最終更新日:2024/7/23

ケイアイスター不動産(株)【東証プライム市場上場】

  • 正社員
  • 上場企業

業種

  • 不動産
  • 住宅
  • 不動産(管理)
  • 建築設計
  • 住宅(リフォーム)

基本情報

本社
埼玉県、東京都
残り採用予定人数
10

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

やりたいことを、良い仲間たちと共に! 会社を牽引する、若手・中堅社員の成長過程

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自分を変え、会社を動かすトライ&エラーの精神

建売住宅業界のなかで、ひときわ眼を惹く躍進を遂げるケイアイスター不動産(株)。成長の秘密を紐解くと、社員のチャレンジ精神をかきたてる人材起用が見えてきた。3人の先輩社員に、その仕事を語っていただこう。

(写真左より)
■岩崎 桂太さん(2014年入社)
 グループ生産 リフォーム部 次長

■谷江 桃佳さん(2020年入社)
 KIS戸建分譲事業統括 建設部 西東京建設課 一般

■中村 優太さん(2021年入社)
 ファーストドア分譲事業統括 法人営業部 成田営業所 一般

社員たちの1日

【岩崎さん】午前中は、メールチェックと案件確認。午後は部下の商談に同行し、社外のお客さまとの打ち合わせ。さらに、商談から帰った社員と情報共有をして帰宅する。
【谷江さん】出社後、前日発見した是正箇所について協力会社と相談。その後、現場を数件まわり、昼食後はまた別の現場へ。帰社後、その日発見した是正箇所を各業者に連絡。
【中村さん】出社をしてすぐにメール確認。10時くらいまで事務作業を行った後、取引先訪問に出発。夕方帰社すると、その日見つけた案件の金額を出す。

【岩崎さん】協力会社の開拓に取り組み、業績拡大に貢献。いろいろな経験を得て、10年目で次長に昇格

学生時代、特にやりたい仕事というのはなかったのですが、人と話すのが好きだったことから営業の道を選びました。なかでも扱う金額の大きい不動産業は、難しいだけにチャレンジし甲斐のある世界だと思いました。また当社について、当時は決して大きな企業ではありませんでしたが、これから伸びていきそうな勢いを感じたことを覚えています。

入社後、3年目までは自社で建てた住宅の販売業務を担当。4年目から法人営業を担当することになり、用地の仕入れに取り組みました。そして5年目から担当することになったのが、パートナーシップ推進とよばれる業務です。ここで取り組んだのは、当社の住宅を建ててもらう協力会社の採用。この部署を立ち上げた背景には、当社が建設する住宅の棟数を増大させるという狙いがありました。一軒の家を建てるには、大工さんや左官屋さんなど、20業種もの異なる技能を持った作業スタッフが出入りすることになります。採用にあたっては、その一つひとつについて充分な技能を持った会社なのかを見極めなければなりません。予備知識もない状態からでしたが、建築についてイチから学びながら進めていきました。その結果、協力会社の数を飛躍的に伸ばすことができ、以前まで年間3,000棟程度だった建築戸数を7,000~8,000棟まで引き上げることができたのです。このときの業績が認められ、パートナーシップ推進の在籍期間中、一般社員から主任、係長、課長、課長代理、次長代理と一気に駆け登っていくことができました。

そして昨年10月、次長に昇格するとともにリフォーム部の責任者に任命されました。この部で手がけるのは、当社の住宅を購入していただいたお客さまに向けた、リフォーム工事の提案です。その管理職として営業ばかりではなくスタッフの行動管理、数値管理など多岐にわたる仕事を担っています。

部下との関係づくりで気をつけているのは、なにより話してもらいやすい環境をつくることです。日々業務に取り組むなかで起こる良いことも、悪いことも、つつみ隠さず話し合える関係。円滑に仕事を進めるうえでは、こうした情報共有がきわめて重要なポイントとなってきます。部のメンバーは若手が多く、私の方からも「こういう情報が欲しいんだけど…」と、積極的に話しかけるようにしています。今後も積極的にコミュニケーションをとりながら、みんなを支えていきたいです。

