最終更新日:2025/4/23

日鉄パイプライン&エンジニアリング(株)

  • 正社員

業種

  • 建設
  • プラント・エンジニアリング
  • 設備工事・設備設計
  • 機械設計
  • ガス・エネルギー

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

「資源と人をつなぐ」。一人ひとりが“主人公”となってエネルギーインフラを支える

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設計・施工管理の先輩に聞いた「着実に成長できる環境」

エネルギーパイプライン・水道パイプライン、プラント設備の建設を行う同社。今回は設計、施工管理それぞれのポジションで活躍する先輩社員に入社理由や仕事内容、そのやりがいについて話を伺いました。

■J.N.さん
資源・エネルギー事業部 設計・技術部 電気・計装設計室
(2023年入社/写真左)

■Y.T.さん
資源・エネルギー事業部 プロジェクト部 プラントプロジェクト室
(2018年入社/写真右)

■Y.M.さん
資源・エネルギー事業部 設計・技術部 配管設計室
(2015年入社/写真中央)

当社で活躍する先輩を紹介!

ただ言われたことをするのではなく、設計する目的を考えながら取り組んでいます。自分から他の設計担当者にコミュニケーションを取ることも意識している一つです。J.N.さん
現場で指示する際には相手の立場になって考えることを徹しています。7年目とはいえ、勉強することはたくさんあるので常に吸収する姿勢で取り組んでいます。Y.T.さん
図面の分かりやすさが工事では要になります。実際に工事現場に行ったからこそ現場の厳しさが分かるので、現場が動きやすくなるような図面作成を心掛けています。Y.M.さん

【電気・計装設計】2年目で貯蔵タンクの増設案件に挑戦。手厚い教育体制で着実に成長!

大学では電気電子工学を専攻し、家族が水道関係の仕事をしていることから社会インフラに興味を持つようになりました。数ある企業の中でも当社を選んだ理由は「人の良さ」。選考中、当時の人事担当者がこまめにコミュニケーションを取り、学生一人ひとりに寄り添ってくれる姿勢に感動。こんな温かい社風の会社で働きたいと思い入社を決めました。

入社後、5か月間の新入社員研修では、エネルギーパイプライン・水道・プラントの各部門の理解を深め、設計の基本やCADの使い方を学びました。研修の後半には建設現場を見学でき、座学で習得したことがリアルに分かった有意義な時間でした。見学後、それぞれの現場についてみんなで情報を共有し、とても勉強になりました。研修で印象的だったのは、グループワーク。学生時代はコロナ禍だったため、同期で集まって話す機会がほとんどなく、同年代との意見交換はとても新鮮でした。

その後、9月に現在の資源・エネルギー事業部の電気・計装設計室に配属。「設計するならまずは現場」というのが現部署の教育方針で、部署独自の研修として3か月間の現場研修が始まりました。本社に戻ってからは、詳細な設計のやり方など基本的なことを教わった後に実務がスタート。コーチャーや上司の指導とサポートのもと、図面の修正などに専念し、まずは設計に慣れることに注力しました。

設計は、2年目から本格的に取り組むようになりました。LPG(液化石油ガス)の貯蔵タンクを増設する案件では、タンク内や配管に取り付ける測定器の選定や配線、雷対策など多様な経験ができ、加えて自分からお客さまや他の設計担当者とコミュニケーションを取る機会が増えました。設計では、案件によって仕様や条件というのが全く異なるため、難しさを痛感。実際に自分の設計が現場で形になったのを見た時はやりがいを感じますし、自分の設計が社会に貢献できていると思うと誇らしい気持ちになります。

当社は入社前から感じていたとおり、温かい会社でファミリー感のある社風。先輩は気軽に声をかけてくれ、業務以外のことでも気にかけてくれます。個人的に同期は友人と思ってますし、研修で5か月間も一緒に過ごしたので仲間意識が強く、今も定期的に集まっています。これからも大切にしていきたいつながりです。今後の目標はもっと知識を蓄えること。視野を広げて、自分の可能性を広げていきたいです!
(J.N.さん)

