SOMPOケア(株)

大阪～京都エリアに所在する介護付きホームやサービス付き高齢者向け住宅、グループホーム・デイサービス・訪問介護事業所等の運営、管理について、部長として大きな責任を担っています。
　オフィスでの業務や会議・ミーティング、採用面接などに加え、現場を訪問し、スーパーバイザーやホーム長・職員からの相談を受けたり、ご入居者さま・ご利用者さまの様子を伺ったり、高齢者の皆さまや働く社員が気持ち良く、快適に過ごせる空間をご用意すべく、日々奮闘しています。
　一つひとつの要望や相談に丁寧に答えること、相手の立場になって考えることをいつも意識しています！

一番を決めるのは難しいですが、この仕事でやりがいに感じることや達成感を得られる瞬間は、「チームケア」が実践できたときです。
　介護の仕事は一人で行うことも多いですが、実際は、ご利用者さまを中心に様々な職種がチームとして各々の役割を果たす連携で成り立っています。私自身、今は現場での業務から離れ、後方支援を行う立場ではありますが、一人では微力なことも、皆で同じ目的に向かって取り組むからこそ成し遂げられたことがたくさんありました。
　介護スタッフ・キッチンスタッフ・看護師・管理者・ご家族・医療機関のDrなど、それぞれ違う立場の人々が、各々の役割を全うし、タッグを組んで一生懸命に突き進むことで、ご本人さまの能力が向上したり、生活が良くなったり、何より笑顔を見せて喜んでくださったり…。
　自分がこのチームの一員でいられることや、ご本人さまを中心にチームの絆が深くなっていくこと、最初は意見が食い違っていた人たちとも分かり合い協力し合える関係が構築でき、取り組む皆が笑顔で、達成感を感じられる瞬間が、私がこの仕事を続ける上で最高の喜びです！！

私が就職活動をしていた時、正直なところ、「何が自分に合っているのか？」、「どんな仕事がしたいのか？」、自分の中で方向性が見つけられずにいました。介護業界だけではなく、様々な業界の様々な会社の面接を受け、迷いに迷っている状況でした。
　何を決めるのも慎重派の私は、当社への入社を決めた時も、『介護がやりたい！』『絶対この会社に入社したい！』と、確固たる自信や思いがあって、入社を決めたわけではありません。ただ、選考を受ける中で理念に共感し、「何となくこの会社で働いている自分が想像できた」、「漠然と、自分にできることがあるのではないかと思えた」「おもしろそうだなと思った」というのが決め手です。

2005年4月　新卒入社　　介護付きホームで介護スタッフとして勤務
2006年8月　新規開設施設へ異動し、リーダーとして着任。
2009年7月　いくつかの施設への異動を経て、管理者に着任。
2011年11月 サービス付き高齢者向け住宅事業部へ異動。
2012年4月　スーパーバイザー着任。4施設のサービス付き高齢者向け住宅の新規開設に携わる。
2014年4月　在宅サービス事業所の立ち上げに携わる。
2016年10月 部長に就任、現在に至る。

同じ社内にいながら、いくつもの施設を担当し、その都度様々な職務で違った経験を積みました。介護スタッフとして、現場リーダーとして、管理者として、スーパーバイザーとして、そして現在の部長として、それぞれの立場で感じることや考えること、担う業務は大きく異なりましたが、施設の開設や事業所の立ち上げを担当する機会もあり、自分の成長やステップアップのきっかけがたくさんあったと感じています。
大変なこともありましたが、いつも周囲の仲間に恵まれ、支えられ、今の自分があると思います。

今振り返っても、就職活動は本当にしんどかったです(笑)。
人生の大事な岐路だと思うと、応募先を決めることも、選考を受けることも、内定を承諾することも、一つひとつがとても不安だったことを今でも覚えています。
　ただ、そうやって自分なりに悩んだ時間はかけがえのないものだったと思いますし、一生懸命悩んで決めたからこそ、大学を卒業して十数年、今でもこの会社で働き続けることができています。
　ぜひ、たくさん迷ってください。そして、条件や待遇だけでなく、自分の成長に繋がるか、未来が想像できるか、何より楽しめる仕事か？を、じっくりゆっくり考えてみてほしと思います。
　就職活動は、スケジュール管理と体力勝負でもありますので、無理をし過ぎず、体調を万全に頑張ってください！