新潟県信用保証協会

佐渡支店で保証審査業務や経営支援業務を担当しています。
保証審査業務は、決算書や金融機関の方からの情報を基に、どういった事業を行っているお客様なのか、資金がなぜ必要なのか、返済はできそうか等を調査し、時にはお客様から直接話を聞くことで、保証対応が可能かどうかを判断する業務です。
経営支援業務は、事業を行う上で困っていることがあるお客様に対して、直接面談して現在の経営状況の把握をしたり、今後の具体的な改善策について考えたりすることで、
お客様の事業が順調に行えるように支援する業務です。
私は入協してから５年間この保証業務に携わっていますが、様々な事業やお客様毎の事情など知れば知るほど奥が深い業務だと感じています。ただ、新しいことを知り理解できた時は喜びを感じることも多いです。

大学で地元を離れてから、以前にも増して地元で地元のために働きたいと考えるようになりました。また、実家が飲食店ということもあり、実家のような小さな企業でも頑張っている人たちを手助けするような仕事に就きたいと考えていました。就職活動の際に、保証協会を知り、実家がある佐渡にも支店があって、公的な保証人として金融機関とはまた違った立場で企業の支援ができることに魅力を感じ、就職試験を受けました。
実際に働いていると、自分が地元の経済活動の一部になっていることが実感でき、より中小企業の役に立てるよう知識を増やし経験を積みたいと考えるようになりました。

私は農学部を卒業しましたが、今全く別の職種で働いています。入協当初は他の同期よりも知らないことが多かったと思いますが、その都度勉強したり、先輩や上司に教えていただいたり、時には外部の方にも教えていただきながら成長できてきたと考えています。
今就職活動をしている方は、幅広い選択肢の中から今後の人生を大きく左右する就職先を決めていることと思います。向き不向きというのはもちろんあると思いますが、自分の中での優先順位を決めて、全く違う分野の業種だからと最初からあきらめずに様々な分野に挑戦していってほしいと思います。