最終更新日:2025/4/14

(株)ライクス

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 設備工事・設備設計
  • 建設
  • 住宅(リフォーム)
  • 不動産(管理)

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

文理問わず、施工管理のプロフェッショナルに飛躍できる!

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インフラを支える醍醐味を体感する2人の若手社員たち

ライクスでは、文系出身者も積極的に受け入れ、一人前の技術者に育て上げている。2人の先輩がどのような学びを通して成長を遂げたのか、それぞれのキャリアに迫ってみた。

森谷 拓海さん
導管事業部
商学部商学科卒
2021年(新卒入社)

觜本 輝さん
リビング事業部
国際食料情報学部国際農業開発学科卒
2022年(新卒入社)

先輩の横顔

仕事が一段落する週末には、サウナに出かけてリフレッシュするのが森谷さんの密かな楽しみ。夏は関東近郊にキャンプに出かけるなど、アクティブな週末を過ごしている。
高校までサッカーに熱中していた觜本さん。今も月1回、友人とフットサルを楽しんでいる。普段はクルマ移動が多いので運動不足気味だけに体を動かす場を作っているという。
二人とも全くの未経験から施工管理職へチャレンジした。周囲を見ると専門性を持って入った社員は少数派。ライクスにはゼロから学んで飛躍している人材が集っているという。

【森谷さん】暮らしのインフラとなるガスの導管工事に挑む

私は文系出身ですが、施工管理職の父が楽しそうに仕事している姿に関心を持ったのをきっかけに、工事の仕事を手掛けたいと考えるようになりました。未経験新卒でも受け入れてくれる会社を探していくと、巡り合ったのがライクス。ガスなどの社会インフラを支えるやりがいの大きさに加え、雑談のような雰囲気で進んだ面接を通して、人柄のいい社員がそろっているのがわかったことが入社の決め手となりました。
所属する導管事業部は、日常的に利用する道路下などに埋設されたガス管の導管(本管)工事を手がける部署。長年にわたって敷設されていた古いガス管を新しく入れ替えるとともに、住宅などの新築現場に導管からガスを引く工事に取り組んでいます。初期段階では時間をかけてじっくりと研修やOJTが行われ、2週間ほどの全体研修の後は、10月までOJT期間として先輩と一緒に各現場の見学を繰り返し、その後も1年目の終わりまで先輩と一緒に現場業務を行ってきました。

工事計画書の作成、道路管理者への申請、周辺にお住まいの方への連絡、そして職方とのコミュニケーションなど、先輩の手厚い指導のもと、さまざまな要素を学ぶことができました。おかげで1年目2月には東京ガスの資格である本支管工事士2級試験に合格。2年目からは晴れて施工管理者として、新築現場にガス管を引く工事から携わることになりした。新築の場合、1~2日の短期工事が多く、現場での段取りも許可証の申請もスピーディに行う必要があります。複数案件が同時に動くだけにやるべきことも非常に多く、お客様や職方、営業担当としっかりと連携を取って、調整をかけていくのを心がけました。
最近は道路の埋設管の交換工事にもかかわっています。基本的な作業内容は住宅と変わらないものの、掘ってみたら設計図と状況が異なるパターンも少なくないだけに工事の難易度は大きく上がります。1日につき15m、合計200mを交換するパターンが中心なだけに工期も数週間程度となり、道路申請等の調整にも時間がかかります。その中でも職方とも綿密にコミュニケーションを取り、先輩とも細かく連絡を取り合いながら、課題をなんとか乗り越えてきました。
毎回、工事が終わったときの達成感は格別なものがあります。また複数の書類をまとめ上げ、無事に提出して完了した瞬間、一つのことをやり遂げたという充実感で一 杯になります。

【觜本さん】給排水工事を担当。支えてくれる人がいるから頑張ることができている

私は大学時代、アフリカの農業をテーマに研究しており、将来の仕事として食品会社の営業職を考えていました。とはいえ、せっかくの就職活動なので、どうせなら視野を広げて別業界を見ようと思い、兄が働いていたライクスに興味本位で応募することに。話を聞いているうちに、職方と密接に対話しながらモノづくりする施工管理職は、まったくの門外漢ながらも私の性格に合っていると思うようになりました。インフラが未整備のアフリカについて勉強していたので、ガス・水道を通して暮らしを支える当社の事業にも共感するものがあり、入社を決意しました。
配属となったリビング事業部では、新築の戸建て住宅やアパートの設備工事を手掛けています。ガス工事からスタートした当社ですが、今では設備全般で高い技術を有しており、私も配属以来、給排水設備工事に取り組んでいます。知識も経験もありませんでしたから、最初は教育を受けるところからスタート。社内マナーなどの研修の後、外部機関で1か月ほど学びを重ね、6月からOJTを通してさまざまな先輩について現場を見てまわりました。
1年目の年末には一人立ちを果たし、小規模ながら複数工事を同時並行に受け持って、それぞれの現場の工程や安全、品質などを管理しています。何をするにも十分な知識が足りず、戸惑ってしまうこともありましたが、インストラクターの先輩はもちろん、部署の先輩たちに相談すると丁寧にアドバイスを返してくれたのが非常に心強かったですね。
一人立ちして1年以上が経過した今は知識も定着し、職方との信頼関係も育まれたと手応えを得ています。複数現場を巡回しているので、必ずしも現場で職方と話ができるわけではないからこそ、心がけているのはわかりやすく伝えること。最初から説明を丁寧に行って認識の齟齬をなくすことが、より良い工事につながるのだと感じています。
物件の大小を問わず、どの工事でも必ず何らかの問題は発生するもの。実際、現場を見ると図面通りに配管が通せないという事態が発生するのは日常茶飯時です。だからこそ、事前の調整が大切で、あらかじめ発見した問題に自分が主体となって対処した結果、滞りなく工事が終えられたときの達成感は非常に大きいです。

