社会福祉法人サン・ビジョン

大学で社会福祉について学び、福祉に関する仕事がしたいと考えていました。就職活動を始めた当初は介護分野への関心はそれほど高くなかったのですが、身近な家族が介護を必要とするようになり、自分にも何かできることはないかと考え介護の道に進みたいと思うようになりました。
介護についての知識や技術についてほとんど知らない状態で仕事をすることには不安がありましたが、サン・ビジョンの研修制度が充実していることや、説明会などへの参加を通じ感じた雰囲気などから、サン・ビジョンへの入社を決めました。

利用者様から感謝の言葉をいただいたときは、やはりやりがいを感じます。仕事の中で大変だと思うことはたくさんありますが、直接「ありがとう。」「がんばってね。」などの声をいただいたときは、自分も誰かを支えることが出来たのだと嬉しく思いました。介助中、ある利用者様から「大変だと思うけど、最近寒くなってきたし体調には気を付けてね。」と声をかけて頂いたときは、自分が利用者様をケアで支えるだけでなく、自分も利用者様に支えられて仕事をしているのだなと感じました。介護の仕事は職員同士でのチームワークや支え合いが大切な仕事だと思いますが、利用者様との支え合いの仕事でもあるのだと感じました。

まずは、自分の出来ることを確実に丁寧にこなすということを当面の目標にしています。先輩方と比べると自分はまだまだ知識も技術も未熟ですが、仕事をする中で一番に考えるのは、利用者様がどうしたら安心して自分らしく生活を送ることが出来るかという点だと思っています。
焦って一つ一つのケアが雑になってしまう事が無いように、丁寧なケアを常に意識しながら、研修などへも参加し自分の出来ることを少しずつでも増やしていきたいと思います。

私は、就職活動を始めてからも自分がどのような仕事がしたいのかなかなか決めきれず、当時は焦りと不安でいっぱいでした。もしかしたら同じような悩みを持っている人もいるかもしれません。
自分に何ができるのか、自分の学んできたことをどう生かせるかという軸で考えるのも一つだと思いますが、少しでも自分が興味を持った分野は、とりあえず情報を集めてみるとよいと思います。説明会や見学に参加して、実際に自分の目で見て、感じた雰囲気等は、志望先を決めるうえでの大事な材料になります。学生の皆さんが、素敵な仕事に出会えることを心から応援しています。