最終更新日:2025/4/24

三輪精機(株)

  • 正社員

業種

  • 自動車・自動車部品
  • 機械設計
  • 機械
  • 商社(自動車関連・輸送用機器)
  • 金属製品

基本情報

本社
埼玉県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

モノづくり企業ならではの“挑戦を楽しむ”風土のもと、エンジニアとして成長中!

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豊富な経験を積める環境が優秀なエンジニアを育む

トラックやバスに搭載されるエアコンプレッサーなどの自動車部品を製造している三輪精機(株)。今回は、モノづくりに情熱を注ぎ奮闘する3名の若手エンジニアに、仕事内容ややりがい、同社の魅力について伺った。

◆T.Y.さん(写真右)
生産技術部/工学部 理工学研究科修了 2024年入社

◆K.N.さん(写真左)
設計開発部/基幹工学部 機械工学科卒 2024年入社

◆N.S.さん(写真中央)
生産技術部/技能工芸学部 総合機械学科卒 2024年入社

インタビューに答えてくれた先輩たち

私は県外からの就職だったのですが、住まいを一緒に探してくれるなど手厚いサポートでいつも社員を助けてくれる会社です。(Yさん)
質問や相談がしやすい雰囲気です。わからないことはすぐに質問してヒントをいただき、さらに自分で考えて知識を吸収しています。(Nさん)
若手が安心して働けるように、所属部署以外にもメンターがいるのが特徴です。気軽に何でも話せる存在がいるのは心強いですね。(Sさん)

【T.Y.さん】エンジニアとして学び続けられる環境に惹かれて入社を決意

私は物心ついた頃から自分で手を動かして組み立てたり、ゼロから創造することが好きな子どもでした。次第に機械やロボットにも興味を抱くようになり、大学ではロボット研究に熱中しました。生産技術職という仕事を知ったのは就職活動を始めてからです。生産現場で動くさまざまな機械に触れることができ、知識や技術はもちろん、アイデアやコミュニケーションスキルなど、ハード面もソフト面も必要な仕事内容に惹かれました。当社への入社を決めたのは、設計・開発、機械のメンテナンスなど幅広い経験を積むことができるから。豊富な経験を重ねることで、エンジニアとして成長できる環境があると感じたからです。それから、出張が少ないため、仕事とプライベートのバランスがとりやすく、結婚や子育てなど将来設計を考えやすい会社という点も決め手になりましたね。

入社後は約半年間の新入社員研修があり、期間中は本社工場でエアコンプレッサーの組み立て作業を経験。現場作業を通じて自社製品の知識や生産技術を身に付けることができました。そして何より、生産現場をつくる生産技術職として、作業者の視点を養えたのは大きな学びになりました。研修後は、生産ラインの設計や管理を担う生産技術部へ配属となりました。生産技術部は、工場が安定して稼働できるよう機械のメンテナンスや管理をしたり、新製品を量産する際には生産ラインの設備を設計したりと、生産部門のすべてを任されている部署です。1年目の現在はとにかくいろいろなことを経験中。先輩に教えていただきながら、できることから挑戦しています。まだ一人で仕事を任されることはありませんが、先輩の指導のもと、機械加工で使う治具という補助装置を使いやすくする設計に挑戦しました。作業者の方からも「使いやすくなった」という声をいただけて、とてもうれしかったですね。

当社は「挑戦を楽しむ」という風土が根付いているように感じます。特に若手のうちは結果よりも経験を重視してくれているので、今しかできない失敗と成功を繰り返し、自分の成長につなげたいと考えています。そしてゆくゆくは、生産現場で活躍する機械を自分の手で設計するのが目標です。

【K.N.さん】実践と研修、両面での学びが成長につながっていると実感!

私は幼い頃から機械や乗り物が好きだったので、自然とモノづくりの仕事に興味を持つようになりました。当社との出会いは、大学での会社説明会がきっかけです。一方的な説明ではなく、私たち学生の話を聞いてくれる人事の方のやわらかな雰囲気に惹かれて志望しました。当社は新入社員が早く会社に馴染めるようにと、内定式から入社式までの期間に懇親会があるのも魅力。いろいろな部署の先輩方と会話ができるので、不安な気持ちがやわらぎました。特に、当社が出展しているモーターショーを見に行ったことが良かったですね。製品を知る機会にもなりましたし、イベント会場の雰囲気が緊張をほぐしてくれてざっくばらんに説明員の方と会話ができました。

入社後は約半年間、本社工場のエアコンプレッサーのクランクケース加工ラインを担当。その後、現在の設計開発部へ配属になりました。設計開発部は、お客様からの要望を受け、市場調査から製品設計、解析、試作品製作、実験など、開発から量産化までを手がける部署です。現在は新人エンジニアとして、いくつもある工程を一つずつ経験しているところで、試作品を量産化するために欠かせない実験や社内調整の工程を教えてもらっています。まだまだ教わることばかりですが、少しずつ任せてもらえることも増えました。先日、開発中の製品試験を任されたのですが、結果を報告した際に「ばっちりだね」と太鼓判を押してもらえたのがうれしかったですね。

実践しながらの学びに加え、当社は社内勉強会などの教育体制が充実している点も特徴です。エアコンプレッサーの素材についてなど、実務で活かせるテーマなのでとても勉強になりますし、実践と研修の両面からの学びが成長につながっていると感じています。

将来は、製品や技術など、何か一つは「このことは、Nさんに聞けば何でもわかる」と言われるように、誰にも負けない得意分野を身に付けたいですね。そのために、今は幅広くさまざまなことを経験し、その「何か」を探しているところ。これからもどんどん挑戦を続けていきたいです。

【N.S.さん】尊敬できる先輩の指導のもと、知識と経験を積み重ね中!

