和歌山県信用保証協会

私が所属する企画情報課は、経営計画の策定、主務官庁への報告、保証制度の創設・廃止、広報活動、システムの運営など、多岐にわたる業務を担っています。私はその中でも主に、保証制度の創設・廃止に携わっています。保証制度とは、中小企業・小規模事業者の皆様が、金融機関から事業に必要なお金を借りるとき、当協会が保証人となる際の条件となるもので、例えば、借入の期間や金額、お金の使い道などがあります。私は、様々なデータを活用したり、金融機関にご意見を伺ったりしながら、真にお客様のためになる保証制度が作れるよう日々取り組んでいます。

就職活動の際に、自身がやりたい仕事を改めて考えた時に、「利益追求ではなく、真にお客様のためになる仕事がしたい！」という想いもあり、公的な立場で地域に貢献できる公務員などに興味を持っていました。一方、「一つの業界だけではなく、さまざまな業界に深く関わる仕事がしたい！」という強い想いがあったので、融資を通じてさまざまな業界と深く関わる金融業界にも関心があり、金融業界の中でも公的な立場で地域に貢献できる会社を探していました。
保証協会は就職活動を通じて初めて知った機関ですが、公的な保証人という立場で、地域金融を通じて和歌山県内の中小企業者を支援するという役割が、自身の想いと合致し保証協会に就職することを決めました。

和歌山県信用保証協会の一番の魅力は、信用保証協会法に基づく認可法人として、公的な立場で県内の中小企業者に寄り添うというその役割だと思います。
保証協会の主な役割は、中小企業・小規模事業者の皆様が、金融機関から事業に必要なお金を借りるとき、その公的な保証人となって事業者の皆様がお金を借りやすくなるようサポートすることですが、そのほかにも、経営支援・事業承継支援・創業支援など中小企業・小規模事業者のライフステージに応じて、さまざまな支援を実施しております。どの支援をするにおいても、「利益追求ではなく、真にお客様のためになること」を念頭に取り組めることが一番の魅力です！