【谷江さん】子どもの頃から興味があった、住宅づくりの仕事。設計を経て、施工補助の仕事に挑戦中

子どもの頃から家に興味があり、よく家の絵を描いて遊んでいました。大学では社会学を学ぶ一方、ダブルスクールでインテリアコーディネーターの勉強にも取り組みました。そして、就職活動では、自然にハウスメーカーにも目を向けるように。最終的に当社を選んだのは、親身に話を聞いてくれる採用担当者の姿勢から、会社全体の雰囲気が感じられたからです。担当者の方とは、選考に関する話だけではなく、就職活動全般についてのアドバイスもいただくことができました。

入社から丸3年にわたり、まず取り組んだのは実施設計とよばれている設計業務でした。とはいえ、何も予備知識がない状態からの挑戦だったため、毎日が勉強の連続。しかし、1年目から挑戦の機会を与えてくださったことに、今はとても感謝しています。大変なことも多かったのですが、仕事に取り組むなかで少しずつ知識が増えていくところに喜びを感じていました。

その後、施工管理業務に移り、現在は補助監督とよばれる仕事に携わっています。これは学生のみなさんがイメージされるような、家を建てる作業に関する監督業務ではありません。家が完成してお客さまに引き渡すまでの竣工検査、ライフライン検査などが主な業務内容となります。つまり、建てられた家のどこかに傷などはないかについての検査です。さらに、電気、ガス、水漏れがないかについても調べる仕事となります。1か月あたりで検査する家の数は概ね15~20軒にもおよび、日々、いろいろな現場をまわりながら検査を行っています。私以外にも、施工の仕事に取り組む監督は数名いて、時間があるときは一緒に食事をしたり、おしゃべりを楽しんだりもしています。

検査業務のやりがいは設計とは異なり、建てられた家を直接見られるところにあります。自分自身がその空間の中に立ち、お客さまにお会いする機会もある仕事なのです。建てられたばかりの段階では、その家はまだ単なる建造物にすぎません。しかし後日、家具をはじめとする生活用品が運び込まれると、一気にそこは住まいと呼ぶにふさわしい場所に変貌します。自分たちのつくったものがお客さまにとっては安心できる場所、家族と寛ぐ場所になる。それをダイレクトに感じられるところに、今は仕事の喜びややりがいを感じています。

【中村さん】法律知識が活きる、不動産業界に照準。事業の起点となる、用地の取得業務に手ごたえ

元々、公務員試験に備えて法学部に入りました。しかし、法律を学ぶうちに不動産業界に進んだ方が知識を活かすことができるのではないかと考えるようになり、大学4年のときに宅地建物取引士試験に合格。自分自身、憧れが強かった一戸建て住宅を扱う当社で働こうと決めました。私が就職活動に取り組んでいた頃は、新型コロナウイルス感染拡大期で、ほぼ100%がリモート面接でした。そのため画面越しでは感情が伝わりにくいと考え、ジェスチャーを交えながら話すなど、いろいろと工夫したことを覚えています。

入社以来取り組んできたのは、住宅の建築用地を仕入れる法人営業です。活動のメインは、日々足繁く不動産仲介業者へ足を運ぶこと。何度も対話することで人間関係を構築し、信用していただけるようになれば、どこかの土地が売り出されたときに担当者からお声がけいただけるようになるのです。したがって、仲介業者の方とどれだけ深い関係性を築くことができるか、というところが最も重要なポイントとなります。

呈示した金額に売主の方が納得してくださっても、すぐに売買成立にはなりません。地域の市役所へ足を運び、本当にその場所で建築基準法にふれることなく戸建住宅を建てることができるのかを確認します。このほか、近隣で事件・事故、水害などが発生したことがなかったかなどについても詳しく調べます。