【施工管理】ジョブローテーションで設計を経験。現場経験を活かし技術開発にも貢献

大学では環境工学を専攻し、土木など幅広く学んでいました。当社に魅力を感じたのは社風です。事業内容に興味を持ったことはもちろんですが、説明会や選考で人事担当と接する中で感じた和やかな雰囲気に好感を持ち、ここで働きたいと思いました。

1年目は見て学ぶ期間。LNG(液化天然ガス)基地や地熱発電所など複数の現場に行きました。2年目になると航空機用燃料を貯蔵するタンクの建設現場へ。私は主に中間検査や外部検査員への説明、立ち会いの段取りを行いました。このプロジェクトで工事の最初から最後まで携われたことで、工事の流れを理解できたり、協力会社の方とのコミュニケーション方法を学んだり、大きな収穫となりました。3年目も1年間一つの現場に携わり、それまで安全管理・品質管理が多かったところ、工程管理も少しずつ任されるようになりました。

大きく変化したのは4年目の時で、1年かけてタンクの設計を行うことに。前々から設計に興味があると上司に伝えていたことに加え、タンク事業を担う若手を育てたいという会社の意向もあり、私が選ばれたのです。当時のミッションは建設現場で組み立てる球形タンクの設計で、高さ20mにもおよぶ大きなもの。設計は初めてでしたが、指導担当の先輩に教わりながら進めていきました。図面ができたらすぐに着工できるわけではなく、外部機関の審査に合格してから工事に移ります。そのため、申請業務なども行い、プロジェクトの全体像を理解できました。

翌年に再び施工管理へ。自分が設計したタンクの現場に入り、途中から工事全体を見る工事主任になりました。所長と協力会社の間にはいる立場だったので苦労することも多々ありましたが、自分が設計したものが完成した時の達成感は格別でした。その後もさまざまな現場を経験し、現在は設計と施工管理以外にも、溶接などの技術開発にも携わっています。

これまでジョブローテーションや多様な経験を積めているのは、当社の特徴でもある「キャリアアッププログラム」があるからこそ。入社8年目まで社員が段階的に成長できるように、一人ひとりに合わせた育成で知識・技術力を高めていきます。実際に、自分の知見や技術力などの幅が広がり、技術者としてレベルアップできたと感じています。タンク事業の後継者として一から教えてもらったので、将来的には事業を引っ張っていける存在になることが今後の目標です!
(Y.T.さん)

【配管設計】設計以外の業務も経験し引き出しを増やす。目指すは配管設計のスペシャリスト

就職活動ではプラント業界に絞って行いました。当時は、面接に行くと「大丈夫?」など業界のイメージから心配の声もありましたが、当社は選考を進めていく中で自分と相性が良いと感じ、ここで働きたいと思い入社しました。

現在は配管設計を務めています。私が主に設計したのは、天然ガス田などから天然ガスを運ぶ高圧パイプラインから分岐するプラント内のガス配管です。その詳細設計やレイアウト検討、強度計算を行っています。設計のプロ意識が高まったのは2年目の時。自分が描いた図面が形になる過程を知るために、3か月ほど現場に入りました。現場では配管だけではなく、電気やプロセス機器などについても細かい説明を求められます。当時は分からないことが多かったのでしっかりと答えられず、よくお叱りを受けていました。言い返せず悔しい思いをしましたが、この経験を機に知識を広げ、現場側が困らないような図面を描くことを心掛けています。

印象に残っているのは、5年目に行った消火水ラインの解析です。ここでいう解析とは、配管内部流体の状態を評価し、氷点下で水が凍結しないために、流体の動きがどの程度必要かを導き出すこと。冬場になると配管内部の消火水が凍結するため、それを回避するにはどれくらいの水をどのポイントから流せば良いのか検討してほしいとご依頼をいただきました。お客さま先に伺ってヒアリングを基に提案し、実際に運用してもらうと無事に成功。翌年にお客さまから「今年も大丈夫でした」とご連絡をいただき、嬉しかったことを覚えています。

