最終更新日:2024/8/9

(株)テイツー(古本市場)【東証スタンダード市場上場】

  • 正社員
  • 既卒可
  • 上場企業

業種

  • 専門店(書籍・音楽・インテリア)
  • 通販・ネット販売
  • 専門店(家電・OA機器)

基本情報

本社
埼玉県、岡山県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

「楽しい!」を仕事にすれば、「やってみたい!」はもっと広がっていく。

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人気エンタメ企業をけん引する、若き精鋭たちの活躍を追う。

岡山の地に創業して30余年。今や全国区の人気エンタメカンパニーへと成長を遂げた「古本市場」。多様化し続けるこの業界で存在感を高め続ける『(株)テイツー』の若手社員に、同社で働く魅力を語ってもらった。

<写真左から>
店舗運営部「古本市場 新小岩店」店長 緑川 真生さん(2022年新卒入社)
店舗運営部「ふるいち イオンモール上尾店」 引地 麻里衣さん(2023年新卒入社)
(2024年2月時点)

私たちの仕事のココが魅力!

「本や映画、音楽、ゲームなど“自分の好きなもの”に囲まれ、その知識を存分に広げ、深めながら、趣味を同じくするお客さまを相手に仕事ができる楽しさはひとしおです」
「店ひとつ丸ごと任される責任は大きいですが、一社員として十分なワークライフバランスが守られているので、プライベートもしっかり楽しんでいます!」(緑川さん)
「私のようなゲーム好きにとって、ゲームをはじめとした総合展示会に企業枠で参加するチャンスがあるのは魅力のひとつ。私も一度は行ってみたいですね」(引地さん)

やるならとことん! 臆せぬ挑戦と大らかな企業風土が導いた、社内最速での店長昇格。

トレーディングカードに目がなかった学生時代、品ぞろえ豊富な『古本市場』は最高の遊び場。本やDVDからフィギュアまで幅広い商材を展開していることも大きな魅力で、何もなくてもふらっと立ち寄ってしまう“ホーム”のような場所でした。とはいえ、就職先として当社を志望したのは、ただ「楽しく働けそう」と思ったからだけではありません。もともと私は、どうせやるなら全力でやりたい性質。だからこそ、「とことんチャレンジできる」当社の企業風土に強く心惹かれたのです。

そのため、選考中は役員の方たちを前に「上がれるところまで上がりたい」とアピール。入社後、上司や先輩たちにも「1年で店長になりたいので、ビシバシご指導ください」と威勢良く言い放ち、存在感を示してきました。とはいえ、現実は思った以上に厳しく、特に1年目は想像を超える商材の幅広さに四苦八苦することもしばしば。そのため、とにかく教わったことはすべて確実に自分のものにしようと必死でくらいつき、分からないことがあればその都度手順書を確認したり、調べられることは自分で調べたり。マイ業務ノートを片手に、受験生さながらの猛勉強を重ねました。そんな懸命な努力が実を結んだのは入社半年目。エリアマネージャーが店長候補者選抜研修の参加者として私を推薦くださったときは、本当にうれしかったですね。

もちろん、店長候補者はあくまでも“候補者”。店長昇格が確約されたわけではありませんから、店長昇格への本格的な挑戦が始まったのはここからです。日々配属店舗で店舗運営業務に当たりながら、半年間にわたる研修に参加。それと並行して社内外の個別研修などにも積極的に参加し、さらなる知識とノウハウの修得を図りました。その結果、1年目2月の昇級試験を見事通過し、4カ月間の店長代理を経て2年目の秋に念願の店長昇格を果たしました。

これもひとえに懸命な努力の賜物…と言いたいところですが、もちろん自分ひとりの努力でここまでこられたとは思っていません。振り返れば、数多の失敗・失態を繰り返してきたこの2年。それでも挫折することなくここまで来られたのは、未熟な新人を見放すことなく、突き放すこともなく、常に再チャレンジの機会を与えてくれた当社の大らかな企業風土があったからこそ。こんな舞台なら、まだまだ大きな可能性に挑戦できる。今、私の中には、そんな新たな野望も沸き上がっています。<緑川さん>

