最終更新日:2024/6/25

(株)JALナビア

  • 正社員
  • 既卒可

現在、応募受付を停止しています。

業種

  • 旅行・観光
  • 空輸

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

飛行機に乗る前から旅を終えるまで、お客さまの困りごとに声と言葉で寄り添っていく

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知見を重ねながら自分らしいキャリアステップを選んでいける

JALグループを利用して旅をするお客さま。その航空券の予約発券や問い合わせの対応を担う(株)JALナビアでは、電話での接客業務を中心とし多様なキャリアが広がっている。現在活躍中の先輩社員に仕事の魅力を聞いた。

■堀内 朋香さん(写真中央)
コンタクトセンター運営部 東京コンタクトセンター室 国内グループ 第9チーム
2020年入社

■佐藤 あかねさん(写真左)
コンタクトセンター事業部 旅客業務サポート室 国際サポートグループ 国際WEBサポートチーム
2018年入社

■服部 彩香さん(写真右)
コンタクトセンター運営部 東京コンタクトセンター室 PGCチーム
2017年入社

JALナビアでの働きかた

「電話での対応はお客さまと私、一対一の関係ですが、返答に困ったときは先輩や同僚たちが助けてくれる。そんな心強い人間関係があります」(堀内さん)
「当社の業務は365日稼働しているため、多くのスタッフはシフト制の勤務。平日の休みを活用して人気のスポットにでかけやすいのが嬉しいです」(佐藤さん)
「PGCチームは子育て中のママもたくさん活躍中。メンバー同士で助け合いながら、仕事と子育ての両立をしていくことが当たり前の社風も魅力だと感じています」(服部さん)

【堀内さん】お客さまの「問い合わせをしてよかった」という言葉がやりがいに。安心して旅を楽しんでほしい

人の幸せに関わる仕事がしたい、そう考えたとき最初に浮かんだのが旅行に関連する職業でした。旅行に向かう楽しそうな人たち、そして空港という空間に満ちるたくさんの人のワクワクした気持ち。その特別感をサポートできるような仕事を探し、当社に出会いました。インターンシップで接した先輩たちが、自分の仕事に誇りを持って働く姿、多様なキャリアを形成している姿を見て、この環境で私も成長したいと考えるように。転勤しながら新しい知識や経験を重ねることができるという点にも惹かれました。

私の最初のキャリアは海外ツアー室からスタートしたのですが、コロナ禍の真っ只中だったこともあり、実質的な仕事ができず2020年の12月に現在の部署に異動となりました。ここはJAL国内線の問い合わせを受け付けるコンタクトセンターです。お電話はもちろん、チャットサービスやメールでの問い合わせにも対応していきます。お客さまとJALのファーストタッチとなる役割ですので、いわばJALの顔。飛行機に搭乗する前から、到着後まであらゆるポイントでお客さまと接する仕事です。オペレーターとして、さまざまな目的やバックグラウンドを持つお客さまの対応をしていると、同じ言葉でもどのように受け取るか人によって異なることを改めて感じました。これらの経験を通じて自分の知識が広がり、対応力の幅が広がっているなと思います。

新人時代も今も変わらず思っているのは、何らかの不安や心配を持ってお問い合わせくださったお客さまに対して、適切な回答をしていくことで最後には笑顔で電話を終えてほしいということ。私たちの対応や言葉一つでお客さまの感情はかわっていくはず。ポジティブな気持ちになって飛行機にご搭乗いただけるようなサポートをしたいですね。「電話をして本当に良かった」とお客さまに言っていただけるのが私の喜びです。不安がない明るい声を聞けると、私も「この方のお手伝いができてよかった」という気持ちになります。

私たちコンタクトセンターのスタッフが幅広い知識を持っていなければ、お客さまが求める答えにたどり着くことはできません。日々の業務に加えて他の人が対応しているお客さまとのやり取りをモニターするなど、対応力を磨き、学び続けていく必要があります。お客さまの話し方、背景音などに耳を澄まし、感情や状況を想像しながら一人一人に合ったご案内をしていきたいといつも思っています。

