関係が良いのが当社の良さ。お互いに支え合って仕事ができます。エリアではなく会社ごとに担当するので、お客さまとの関係が深めやすいです」(Aさん)
「一人暮らしなら、家賃の自己負担額が最大2万5000円で済む社宅制度など、福利厚生面が充実しているので、仕事に打ち込むことができます」(Sさん)
「気さくな社員が多いので、何でも話しやすいですね。同期とは一緒に研修を受けて仲良くなり、何かあればお互いに相談に乗ったりしています」(Kさん)

【Aさん】身近な街のインフラ作りに関われる面白さ

現在、埼玉にある三郷営業所にて勤務しております。自分でお客さまを持ちながら11名のメンバーを率いて営業所内の売り上げ方針の策定、人材育成などのマネジメント業務にも取り組んでいます。

当社の営業は既存のお客さまを訪問しながら、業界紙などで入札情報をチェックして新しい工事現場の開拓にも取り組んでいます。工事に合わせて必要な機械を提案するとともに見積もりを提出し、受注後は機械の搬入日程調整、入金のチェック、そして工事終了後は機械の引き上げまでトータルにお客さまを支援します。工事案件によっては、スーパーゼネコンのような大手のお客さまと交渉することもあります。一方で地場に根付いた職人肌のお客さまとのお付き合いも深くて、さまざまな工事案件と巡り合える面白さがあると感じています。

私は入社以来、東京中央営業所で勤務してきました。大きな達成感を感じたのは、3~4年目頃に首都高速道路のトンネル工事を提案したとき。現地で実機を使ってデモンストレーションし、当社をご利用いただくメリットを丁寧に説明した結果、受注できたときには、大きな自信になりました。完成したこのトンネルは、営業所からも近く、営業に出かけるときによく通っている場所です。身近な暮らしの基礎になる工事に関われることは営業としてとてもやりがいを感じます。

仕事をする上で大切にしているのは、お客さまとの関係性作り。業務上の話のみならず、趣味などの話も交わしながら、お互いの距離を縮めることを心掛けています。レンタルする機械・機材そのものの性能は他社と大きな差はありません。それだけに人間関係の構築が重要になるのです。自分の力でお客さまの信頼を得て、当社の機械をご利用いただき、成果として形になるのは、営業冥利に尽きると感じます。

所長として営業所を引っ張っていき、よりいっそう部下に信頼されるように今後も自分を磨いていこうと思っています。

【Sさん】全員で協力しあって、課題を乗り越えていくのがカナモト流

就職活動を始めた頃は、住宅など生活に密着した業界を志望していました。当社に関しては、大学近くに営業所があり、近くの工事現場でカナモトのロゴマークがついた建設機械を見かけたことがあったので、身近に感じていました。業界研究を通して、建設機械レンタルをしている会社だと知って、更に興味が深まりました。説明会で会社訪問すると、部署を超えた人と人の関わりが密接なことが分かり、会社として一つになって動いているイメージを強く持ったのが入社の決め手となりました。

入社後は半年間の研修の後、足立営業所に3年半所属。地元密着の中小規模の工事会社が多いエリアでしたので、小回りの利いた提案力が求められました。当時はとにかくお客さまに好印象を持ってもらうために、距離を縮めていこうと心掛けたつもりです。ありがたいことに面倒見が良い先輩がそろっているので、行き詰ったときは質問すると丁寧にサポートしてくれました。一人で悩むより、みんなで悩む――そんな姿勢が根付いているだけに思い切って挑戦を重ねることができたのだと思います。

5年目からは現在の営業所に異動。首都圏の土木工事会社を専門に担当しており、私も首都高速道路の保全や橋の新設、公園の改修、水道管の敷設など多彩な案件に関わりました。自分の中で自信となったのは、鉄道会社の改修工事。油圧ショベルやクローラークレーン、高圧洗浄機など多様なアイテムが必要となる大型案件で、しかも工事の担当会社はそれまで当社と取引がなく、どのようにして入り込んでいけばいいのか試行錯誤しました。

とにかく担当者との信頼関係を築こうと、提案には工夫を施しました。かなり狭いスペースの現場でしたので、搬入経路の幅をあらかじめ調べて対策を練ったり、油圧ショベルに近づくと警報音が鳴る仕様を提案したりして、お客さまの使い勝手を考慮しました。その結果、見事受注することに成功。あの時の達成感は非常に大きかったですね。

当社の建設機械は生活の身近な場面の工事で使われていることが多いです。完成後にプライベートで通ったとき「ここを作ったときにうちの機械を使ってもらったな」と感慨深く感じるのもこの仕事ならでは。これからはより大きなプロジェクトに挑戦して、さらに大きな達成感を味わってみたいですね。

