最終更新日:2025/4/17

(株)カチタス【東証プライム上場】

  • 正社員
  • 上場企業

業種

  • 住宅(リフォーム)
  • 不動産
  • 建築設計
  • 住宅
  • インテリア・住宅関連

基本情報

本社
群馬県、東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

自分の力で「価値ある住まい」を創り出す醍醐味。若手のうちから経営目線も磨けます

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最速昇進を目標に成長を続ける、若手店長をクローズアップ!

中古物件の仕入れからリフォーム、そして販売までをプロデュースするカチタスの営業職。今回は入社3年目で店長職についたNさんをインタビュー。現在までの成長の軌跡や、同社で働く醍醐味について語ってもらった。

◆ T.N.さん
入間店(埼玉県) 店長
2022年入社/経済学部 国際経済学科卒

先輩の仕事風景

「建築の知識がなくとも人間力や負けず嫌いな気持ちがあれば、活躍できる仕事です。いろいろな物件を同時並行で動かしていくので、マルチタスクも磨かれる仕事ですね」
「エリアの近い店長たちとは頻繁に集まり、情報交換しています。他支店の同期とも毎週会っているほど仲が良く、元上司ともキャンプやツーリングを一緒に楽しむ仲です」
「今ある物件にどんな価値を足せば、お客さまに喜ばれる商品になるのか自力で考える、メーカー的な仕事の面白さもあります。担当した一件一件全てに思い入れがあります」

1年目から「即実践」で自分の力を磨いていける。人間力も肝になる仕事です

「若いうちから責任ある仕事を任せてもらえて、裁量を持って活躍したい」そして「人の育成に関わりたい」。就職活動ではこの2つの思いを軸に、幅広い業界を検討しました。ちなみに育成に興味を持ったのは、学生時代に塾講師のアルバイトを経験したことがきっかけです。決められたやり方で動くより、自分で方法を考えながらアプローチできる営業職に狙いを定め、序盤は専門商社などを見ていましたが、いろいろな会社の中でも当社は、社風が魅力的だったことに加え、「若手に勢いがある会社だな」と感じて入社を決めました。

新人研修を経て、5月からは早速店舗へ。埼玉県の本庄エリアの新店準備室に配属となり、まずは上司の営業活動に同行して実践的なノウハウを学びました。自力で物件を探してきて、工務店さんと一緒にリフォームをし、再生させた住宅の販売を行うという一連の流れを経験したのは、1年目の夏頃です。不動産や建築の知識を一から覚えている最中で大変ではありましたが、1年目から自力で仕事を動かせることの手応えは大きかったです。物件の査定や買取交渉、契約書類の扱い、お客さまや仲介業者さんとの折衝など、回数を重ねるごとにコツを掴み、ブラッシュアップを続けました。

物件の所有者様に提示する買取査定金額も、当社では基本的に担当者自身が算出します。上司にも相談しつつ、エリアの相場や市場動向を見て、会社として利益を出せるかも考えながら最終決定します。他社に競り負けることもありますが、お客さまの中には「ここまで家のことをしっかり調査してくれた人はいなかった」「うちの家を一番大切にしてくれそうだからあなたに売るわ」と決めてくださる方もいて、そういった言葉をいただけることも仕事のやりがいにつながっています。

また、新店準備室にいた9ヶ月間で特に印象に残っているのは、上司と一緒に挑んだ案件です。綿密に作戦会議を行い、当日の話の流れまで細かく準備した上で訪問をしました。自分の中で最高のプレゼンができた手応えはあったのですが、結果として買取りは叶わず、そのときの悔しさも含めて心に残っている物件です。

その上司からは、お客さまとの接し方も学びました。難しい言葉や横文字を使わず、ビジネスパーソンというより人として親しみやすく接したほうが、地域のお客さまに信用いただけることを実感し、自然体でフランクな営業スタイルを確立できました。

お客さま目線で商品企画ができる「カチタスのリフォーム」の面白さを実感!

1年目の冬に現在の入間店へ。前店舗では物件の持ち主であるお客さまと直接交渉をする機会が多かったですが、こちらに来てからは仲介会社が間に入る物件が多く、ビジネスパーソンとしてどう動くかが重要になった実感があります。相手のことを考えてスケジュールを組み、自分の作業はスピーディーに対応することを心がけています。

こちらに来てすぐの頃、出会ったお客さまのことも印象に残っています。2つの物件をご紹介したのですが、迷われているうちに先着の買い手がついてしまい、お客さまは涙を流して後悔されていました。リフォーム物件は世界にその一軒しかなく、購入にはタイミングが重要であることを痛感し、以降は「後悔ないよう決めてほしい」ということもお伝えするようになりました。

一方で、多くの人にとって物件の購入は、一生に一度か二度しか経験しない高額なお買い物です。漠然とした不安を感じているお客さまは多く、その不安を言語化しつつ、背中を押せるような有益な情報や提案をお伝えできるよう努めています。納得感を持って決めていただきたいという思いは強いですね。

1年目は売上ランキングで4位に入って新人賞をいただくなど、数字として結果を残すことができましたが、2年目は模範的なリフォーム物件に関するエリア表彰をいただきました。これは非常に嬉しかったですね。実は私は入社するまで、リフォームやインテリア、間取りにあまり興味がない人間でした。

しかし入社後、お客さまに気に入っていただける間取りを工務店の方に教わりながら一緒に考えるなかで、その面白さがわかってきたのです。今では、その家のポテンシャルを見抜き、「この家なら、こんなライフスタイルのお客さまに気に入ってもらえるのではないか」などと考えるのがとても楽しいです。