立場が人を創る! 「ふるいち」のコンパクトな商材展開が、着実な成長と挑戦を後押し。

在学中の書店アルバイトをきっかけに接客業に興味を持ち、大好きなゲームや本を扱う当社を志望。現在は「ふるいち イオンモール上尾店」で、入荷した商品の検収や陳列、買取り、レジ会計など店舗運営全般を担当しています。

入社してまず驚いたのは、先輩方の知識の豊富さでした。ゲームに関しては「そこそこ知識がある」自負を持って入社した私でしたが、“販売のプロフェッショナル”である先輩たちの知識の深さはそれをはるかに凌駕。本体・ソフトに関する知識はもちろん、電源コードや保護フィルムといったアクセサリー類の細かなスペック・サイズの違いもすべて頭に入っていて、私の知り得ることなど基礎中の基礎。お客さまをご案内する先輩の横で話を聞いているだけでも、次々と知識が補完されていくのを実感します。

ただ、それ以上に驚いたのは、そんな、まだ基本的な知識さえおぼつかない新入社員の私に、やりがいのある仕事をどんどん任せてくれるチャレンジングな企業風土。実は、現在勤務する「イオンモール上尾店」は私にとって2店舗目。入社1年目の秋、最初の配属先の隣町に「イオンモール上尾店」がオープンすることになり、その立ち上げメンバーとして、思いもよらず私が選出されたのです。1年目はじっくり仕事を覚える期間と考えていた私は、最初は正直とても戸惑いました。けれど、「立場が人を創る」とはよく言ったものです。一からの売り場づくりやアルバイトスタッフへの指導役を任されるうち、次第に責任感が高まり、成長ペースもおのずとスピードアップ。「期待に応えたい」という気持ちが原動力となり、今では店長に次ぐNo.2のポジションとして堂々と立ち居振舞えるようになったと自負しています。

さらに、配属先が「ふるいち」であったことも、成長の大きな後押しになったのではないでしょうか。というのも、「ふるいち」は「古本市場」をコンパクトにまとめた新業態で、一部本やDVDなども取り扱いますが、ゲームやトレカがメインのエンタメショップ。限られた商材で売上を作らなければいけない難しさはありますが、「古本市場」ほど商材が幅広くない分、覚えるべき知識も限定的。その分、責任あるポジションであってもそれほど気負わず挑戦できるのです。店長職などまだまだ先と思っていましたが、チャンスがあれば挑戦したい。今はそんな思いも芽生えはじめています。<引地さん>

「楽しさ」も「心地よさ」も自分の手で創造できるから、モチベーションも自然とUP!

とても心強く感じているのは、当社の成長支援の手厚さです。社内外でさまざまな研修カリキュラムが用意されているほか、各店舗にビデオ学習システムが備わっていて、学び得たことを即現場で実践できる環境も整っています。そろそろ入社丸2年になろうとしていますが、そのうち1年半は「働きながら学んでいる」というより「学びながら働いている」感覚。新入社員研修以外にこれだけ多彩な研修に参加できる環境も当社の自慢です。
もともと上昇志向が強かった私は入社当初から店長昇格を目指してきましたが、実際、店長になっても、とても面白みのあるポジションだと思いますね。当社の店づくりの多くは、現場主導。店長の個性や考えが色濃く反映されるので、自分の理想の店づくり・人づくりができる楽しさがあります。就活中、社風や職場環境にこだわって企業研究を進める友人は大勢いましたが、当社で店長になれば、職場の雰囲気づくりも自分次第。自分で働きやすい環境を作れるので、自ずとモチベーションも高まります。<緑川さん>