【佐藤さん】コンタクトセンターでの応対経験を活かし、よりわかりやすい航空券予約サイトづくりに貢献

私が当社の仕事に関心を持ったのは、コンタクトセンターとして声だけでお客さまの対応をする仕事の現場を知りたいと思ったことがきっかけでした。入社後に配属されたのは大阪の国際線コンタクトセンター。ここで4年間、現場での経験を積みました。”飛行機や旅先の疑問について少しでも確実な情報を得たい”そんなお客さまの不安な気持ちに寄り添いながら、できる限りの情報を集めてお答えすることを大切にして問い合わせに答えていく毎日でした。

私は自分がマルチタスクな働き方ができるタイプではないと思っていたのですが、経験を重ねる中で担当する業務の幅が広がり、気付けばさまざまな仕事や問い合わせを並行して対応できる力が身についていました。好奇心を持って仕事をしていくと、視野が広がっていくんですね。実は入社当時からWEBサポートチームの仕事に興味がありました。ネット社会が加速する中、電話をかけることに抵抗を持つ世代に対してのアプローチも求められているのではと感じ、WEBを活用した航空券の予約や問い合わせのシステムを拡充すべきだと思いました。もちろん電話でしか生み出せない価値もありますが、社会の変化に対応できるシステムづくりに貢献したいと思っていたのです。

そのような想いを持ちながらコンタクトセンターでの経験を積んでいたところ、2022年の4月に辞令が下りてWEBサポートチームへ異動に。大阪から東京に転勤することとなり、新しい生活にワクワクしていました。国際WEBサポートは、お客さまから航空券予約サイトの使いにくさ、戸惑いなどの声を聞き取り、改善に向けて対策を行うチームです。またサイト内にあるFAQの情報の充実、AIチャットボットの導入や情報修正なども担い、お客さまがお電話をする前に、できるだけのことをオンラインで解決できるように環境を整備しています。さらにコンタクトセンターのスタッフ用対応マニュアルを作成する間接業務も担当しました。コンタクトセンターでの現場経験を活かしながら、お客さまもスタッフも使いやすいサイトへとブラッシュアップしています。JALの本社やグループ会社とも連携しながら、それぞれの立場から意見を出し合ってきました。お客さまや現場目線を忘れず、多くの声を聞きながら機能拡充に向けての提案をするようにしています。

【服部さん】病気やけがをされていても、誰もが安全に飛行機に乗れるように、国をまたいでサポートする

当社に入社して最初に配属となったのは福岡の国際線コンタクトセンターでした。英語での問い合わせも多い国際線コンタクトセンターでの業務は、自分自身の語学力を磨くチャンスにもなったと感じています。航空業界の英語の専門用語集や問い合わせの対応事例集も用意されていたので、業務に特化した英語の知識を学びながら、さまざまな問い合わせと向き合っていました。コンタクトセンターの業務で大切なのは、お客さまの言動の先読み。一つ一つの言葉からお客さまが求めていることを想像し、次の質問を予想し準備をしながら会話をすることが欠かせません。経験を重ねていくうちに、私自身の対応力も向上していることが実感できるようになっていきました。

将来的にはコンタクトセンターでのお客さま対応業務だけでなく、間接業務の分野から現場社員たちのサポートをしたいと考えるようになっていたところ、入社3年目にPGC(プライオリティゲストセンター)チームへの異動が決まりました。PGCとは飛行機に搭乗する際、お手伝いを希望される方のサポートをする窓口です。病気やけがをされているお客さまが安全に飛行機に乗れるよう対応をしていきます。お客さまによっては病状を伝えたくないという方もいらっしゃるので、負担のない質問をするなど必要な情報を聞き出すための工夫も求められます。以前、海外で事故に遭って入院をしていた方の帰国をサポートしたことがあります。フルリクライニングの車椅子の手配、着陸後の救急車の依頼、英語で現地の病院と調整を行うなど時間をかけて慎重に準備を進め、無事に帰国されたときにはチームみんなで喜び合いました。搬送先の病院からもお礼の言葉をいただき、PGCとしての使命を全うできたと手応えを感じた一件です。

