社会福祉法人カトリック京都司教区カリタス会（高齢者総合福祉施設　神の園）

■仕事内容
　特養の精北２丁目ユニットで介護職員として仕事しています。介護職員は介護だけをしているわけではなく、入居者の一緒にできることを探しながら、ガーデニングをしたり、一緒に買い物に出たりもします。
■資格　介護福祉士（2020年取得）

　対人援助の仕事であるため関わる中で上手くいかず不安に感じる事、悩むことは多々あります。しかし、入居者に「ありがとう」という言葉や、「あんたを待ってた」と声を掛けて頂けるだけで自分がしていることは無駄ではないのだと感じることが出来ます。入居者に毎日を楽しんで過ごしていただくことが僕の中でやりがいだと感じています。

　自身が認知症の症状について学んでいく中で入居者様の意思を尊重してそれぞれが自由に過ごせるような環境で働きたいと考えていました。当施設の理念、方針が僕の求める入居者に対する関わり方と同じだと感じ、この施設で働きたいと考えました。施設見学をさせて頂く中で職員の方も優しく、入居者様が穏やかに過ごしておられることを知り、実際にユニットの雰囲気を感じられたことが大きな決め手になるとともに離職率が低いこと、同じ学校を卒業された先輩方も多いことからも安心して働くことが出来る職場だと感じました。

　同じケアの場面でも入居者によって声掛けの方法や介助方法が異なり、その人に合ったかかわり方が求められるため当初は本人が出来る事を理解して関わる事が難しく、苦労しました。現在では本人の持つ力を発揮してもらいながらケアを行うことが少し出来てきていることから、個別的な関わりが出来ているのではないかと感じるとともにその難しさに直面しています。また、入居者の様子はその日によって違うため、変化に気付くことが出来るように日々努めています。