西日本建設業保証(株)

入社3年目の主な仕事内容は、担当企業の審査業務、前払金を適正に使用していただくための使途監査、公共発注者への前金払制度の推進業務など、1年目と比較すると、よりお客様の懐に入って話をする機会が増えました。特に担当地区を持ち始めると、電話だけでなく、訪問でお客様と直接会って話す機会も出てきます。最初は面と向かって話すことに緊張しましたが、実際に顔を合わせると、社長の人柄や考え方など、電話や決算書などの資料では分からないことまで知ることができ、お客様目線で物事を考える意識を持つようになりました。そうした機会を通じて、お客様から顔や名前を覚えていただき、「保証会社の人」ではなく、私個人として対応いただいた時は、何物にも代えがたいやりがいを実感します。

当社事業の魅力は、日々の生活に欠かせない社会インフラを金融面からサポートする高い専門性を持ち、建設業界全体の発展に貢献できる公共性を持ち合わせている点です。また、設立７０年で培った知識や経験、西日本全域の建設会社や公共発注者、金融機関と幅広いネットワークを持つこと、子会社含めグループ一丸でのサポート体制が整っていることでお客様に合わせたサービスを提供することが可能です。そして何より、自分自身の入社の決め手にもなった「社員の人柄の良さ」は一番の自慢できるポイントです。入社当初、分からないことだらけの自分に対して、分かるまで丁寧に教えていただいたり、入社１年目である自分の考えを否定せず、よりよい方向へ導いていただいたことで、今の自分があると思っています。今後はこの経験を後輩などに受け継ぐことが自分のひとつの責任であると思っています。

３年目になって自分も後輩を持つようになりました。そこで気づかされたのは、様々なことに疑問を抱くことでした。様々な経験の中で、「当たり前」と自然に認識することが増えてきた一方、本当にそれでいいのかと考えることが少なくなっていたなと感じました。「初心忘るべからず」ということわざがあるように、入社3年目であっても、常に「なぜ」と自分に問いかけることで、今まで以上に広く深い知識を得ることができると考えています。今後は、、今一度初心に戻り、自問を繰り返して幅広い知識を身につけ、先輩のような信頼される人になれるよう努力していきます。