PGCというチームを日本に取り入れたのはJALが初めて。国や会社の枠を超えた責任を感じますが、大きな達成感を得られる仕事です。現在はプライオリティ情報をWEBから登録できるようなシステムづくり、電話対応のマニュアルづくりなどのプロジェクトにも関わっています。飛行機に乗れないと思っていた方が「私でも乗れる!」と知ったときの嬉しそうな声が、私のやりがいです。病気やけがをされていても飛行機に乗れる、そのことを多くの方に知ってもらうための取り組みも進めていきたいです。

学生の方へメッセージ

自分はどんなことに価値を感じるのか。周りの意見ではなく自分の軸で考えることで、仕事を通じてやりたいこと、創造したい価値が見えてくるのではないでしょうか。私たちJALナビアの存在意義は、一つの問い合わせに対して多くの人や部署、知識、経験などが連携しあってお答えすることで、お客さまが安心して空の旅を楽しめるように支援することにあります。その大きなリレーの先頭を走る役割としての責任と喜びを感じられる仕事です。
【堀内さん】

就職活動は思い通りにならないことも多いと思います。そこで周囲の情報に振り回されず、自分の直感を信じて行動してみることもおすすめしたいです。目指す業界や企業が絞られている方でも、未知の分野をチェックしてみることで新しくピンとくる出会いがあるかもしれませんよ。その「直感でピンときた」企業が、当社だったら嬉しいですね。自分を信じて未来への一歩を踏み出してください。
【佐藤さん】

社員はまずコンタクトセンターに配属となり、電話対応業務に就いて当社の業務の基本を学んでいきます。その先のキャリアは本当に多様。やりたいことに挑戦することを応援する社風があるのが魅力です。JALグループが目指す「誰もが旅を通じて、より豊かな人生を楽しめる社会の実現」に向けて、自分はどんな形でお客さまの旅のお手伝いをしたいのか。その想いを追求していける会社だと思います。
【服部さん】

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品川区の天王洲にある本社オフィス。社員同士の距離が近く、誰かが困っていたらすぐサポートに入れる環境があり、知識や情報の共有がしやすい社風だ。

マイナビ編集部から

航空業界で接客を担う仕事というと、グランドスタッフやキャビンアテンダントをイメージする人も多いだろう。しかし直接お客さまと顔を合わせて行う接客ではなく、電話やメール、チャットなどを介してJALグループのサービスを利用するお客さまと接する仕事もある。その役割を担うのがこの(株)JALナビアだ。

航空券の予約や発券が業務の中心となるが、それ以外にもさまざまな問い合わせが同社に集まってくる。旅行の前、最中、そして後に起こるお客さまの困りごとと真摯に向き合い、社員たちは言葉や声で幅広くサポートし続けてきた。業務の基本となるコンタクトセンター(コールセンター)には、問い合わせだけでなく、社員たちの対応に対する「ありがとう」の言葉もたくさん届くという。今回の取材に応じてくださった3人の社員たちも、お客さまの不安や疑問に寄り添う経験を重ねて顧客ニーズの多様性を感じ、仕事の魅力を実感。その実体験をもとに、次なるキャリアを考える機会を得てきた。

コンタクトセンターの業務にはじまり、その先は自分の興味や強みを追求しながら多彩な選択肢から目指す道を見つけていけるのが同社の特徴だ。コンタクトセンターでの業務で触れるお客さまの意見、それらをもとに、より良いサービス構築に向けて提案、挑戦、行動していきたい、そんな意欲が活かせる環境があると感じた。

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「お客さまだけでなく、共に働く仲間たちを支えていきたい社員がたくさん。個人プレーに見える電話での問い合わせ対応ですが、実はチームプレーなんです」(採用担当)

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