社会福祉法人八起会

特別養護老人ホームに勤務しています。ここには介護度の高い方が入居されるので、食事介助・入浴介助・排泄介助等を行い、入居者の日々の生活を支えています。また、入居者により良い生活を送って頂けるよう職員同士で意見を出し合い、定期的に個々の介護計画を作成しています。現在は日々の介護に加え、新人職員やパート職員などの指導も行っています。

入居者の意外な一面を探すのが楽しみです。仕事をしていると中々入居者と話す時間を作ることが難しいですが、就寝介助中や入浴中などに話しかけると思いがけない返答が返ってくることがあります。皆さんあまり自分から話をされませんが、話題を出すと話好きな方が多く、たくさん話してくださいます。人生経験も豊富なのでレアな話が聞けることもあり、楽しいです。

入社から半年間仕事の悩み相談、アドバイスなど若い先輩職員が気遣ってくれるフレッシュマンリーダー制度があります。同じ現場で働く先輩職員がフレッシュマンリーダーに就任されるため、悩みや疑問などを相談しやすいと感じました。また、入職前に現場体験があり、現場の職員の仕事ぶり、雰囲気を知ることが出来たので実際に自分が働いてみたときのイメージが掴みやすかったです。さらに、就職までに人事担当だけでなく先輩職員が話を聞かせて下さったり、施設を紹介してくださったり、様々な方が関わってくださったため、温かい法人だと思えました。

役職になることを目指して”分かりやすく伝える”というスキルを高めていきたいと思います。また、新人職員などの指導、教育を担当する機会が増えてきたため、わかりやすく且つその人に合った指導ができるようになることが目標です。

「認知症になった」「介護が必要になった」からといってその人の人生は続いていきます。その人のその後の人生がただ老いていくだけでなく、しっかり生き甲斐を持ち、自分でできることに自信を持っていただける、高齢者の自立を支援できるような仕事がしたいです。