用地の仕入れが終わっても、営業スタッフはその後の動きをしっかりと追跡していきます。時折、住宅の工事現場を視察して進行状況を確認したり、建物ができあがると自ら販売活動を担当します。仲介業者に当社の物件をご紹介させていただくのはもちろん、近隣のアパート・マンションにポスティングして、より多くの人に物件の存在を知ってもらえるよう動きます。

社内の雰囲気は、社員同士のコミュニケーションが盛んで笑い声が絶えない環境ですが、みんな仕事が始まると真剣そのものです。いわゆる、メリハリのある働き方ができています。どんなこともフランクに話せる仲間がいるので、営業が上手くいかなくて落ち込むことがあっても、その輪のなかにいるだけで自然にメンタルケアができています。2か月に1回、営業所のみんなで集まって食事会を開いたり、先輩・後輩とスポーツを楽しんだりなど、とにかく仲の良い職場なので働きやすさも抜群です。

学生のみなさんへメッセージ

【岩崎さん】将来どうなりたいかという軸を持つことが大切だと思います。そうでないと、入社してから違和感を感じることになるでしょう。当社では、企業風土としてトライ&エラーという言葉が頻繁に出てきます。手をあげれば新しい仕事にチャレンジできる環境なので、私はこれまでいろいろなことに取り組んできました。協力会社開拓の仕事は、予備知識ゼロだったにも関わらず、やる気が認められて抜擢してもらうことができた業務のひとつです。

【谷江さん】就活生が最初に出会うのは、採用を担当する人事の方々です。その人たちは会社の顔として選ばれた人であり、その人と合うかどうかが、その会社と合うのかを考える判断材料になると思います。そして、選考過程で正直に自分を出していけば、ミスマッチを防げるのではないでしょうか。当社についても、私の直感どおり温かい雰囲気の会社でした。周囲には、私に寄り添ってくれる人がたくさんいます。

【中村さん】不動産業界を目指す人にチェックして欲しいのは、確実に成長していける環境があるかという点です。この会社に入社して良かったと思えるのは、経験できる契約数が圧倒的に多いところです。1年目から用地仕入れに携われるばかりでなく、月に2、3件もの買いつけを経験することができます。用地買収は不動産ビジネスのなかでも難易度の高い仕事ですが、早い段階からそのスキルを身につけていくことができます。

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何でも気兼ねなく話せる仲間とともに、メリハリをつけて仕事に取り組む社員たち。やりたいことに挑戦できる環境が、日々の業務をハリのあるものにしているようだ。

マイナビ編集部から

今回の取材では、3名の現業に携わる社員の方からさまざまなお話を聞くことができた。みなさんの談話から浮かび上がってきたのは、とにかく若いうちから責任ある仕事に取り組んでもらい、それによって成長を促そうとする同社の姿勢だ。上記でも何度か出てきた『トライ&エラーを重んじる社風』という言葉からも、その文化を感じ取っていただけるだろう。何かやりたいことがあるのなら、現時点で関連知識・スキルはなくても任せてもらえるのだ。したがって、入社前から何十年も取り組むことになる仕事を確定させるのではなく、もっと柔軟にキャリア形成を図っていきたいという人には、まさに見逃すことのできない企業と言えるだろう。

そして、社員を奮い立たせているもう一つのファクターが、業界No.1を目指すという共通のゴールだ。着実に成長を続ける同社で、社員全員がこの目標をしっかりと共有。一人ひとりが放つ熱量を感じながら仕事に取り組んでいるところにこそ、強みの源泉があるのだとインタビューから伝わってきた。絶え間ないキャリアアップ、チャレンジを重ねたいという人には、特にお薦めしたい企業である。

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ゆったりと寛げそうな白いソファーが配置された社内のフリースペース。社内・社外の打ち合わせの場としても広く利用されている。

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