リフォーム物件は建物の構造的に制約があるものも多く、必ずしも理想の間取りを叶えられるわけではありません。表彰をもらった物件もいろいろな制約があった中で、ベストだと思える間取りを思いつき、それを工務店さんの協力を得て実現することができました。

2年目に宅地建物取引士の資格は取得しましたが、建築の知識はまだまだ勉強中です。それでも「まずは工務店さんと良い関係を築けば、良い仕事につなげていけるよ」ということは、これからの後輩たちにも伝えたいことです。

大きな裁量を任され、店長として奮闘中!毎日が刺激とやりがいに満ちています

この仕事で私が発揮できていると思うのは、人と関わる力、発信力、そして責任を持ってやり切る姿勢です。上司から「仕事から逃げないし、後回しにしない」というお褒めの言葉をいただいたこともありますが、お客さま対応はそのあたりが如実に出る部分かと思います。普段から連絡や相談に丁寧にお答えして良い関係を築いていれば、ご不満があった際にも相談ベースで声をかけてくださいますね。

3年目になる今春から、入間店の店長に就任しました。当社の店長の裁量は非常に大きく、あらゆることを考えて決定していくという点では、経営者に近い目線も必要です。3年目でここまで責任ある仕事ができるとは想像していませんでしたが、入社時から最速での昇進を目標としてきたので嬉しいですし、毎日が充実感に満ちています。

入社以来、お客さまへのアプローチ方法については表計算ソフトで自主管理してきましたが、現在は店舗の戦略計画として資料にまとめ、メンバーたちに発信しています。20代の社員が4名というフレッシュな店舗なので、メンバーの訪問査定にもよく同行しますね。当社の店長はプレイングマネジャーとして動いても、マネジメント専任になってもよく、各自の裁量に委ねられているのですが、私はできるだけ現場に出つつ、メンバーに数字を上げてもらえるようなサポートに努めています。

役職に就いてからはビジネス書もよく読むようになりました。経営目線やマネジメント力を磨くため、社長や上司が推薦してくれた書籍にはできるだけ目を通しています。わからないことや困り事は、直属のエリアマネージャーに相談することが多いです。入社6年目で勢いよくキャリアアップをしている方なので、一つ先のロールモデルにもなっており、私も最年少での課長昇進を目指しています。

目下の成長課題は、先を見通す力を磨くこと。店舗としてコンスタントに目標を達成するためには、どの時期にどう動けばいいのか、逆算して店舗の方針を立てる力を身に付けていきたいです。当社では年4回の決算と社内表彰がありますが、一度きりの表彰ではなく、通年で表彰されるような状態を作っていきたいですね。人材育成にも強い店舗を作り、「埼玉県で成熟している店舗といえば、入間店だよね」と言われるような店舗に成長させていくことが目標です!

学生の方へメッセージ

街で眠っている中古物件を買い取り、リフォームを施して付加価値を高めた上で、再び市場に送り出していく。そんなビジネスモデルを展開するカチタスでは、空き家問題等で悩む地域の発展に貢献することで、持続可能な社会づくり、引いてはSDGsの取り組みにも寄与していると自負しています。仕事を通じて社会に貢献したいという人には、活躍の場が無限に広がる会社です。

不動産や建築の知識に関しては、入社してから学べば問題ありません。実際、OJT担当による実地での教育や、研修チームによる体系的な集合研修、宅建などの資格取得のサポートなども整備しています。関わる多くの人とのコミュニケーションに価値を見出せる人、リフォームというモノづくりを楽しめ人であれば、自然と活躍のフィールドは広がることでしょう。

就職活動のアドバイスとしては、無理に背伸びをすることなく、ありのままの自分で望むことを心掛けましょう。自分の強みをそのまま伝えられる会社ならば自然と活躍できるでしょうし、楽しく働けるもの。皆さんにとってのそんな場が、カチタスであれば幸いです。
<人材開発室 室長代理・小林さん>

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「面接は1対1での対話を大切にしています。たっぷりと時間を取りますので、緊張することなく普段の自分を表現してください」(小林さん)

マイナビ編集部から

中古住宅買取再販の業界で飛躍的な成長を続け、全国130ヶ所以上の店舗を展開するカチタス。社名にある通り、中古住宅に価値を足して再生し、新たなお客さまに届けていくビジネスモデルで、現在、大きな社会課題になっている「空き家問題」解決の一助ともなっている。

本文でも触れた通り、物件の0から10までトータルで担当者が関わっていくスタイルは、同社の大きな特徴だ。再生できる物件かどうかの判断や金額査定、契約手続き等はもちろん、不動産サイトに掲載する物件情報の文言や写真の編集、物件の管理、リフォーム時の写真撮影などの施工管理に近い仕事も、全て担当者が担う。

Nさんも、業務の幅の広さに当初は驚いたそうだが、「定型文やマニュアルも用意されていますし、本社にいる各分野の専門チームがプロの目線からサポートしてくれます」とのこと。未経験からスタートしている社員も多く、和やかな雰囲気の会社でもあるので、必要以上にハードルの高さを感じることはない。ただし、Nさんのようにオープンでアクティブに人と接する人や、秘めた情熱を持ってタフでクレバーに仕事に取り組む人が活躍している企業であることは確かだ。

自らの成長意欲や社会貢献のやりがいを求めて飛び込めば、若手のうちから間違いなく大きな裁量やチャンスを手にできる企業のため、自身のモチベーションを発揮するフィールドを求めている人に、ぜひ同社の門を叩いてみてほしい。

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勢いある成長を続け、業界トップの実績(リフォーム産業新聞24年7月29日号「買取再販年間販売戸数ランキング100」より)を誇る同社。市場の拡大にも寄与している。

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