当社に入って一番印象的だったのは「とにかく明るく前向きな人が多い」こと。もともとそういう性格の人が集まっているのかもしれませんが、本やゲームなど取扱う商材に興味を持って入社する人が大半なので、やっぱり「好きなことを仕事にしている」実感をもって働いているからというのが大きいのではないでしょうか。毎日好きなものに囲まれて働けるのはそれだけでとても楽しいですし、ひいきのゲームの新情報にいち早く触れ、その魅力を「どう発信しようか」と考えるだけでとてもわくわくするもの。仕事に向き合う熱量も高まります。しかも、店頭でお迎えするお客さまたちは、ある意味、趣味を同じくする“同志”。ご案内がてら情報交換したり、私がまだ知らないことを教えていただいたりする機会も多く、商品を通じて心を通い合わせることができるのも楽しさのひとつ。「仕事と趣味を両立する」どころか、「仕事と趣味が共存する」幸福感を日々味わっています。<引地さん>

学生の方へメッセージ

社会にはさまざまな仕事、さまざまな働き方があり、それぞれに魅力があると思いますが、当社においてのそれはなんといっても、「自分の頭を使って、自分が思う理想の店づくりに挑戦できる」こと。「古本市場」や「ふるいち」など実店舗運営を中心に小売業を展開する当社の店長職は、店ひとつ分の運営を丸ごと担う“経営者”のようなポジション。買取りから売り場づくり、お客さまへの提案、スタッフ教育まで原則現場に一任され、その成果は日々の売上となってダイレクトに自分に返ってきます。本部から与えられたルーティンワークを行うのではなく、自分の思いや考え方に従って運営できるので、うまくいったときの手応え・嬉しさは格別です。

そんな店長職の醍醐味を早い段階で体感できれば、やりがいや実感が高まり、さらなる飛躍の原動力となる。そんな思いから昨年新たに導入したのが「店長育成プログラム」です。これは約半年間にわたって月1回、全5回の座学研修を行う店長育成予備校のようなもので、店長に求められる総合的な知識とスキルを修得。9月の修了試験合格を経て、早ければ即店長に昇格できます。原則入社3年目の全社員を対象としたプログラムですが、1年目の成長進度によっては“飛び級”的に2年目社員が参加するケースも。もちろんその後は本部社員への門戸も開かれており、意欲ある人にとっては格好の飛躍の舞台となるはずです。

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売上分析やリーダーシップの取り方、雇用・人材育成に関わる基礎知識のほか、災害時対応や万引き対策など、店舗経営者に求められるさまざまな知識・スキルを修得できる。

マイナビ編集部から

「自分の好きなことを仕事にしたい」という願望は、新卒の就活生だけでなく、社会人の間でも広く共有されている。社会に出て働くほど、その願望が強まることも多い。
しかし、自分で事業を運営するとなると、実際に自分の好きなことに専念する時間が思ったよりも取れないこともある。さらに、コロナのような事態が、生活の基盤に影響するリスクも存在する。それでも、自分の好きなことを仕事にするという夢を追い求めることは、多くの人々にとって大切な目標であり続けている。それは、自分自身の成長と満足感につながるからだ。

今回の取材を通して『(株)テイツー』の店長職は、本やゲームなどが好きな人にはとても魅力的だと感じた。実質経営者として、買取りや販売を通じて、商品の“価値”が消費者に受け入れられていく喜びを存分に味わえる。いっぽう、上場企業の一社員として安定した生活基盤やワークライフバランスは盤石に守られている。経営者と被雇用者の“いいとこ取り”と言うと語弊があるかもしれないが「好きを仕事にしたい」と思いを真に貫こうと思えば、これほど恵まれたポジションはないだろう。

趣味と仕事を分けるのもひとつの選択だが、「仕事を趣味のように楽しめる」舞台も確かにある。これから社会人としての一歩を踏み出そうとする学生たちにはぜひ希望にあふれた選択をしてほしいと心から願っている。

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年間10店舗ペースで新店開業が進む同社では、毎年10人の新店長が誕生。単純計算で同期2~3人にひとりが店長として活躍できる、飛躍のチャンスに満ちたステージだ。

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