2人の先輩が印象に残っている案件、将来の目標など

◇印象に残っているエピソード
道路下の水道管が破裂した事故が発生した際、ガス管にも水が浸入してしまい、緊急で工事をすることになりました。急ぎ現場に駆け付けると、同業他社も駆り出されており、お互いに話しあって作業を分担し、会社の垣根を超えて復旧にあたっていくことになりました。1週間ほどの工事でしたが、普段は話をしない同業のみなさんとコミュニケーションをとることで、施工管理職として新しい視点が育まれたのは大きな収穫でした。工事終了後に近隣住民の方々へ復旧のお知らせをしているとある住人の方から「直してくれてありがとう」とお菓子をいただきました。改めて社会貢献度の高い仕事に携わっているのだと実感することができました。
◇今後の目標
そう遠くない将来、この部署にも後輩が入ってくることになりますが、その際にはしっかりと指導できるように確かな知識を身につけていきたいと思っています。道路の導管工事では、掘った後に図面との違いが見つかり、仕様変更が発生するケースもしばしば。その際には関係各所との交渉も必要になるだけに、土台となる知識の獲得は改めて重要だと思わせられています。
<森谷さん>

◇印象に残っているエピソード
一人立ちして2軒目の物件で、既に設置をした水洗器具の設置場所を変更したいという要望をいただきました。突然の仕様変更かつ、同様の案件は未経験であったため、不安でいっぱいでした。その際に先輩に相談したところ、過去の事例をもとに対処方法を教えていただき、なんとか工事を完成させることに成功。“やり切った感”が大きく、自信をつけるきっかけにもなったので強く印象に残っています。
◇今後の目標
まだまだ、先輩に聞くことも多いですが、後輩ができたときにもすぐさま質問が返せるような存在になるのを目標にしています。成長するためにも、2級管工事施工管理技士の試験にも挑戦して自分のスキルを高めようとしています。今後はより難易度の高い物件にも携わりたいので、他の先輩が手掛けているマンションの現場にも興味を持っています。
<觜本さん>

学生の方へメッセージ

就職活動中の学生には、業種業界を絞り込んで見ている人が少なくないようです。しかし、あまり意識していなかった企業が実は自分にとってマッチするというのはよくあること。自分の可能性を広げるためにも視野を広く持って各社を見ていきましょう。
ライクスはガスや水道などのライフライン工事を手掛けていますが、専門的に学んでこなかった学生は“難しそう”と敬遠してしまうかもしれません。しかし、上記記事に登場してくれた2人の先輩のように、当社は文理問わず採用を行っており、新卒の大多数が全く異なる学部学科からチャレンジしています。学び続ける意志があれば未経験でも活躍できように支援しますので、少しでも興味を持ったのであれば、一度、当社の説明会等に参加していただきたいですね。
新卒に求めたいのはコミュニケーション力にほかなりません。施工管理や設計といったさまざまな業務がありますが、いずれも個人の力で成せることには限界があり、チームで協調しながらモノづくりを進めています。部署を超えた社員たち、ともに働く職方、そして発注者であるお客さま。さまざまな立場の人たちと確かな対話を重ねられるタイプは大きく成長を遂げられるはずです。
<採用担当・小路 京介>

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「選考は完全に人物重視で行います。みなさんの人となりを知りたいので、リラックスして素直な自分を表現していただけると嬉しいですね」(小路さん)

マイナビ編集部から

ガスをはじめとするライフライン建設に関して、設計や施工管理を幅広く手がけるライクス。その源流をたどると創業は1850(嘉永3)年と記録されており、実に170年を超える長い歴史を有しているという。古くは明治初期、銀座に初めてのガス灯が設置されたときに配管工事に携わったそうだ。これらの長年にわたる信頼と伝統から今のライクスの安定基盤があると言えよう。

ガスという色合いが濃い事業を展開してきた同社ではあるが、取材を通して現在はそこを超えたさらなる飛躍を目指していることが伺えた。自らを「総合設備会社」と標榜し、給排水や空調などの工事も幅広く手掛けている同社。実際、取材に登場してくれた若手の一人の觜本さんからも伺ったように、住宅の給排水設備工事も増えており、多様性のある設備工事を手がける存在として、その認知度は高まり続けている。

拠点としては都内13拠点のほか、神奈川と千葉にも1拠点を設けている。首都圏では戸建て住宅やオフィスビル、マンション、商業施設といった建物の新設ニーズは、今なお留まることを知らない。ますますライクスの活躍の場は広がっていくことになりそうだ。

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新卒入社の8割以上が文系・未経験者で占められている。知識ゼロからでも活躍できるように各事業部で実態に合わせたキメ細かな研修を実施しているという。

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