大学ではモノづくりにかかわる技能技術などを学びました。就職活動ではさまざまな企業を訪問しましたが、当社のオープンでフラットな雰囲気が自分に合っていると感じ、入社を志望しました。最初に感じた会社の雰囲気の良さは、入社後も変わりません。むしろ、より良くなったと感じているくらいです。内定者向けに懇親会を開いてくださり、入社前に先輩方と交流できたのも良かったと思います。その懇親会では現在所属している生産技術部の先輩に仕事内容などを聞ける機会もあり、自分が働く姿をイメージすることができたので、入社後に戸惑うこともありませんでした。

入社後の研修では、本社工場でエアコンプレッサーの部品加工を経験。とにかく仕事を覚えることに精一杯で、あっという間の半年間でしたが、エンジニアとして学ぶことが多かったです。研修後は生産技術部へ配属になり、仕事を一つずつ経験しながら覚えているところです。現在は設備に必要な部品の発注業務や、先輩が準備した仕様書をもとに機械の製図などを担当しています。仕事については勉強の毎日ですが、新しいことを知る今がとても楽しいですね。教育係の先輩が付いてくれていることも安心感につながっているのかもしれません。機械のメンテナンスなどで先輩に付いて工場へ行くことも多いのですが、そのたびに先輩の知識量や経験値の高さに感嘆しています。先輩はどんなトラブルや出来事にも素早く的確に対処されていて、作業者の方たちからの信頼も厚いです。いつか自分も先輩のようなエンジニアになりたいと思っています。

今はまだ知識と経験を積み重ねている最中で、具体的な目標を掲げられる段階ではないですが、これから後輩も入ってきますので、少しずつでも教えられるようになりたいと考えています。本質をしっかりと理解していなければ正しく教えることができないので、さらに勉強を積んで成長したいです。

学生の方へメッセージ

当社の魅力の一つが人間関係の良さで、社員に自社の良いところを聞くと、その多くが「優しい人が多い」と答えるほどです。お互いに役職ではなく“さん付け”で呼び合うオープンでフラットな雰囲気があり、一人ひとりが伸び伸びと活躍しています。年齢や経歴に関係なく意見を発信しやすく、良いアイデアは積極的に採用されるなど、風通しの良さも社内の活気につながっていると感じます。

また、当社にはモノづくり企業としてさまざまな技術に挑戦してきた歴史があります。「失敗してもいいからまずはやってみよう」というチャレンジ精神が脈々と受け継がれ、社員の挑戦を後押しする風土が根付いています。「新しいことに挑戦したい」「エンジニアとして成長し続けたい」という方にとって、最良の環境をご用意しています。

そしてもう一つお伝えしたいのが福利厚生の充実です。出産・育児休暇に関しては、全社員の取得率が年々高まっています。ライフステージを理由にキャリアを諦めることがないよう、誰もが活躍できる職場環境の整備に注力。安心して長く働ける職場づくりを目指しています。

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「誰もがプロジェクトリーダーになれるチャンスがあります。まずは挑戦してみるという気持ちが大切です」と人事担当の山本さん(右)と安齊さん(左)。

マイナビ編集部から

大型トラックやバスといった商用車に搭載される、エアコンプレッサーや油圧機器などの各種部品を製造している三輪精機(株)。なかでも大型トラック用のエアコンプレッサーの製造技術が大きな強み。安定した事業基盤と高度な技術力を武器に、近年では乗用車の分野にも進出。さらなるシェア拡大を図っている。

1938年の創業以来、モノづくり一筋で発展してきた同社。「挑戦を楽しむ」というチャレンジ精神が根付き、その風土が豊かな人を育んでいるのだと伝わってくる取材だった。3名の先輩社員が口をそろえて「日々、新しいことに挑戦し学べる環境が楽しい」と笑顔で語る姿が印象的で、伸び伸びと仕事に取り組んでいる様子がうかがえた。

その背景にあるのは、変化や変革をいとわない組織の柔軟さにあるようだ。年次や経歴に関係なく、誰もが意見を発信しやすい風通しの良さ。ワークライフバランスが取れた環境の整備など、長く安心して働ける職場づくりを重視している。エンジニアとしてのやりがいや成長、腰を据えて働ける安定感。同社ならその両方を叶えることができそうだと感じた取材となった。

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自動車部品という私たちの暮らしに欠かせない製品を開発・生産する同社。社会貢献の高さも仕事のモチベーションにつながっている。

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