最終更新日:2025/3/25

(株)近藤紡績所

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 繊維
  • 不動産(管理)
  • ビル施設管理・メンテナンス
  • その他メーカー

基本情報

本社
長野県、愛知県
PHOTO
  • 5年目以内
  • その他理科系
  • 技術・研究系

ものづくりの現場で働く!

  • K.O
  • 2021年入社
  • 信州大学
  • 繊維学部
  • 大町工場

就職活動について

選考を受けた主な業界
  • 繊維・紙・パルプ

会社・仕事について

ワークスタイル
  • 高品質・高性能にこだわる仕事
  • チームワークを活かす仕事
  • 若いうちからマネジメントをする仕事
現在の仕事
  • 部署名大町工場

  • 勤務地長野県

これまでの経験

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1日のスケジュール
8:00~

朝礼ミーティング
工場内見回り:現場を見ながらその日の段取りを組みます

8:30~

現場作業:朝の見回りで見つけた故障個所の修理や予防保全など

13:00~

昼食

13:45~

現在抱えているプロジェクトの段取りやまとめ等の実施
現場が忙しい日はそちらを手伝ったりと毎日が全く同じ作業という訳ではないです!

16:00~

引継ぎミーティング:工場は3交代で24時間回っているため、次のシフトに引継ぎを行います

16:55~

終礼

入社から現在までの仕事内容

元々現場志望だったこともあり研修から現在までずっと大町工場にて糸作りに関わる仕事をしています。1年目は紡績機械の保全部署で機械のメンテナンスを通して糸を作る上でどのように機械の設定をすれば狙った糸が作れるかなどを学んでいました。そうした現場作業以外にも工場内でSDGsに関する取り組みを進めるプロジェクトメンバーとして糸屑を再生した企画開発糸のパンフレット作りなどもやらせて頂きました。今は工場内で生産に関わる部署に異動し、工場全体の空調管理などをしています。また工場DXのプロジェクトチームを立ち上げ、昔ながらのアナログ管理が多い現場の改善活動に取り組んでいます。作業記録の電子化や工場内を歩き回って行っているデータ収集を自動化できないかなど若手を中心に集まったプロジェクトメンバーたちと一緒に活動しています。不定期ではありますが工場内にいるだけでは分からない業界のトレンドや糸から先の知識を付けるため、取引先の産地や展示会に出張させて頂くこともあります。


関わった仕事で1番印象に残っていること

入社2年目の仕事で安定した品質の糸を作るうえで重要な練条機という機械の改造に携わったことが印象に残っています。機械の老朽化のためセンサー関係を改造する工事だったのですが新しいセンサーが台湾製で改造のため来日した台湾人の技術者と英語でコミュニケーションを取りながら作業したのが印象に残っています。言葉が100%通じない中でスケジュールを意識しながらの作業は正直大変でしたが終わった後の達成感がありました。そしてどちらかというと改造完了後の品質確認試験の方が印象に残っています。試験内容や段取りを自分で考え、関係部署に根回しをしたり、試験結果が良くないときは現象を観察し、調整を行い再試験するなどしていく中で紡績の知識が広がり、自信をつけることができました。当時は思い通りに進まず日々頭を悩ませていましたがこの時の経験が仕事をする上でバックボーンになり、以前よりも自信を持って発言や提案をできるようになったと思います。


仕事の必須アイテム★

私の現在の仕事での必須アイテムは温湿度計です。紡績を語るうえで温湿度は切って離せない関係にあり、その調整をする上で現場温湿度の把握のため温湿度計は欠かせません。乾球湿球がある昔ながらの温湿度計とデジタル式の物を使っています。昔の紡績のような同じ種類の物を大量に作るための管理から少ロット多品種生産の管理をするため空調管理も変わっていく必要があると私は思います。現場を歩き回って温湿度を調べるというのも時には必要ですが日々の変化を1万坪ある工場全て把握、管理するというのは不可能です。私は工場DXの一環としてネットに繋がりスマホから確認できる温湿度センサーを利用するなどの取り組みも進めています。必須アイテムということで挙げさせていただきましたが重要なのは何がしたいかという目的で状況やその時々に合わせ固定観念に縛られずアイテムも持ち替えていく必要があると思います。


皆さんへのメッセージ

皆さん、こんにちは!
個人的なお話になりますが私は学生時代を人よりも少し長く過ごさせて頂きました。
もし同じ境遇の方がいらっしゃるなら、学生時代に教授から頂いた「世の中100%正しいことなんてないから気にするな」という言葉をお伝えしたいと思います。今のご時世、ネット検索やAIを使えば自分の頭を使わずともそれらしい答えを得ることができます。しかし、社会において求められるのはその人が自ら考え出した答えとそれを実行する力だと思います。基本や通説も重要ですがそれを突き破ることができるのは何かひとつ違う目線を持つことだと思います。自分の道を進むのは大変なことも多いですが学生時代の経験はどんな些細なことであれ自信に繋がりますのでチャレンジすることを心がけてください。社会人になり時間の制約や社会的責任が大きくなる前に是非有意義な学生生活を過ごして頂ければと思います。KONDOBOではインターンシップの受け入れも行っておりますのでモノづくりや繊維に興味のある方はご連絡お待ちしております!!


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