社会福祉法人佑啓会

保育学部だった私は元々保育園での就職を考えていました。しかし、佑啓会での実習をとおして、『一人の利用者と長い期間かかわることができること』にとても魅力を感じました。未就学児から18歳、その先まで法人で見ることができることは、他にはなかなか触れることができない関わりで、自分もこのような環境で働きたいと思いました。

子どもたちは毎日すごく元気に過ごしています。その中で、いけないことをした時はしっかりと伝える、頑張ったときはしっかりと褒める！些細なことではありますが、児童期を過ごすうえで、自分が一人一人に向き合って支援をすることを大事にしています。

私が入職した時に小学6年生だった児童が高校受験を迎えた際、親代わりとして一緒に付き添いました。人前に立つことも出来なかった子が、毎日コツコツと練習をして、自分の言葉で頑張っている姿を隣で見て、私もその子から学ぶことも多く、大事にしたい環境だなと感じました。

利用者や保護者の方、後輩から頼られる、安心できるそんな人でありたいです。そう思うようになったきっかけは、今まで一緒に働いたまわりの「人」でした。利用者と過ごす時は、思いっきり楽しむこと、困った時は話を聞いて味方でいてくれるような温かい人が多く、私もそんな支援者であり続けたいと思います。