(株)エバーライフ

学生時代、管理栄養士の資格を生かして働きたいと考え、病院や施設を中心に就職活動に取り組み、いくつか内定をいただくことができました。けれど、自分が本当にやりたいことが何なのかを考えたとき、もっと違うカタチで世の中の役に立てるのではないかと思いはじめ、その後も就職活動を続けていたんです。そんなときに出会ったのが当社でした。当社は「One to One」という理念のもと、一人のお客様を一人のカスタマーフレンドが担当して商品を販売することで、お客様の美と健康をサポートしています。このカスタマーフレンドであれば、学生時代に学んだ栄養学の知識も生かせますし、何より活躍のフィールドが日本全国に広がっていることにも魅力を感じました。
私は現在、北海道から沖縄まで、約1,300名のお客様を担当させていただいています。それぞれのお客様にいつお電話をし、どんな情報提供をしながらご案内させていただくのか、お客様のお悩みにしっかりと耳を傾けながら管理していきます。私の第一声が、会社の第一印象になりますので、そこはかなり意識しますね。お客様それぞれ性格も違いますし、お話好きの方もいらっしゃれば、そうではない方もいらっしゃいます。まずはお話させていただきながら、お客様の性格や好みなどを知り、少しずつ距離を縮めていくことを心がけています。また、会話の中で、今現在服用されているお薬や、健康上のお悩みなどをお聞きしたときは、次回のお電話の際に、関連する情報を調べてお伝えするようにしています。そのような会話を積み重ねていくことで、「この人なら」と心を開いてくださる――その瞬間が何よりも嬉しく感じます。

私の場合、1日にお電話させていただくのは70～80名ほど。カスタマーフレンドによっては1日130名と話すこともありますので、私は比較的少ない方なんです。裏を返せば、私は他の人よりも、お客様とコミュニケーションを取る時間が長いんですよね。通話時間に関しては、単純に効率だけを求められることはないので、そこもお客様の状況に応じて臨機応変に対応しています。通話時間が短いと、どうしても単なる商品の販売提案で終わってしまいがち。私はまずお客様の悩みごとを聞き、その悩みごとに対してのアドバイスの一環として、当社の商品でお役に立てるものを探してご案内させていただくようにしています。すると、最初にご購入された商品だけでなく、新しい商品にも目を向けられ、購入してくださることもあります。そのことによって、その方の生活を良い方向へ変えてあげられるのが、この仕事の魅力だと感じますね。また、最近はお客様から「藤丸さん」と、名前で呼んでいただくことが増えているのを実感しています。名前を呼んでいただけるというのは、私のことを覚えてくださっているということ。名前を覚えていただくために、私は「こんなところへ行った」「こんなものを食べた」といった、自分のこともお伝えするようにしています。電話を切って、しばらく経ってから思い出していただけるようなトークを、日々心がけているんです。そのお陰か、お客様とお話させていただいている中で、「あなたが担当してくれて本当に良かった！」「あなたが担当じゃなかったら買わないわよ」などと言っていただくことが増えてきたんです。あるお客様からは「うちには娘がいないけれど、藤丸さんは娘みたいな存在だと、いつも主人に話しているのよ」と言っていただいたことがありました。家族の一員になれたような気がして、とても感動したことを覚えています。そのようなお客様が一人、また一人と増えていくことにもやりがいを感じています。

2021年7月、私はリーダー職に昇格しました。リーダーとは、その名の通り、カスタマーフレンドのリーダーとして、チームの目標達成に向かい、メンバーの悩みを聞いたり、アドバイスをしたりという役職です。自分自身がプレイヤー経験者だからこそ、メンバーのリアルな悩みを理解できるというもの。私のアドバイスによって、メンバーとお客様のコミュニケーションが深まり、一人でも多くのお客様にとってより良い商品をお届けできることに喜びを感じますね。一人ひとりのメンバーがお客様から「この人に担当してもらってよかった」と感じてもらい、喜びを味わえるよう、メンバーをサポートしていきたいと思っています。リーダーになって少ししか経っておらず、自分のことで精一杯で、まだまだメンバーに支えられているところもありますが、先輩方の仕事ぶりを参考にしながら、メンバーのみんなを支えていける存在へと成長していきたいと思います。カスタマーフレンドは、いわゆる営業職なので、売上目標の達成は大事な任務です。しかし、目標達成をゴールと捉えるのではなく、メンバーのみんなが働きやすい環境をつくり、一人ひとりのお客様とコミュニケーションが深まり、その結果、目標を達成するという流れをしっかりと築いていきたいと考えています。