一方で難しかったのは、最近携わったLNGの貯蔵タンク間にあるLNGポンプと配管の取り替え工事。LNGポンプへの荷重を考慮しながら配管のルートを決めなくてはならず、とても苦労しました。配管は周辺設備や他の設計要素を考慮して設計するため難しい部分もありますが、だからこそプロジェクトの全体像を把握できる面白さがあります。また、基本的にチームで取り組むので、みんなで乗り越えた時は大きなやりがいを感じます。

配属当初と比べると現場の人とも対等に話せるようになり、トラブルが起きても慌てずに対応することができています。自分の引き出しが増え、対応力が培われたと実感しています。年次的にマネジメントをする立場になりますが、まだしばらくは配管設計を追求して、スペシャリストとして活躍することが当面の目標ですね!
(Y.M.さん)

学生の方へメッセージ

当社はよく笑う人が多い印象です。社内はコミュニケーションが活発で、社員同士の仲が良く、仕事のことからプライベートまで話せる距離感です。先輩たちに飲みに連れて行ってもらうこともしばしば。総じて人に恵まれている環境だと思います。また、学生のみなさんには「こんなふうに働きたい」というイメージを持ってほしいですね。そのイメージを大切に企業選びをしてみてください。(J.N.さん)

入社して思うのは、親しみやすい人が多いこと。仕事中はもちろん真剣ですが、普段はフランクに話せるのでメリハリをつけて働けます。これまで経験した現場も和気あいあいとした雰囲気でしたね。当社の施工管理の魅力は、暮らしに不可欠なインフラに携われること。各設備の仕組みや裏側を理解できることもこの仕事の面白さです。興味がある方はぜひ説明会に参加してほしいと思います。(Y.T.さん)

業界的に厳しいイメージを持たれている方もいると思いますが、全く心配する必要はありません。当社は人柄が良い人ばかりで和やかな雰囲気。どの部署も質問しやすい環境です。フォローし合う姿勢が根付いていますし、若手をサポートする体制も万全です。研修制度も充実しているので安心して入社してほしいと思います。(Y.M.さん)

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入社後は指導担当のコーチャーや業務外のケアをするメンターがつき、新入社員を手厚くサポート。会社全体として若手社員を見守りながら成長をサポートする温かさがある。

マイナビ編集部から

ガス・石油・水のパイプラインとプラントの設計や施工、メンテナンスをワンストップで手掛ける日鉄パイプライン&エンジニアリング。「資源と人をつなぐ」という企業理念のもと、社会インフラの中でも特に重要なライフラインを支え、“あたり前の現実”を実現している。社会貢献性の高い事業内容に加え、日本製鉄グループという盤石な基盤が魅力的だ。

取材して驚いたのは教育体制の手厚さだ。5か月間におよぶ新入社員研修では座学での知識のインプットから現場見学、多数行われるグループワークまで充実しており、配属後も部署独自の研修によってたっぷりと学べる。1年目はコーチャー(指導担当)とメンター(業務外のケア)がつき、公私ともにサポートしてくれるのも心強い。福利厚生も申し分ない。家賃の約8割を負担する借上社宅制度や入社初年度に20日付与される年次有給休暇、未使用の年次有給休暇を最大60日間分積立てられるワークライフバランス休暇と社員の充実した暮らしを支えている。

同社の最たる魅力は社風と「人」。和やかな社風で、部署内はもちろん部署を超えたコミュニケーションも多いという。取材者全員が「穏やかで親切な人が多い」と口を揃えた。また、3名とも丁寧で物腰が柔らかく、個人的に抱いていた建設業界のイメージを覆された。良好な人間関係のもとで社会貢献したい人には、同社は最高の環境と言えるだろう。

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挑戦し続ける姿勢も同社の魅力。今後はカーボンニュートラルに向けて水素・地熱・CO2・アンモニアなどのパイプラインや設備の建設、更生・更新に尽力する。

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