【Kさん】毎日の努力の積み重ねが、成果として形になる

私は業界を問わずに幅広く企業を見ていたのですが、カナモトには学内の合同説明会で出会いました。工事現場でアルバイトをしていた経験があり、建設機械に関して知らないわけではなかったので興味を持って選考に進みました。そして、世界規模でビジネスを展開しているスケールの大きさに心魅かれたのです。さらに、選考中に出会った社員の皆さんは、学生である私の不安を解消してくれるような親切な人ばかりで、最終的にはそれが入社の決め手となりました。

入社後は1カ月ほど北海道の本社での研修を受けて、ビジネスマナーや取り扱う機械について学習。営業所に配属されて10月までは所内での事務作業を通して仕事の流れを覚えました。また、メンテナンスなどを担う工場での研修を通して、機械についてさらに知見を広げていきました。膨大な量の商品数を誇っているだけに全てを理解するのは難しかったものの、半年にわたる準備期間があったのは心強かったですね。10月から年内までは営業活動に出て先輩のサポートを受けながら商談にも挑戦。どのようにして話を切り出すべきか迷いもしましたが、先輩の指導のもとで一つひとつ課題を乗り越えました。

独り立ちをしたのは1年目の1月のこと。以来、都内の電気工事店や水道工事店などの既存客約30社を受け持つようになり、並行して新規開拓も手掛けてきました。自分で業界紙を見てニーズがありそうなお客さまにアプローチし、コツコツと定期的に訪問して信頼関係を醸成していきました。その結果、新規のご依頼をいただけるケースも出てくるようになり、頑張ったからこその喜びを感じています。

現状で関わることが多いのは道路工事です。全ての工事終了後、関わった道路が舗装されてきれいになっている様子を見ると、自分の仕事が社会に貢献しているんだなと強く実感します。まだまだ売り上げとしては大きくないので、今後1年程度でさらにお客さまとの接点を増やして、先輩に追いつけるくらいの成績を残したいですね。そのためには新規開拓に注力するのはもちろん、既存の顧客にも足繁く通って情報を集めながら内容の濃い営業を実践していきたいと思っています。

学生の方へのメッセージ

建設機械レンタル業界に関して、学生の段階で熟知している人はほとんどいません。スタートラインは一緒ですから、通用できるレベルに到達できるか否かは自分の頑張り次第です。また、私は最近までアメリカンフットボールの社会人クラブチームに所属して活動していました。土日のみの活動とはなりますが、両立は可能ですので、社会人スポーツを目指している人も歓迎したいですね。
<Aさん>

人のことを考えられる人にカナモトは向いていると思います。お客さまの要望を叶えるために、どのようなことをすれば良いのか。それを、誠心誠意を尽くして考えられる人が増えてほしいですね。また、本人のやる気や能力を正当に評価してくれる会社でもあります。社内研修などの学びの場も整っていますので、意欲的に自己啓発していけば大きく活躍できるようになるはずです。
<Sさん>

営業を目指すのであれば言われたことをこなすだけではなく、自分で考えて行動する姿勢を持っていてほしいと思います。当社は周りの先輩が丁寧に支援してくれますが、自分で動かないと成長を遂げることはできないものです。機械に関する知識は入社後に身に付ければ大丈夫。研修もしっかりとしているので、学ぶ気持ちを持って入社してください。
<Kさん>

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関東の各営業所に所属する3名の先輩社員たち。社会インフラというべき大規模な工事などにも建設機械を提供するだけに、責任とやりがいが大きいという。

マイナビ編集部から

北海道札幌市に本社を構えるカナモトは、全国各地で建設機械レンタルを主力事業とする企業である。油圧ショベルやローラーといった機械は、工事現場には必要不可欠な存在である。しかし、高額な機械であるものの工程の一部でしか活用しない場合も多い。資産として購入するのはゼネコンや工事会社にとってはリスクが高いので、カナモトのような建設機械レンタル事業を営む会社の活躍の場が広がっているのである。なかでもカナモトは、約1,100機種62万点ものアイテム数を誇る。まさに、お客さまのほしいときに必要な台数の機材を提供することで信頼を集めてきた。

専門性が問われる面もあるだけに、社員教育にも力を注いでいる。新人研修では機械の知識などをしっかりと伝授するとともに、入社半年まではフォローアップ研修などを通して新人の成長を全面的にバックアップ。建設機械について知らないという学生がほとんどだろうが、教育の場は確かに整っているので不安なく飛び込んでいけるはずだ。福利厚生面の充実度も光っている。借り上げ社宅制度では、地域によって家賃の上限額は異なるが一人暮らしならば自己負担額は最大2万5000円、世帯主は最大3万円と手厚い。全国転勤OKの職種ならば定年まで借り上げ制度が使えるというから生活面の不安はかなり軽減される。文字通り安心して働きつづけられる場がカナモトには整っている。

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建設現場で見かける多様な建設機械をレンタルするカナモト。現在、日本全国に200拠点以上を有し、グループも含めれば500 拠点にも達する。

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