社会福祉法人カトリック京都司教区カリタス会（高齢者総合福祉施設　神の園）

社会福祉士（2022年）社会福祉主事（2022年）介護職員初任者研修修了

　日々入居者の方と関わる際に特に意識していることは「気配り」です。大きな1日の流れが見えるようになってきたことで、効率的に次の業務に取り掛かろうという気持ちが先走っていました。そのような時に施設内研修で、目の前の入居者の方の身だしなみやリビングの清掃は行き届いているか基本的なことを見直す機会がありました。その際改めて自分自身を振り返り、「後回しにしても大丈夫」だと判断してしまいがちな事を先に取り組もうと意識して業務に当たっています。

　職場体験や施設見学を通じて、職員の方々が楽しそうに入居者の方と関り仕事をされている場面が印象に残ったからです。また大学で福祉の勉強をしていましたが、「介護」のイメージは「大変そう、重労働」というものでした。しかし、施設の理念や考え方を知り、介護は単に入居者の方の生理的欲求（排泄・食事・更衣など）を満たす仕事ではなく、その方の「暮らし」を支えるお手伝いをする役割があることを知り、魅力を感じました。

　自分のやりたいことが中々見つからないこともあるかと思います。色々な職場に行き、自分の肌で職場の雰囲気を感じてみて下さい。自分に合いそうだと感じる場所が見つかりますように。