最終更新日:2025/4/11

いすゞ自動車中部(株)

  • 正社員

業種

  • 商社(自動車関連・輸送用機器)
  • 専門店(自動車関連)
  • 損害保険

基本情報

本社
愛知県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

これからも「運ぶ」を支え続ける――。いすゞ自動車中部で働く「やりがい」とは?

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自分の手でトラックを1台ずつ作り上げる。だから仕事が面白い。

トラックやバスなどの商用車を通じて、中部エリアの物流やモノづくりを支えるいすゞ自動車中部。名古屋支店で活躍する3名の先輩社員に、仕事への想いや今後の目標などを聞きました。

写真左から
●西川 英俊さん/名古屋支店 営業第一G グループリーダー/2000年入社
●加藤 徳弘さん/名古屋支店 支店長/1994年入社
●井上 絢介さん/名古屋支店 営業第一G/2017年入社

いすゞ自動車中部の魅力は?

「当社の営業職はチームで物事を進めていくのが基本です。個人で成績を追うのではなく、みんなでフォローし合う文化が根付いている点が魅力です」(加藤さん)
「明るく楽しく働ける環境が整っていることが当社の魅力です。これからもグループリーダーとして誰もがイキイキと活躍できる組織運営を目指していきたいです」(西川さん)
「当社の営業職はトラックを作り込むところから深く関われるのが魅力です。提案した車が実際に街中を走っているのを見ると本当に嬉しい気持ちになりますね」(井上さん)

次代に向けた新たな販売手法を確立するためにも、若い世代の力に期待しています【加藤さん】

──現在までのキャリア経歴を教えてください
私は入社後、岡崎支店で長年勤務し、10年前に支店長に就任しました。その後、本社の管理部門を経験し、現在は名古屋支店の支店長を務めています。名古屋支店は、本社と同じ場所にある「お膝元」の拠点。会社からの期待も大きく、岡崎支店の1.5倍にあたる約90名のスタッフが働く大規模な支店です。責任は重大ですが、それ以上にやりがいを感じながら日々の業務に取り組んでいます。

──支店ごとの特色、支店長としての使命は何ですか
岡崎支店では、取引先の多くがトヨタ関連の物流企業。トヨタといすゞの資本提携が進んだことで業績が安定し、支店の成長につながりました。一方、名古屋支店の取引先は、製造業、物流業、サービス業など業種が多岐にわたり、それぞれのお客様のニーズに合わせた柔軟な対応が求められます。これが名古屋支店の特色であり、難しさでもあります。最近では、小型トラック「ELF(エルフ)」「ELFmio(エルフミオ)」、中型トラック「FORWARD(フォワード)」の新型が登場し、いすゞ自動車が世間から注目を集めています。その中で当社の営業社員は、少数精鋭ながらもお互いを高め合いながら努力してくれています。私の支店長としての使命は「若手社員が活躍できる職場づくり」。若手社員の柔軟な発想やデジタルツールへの親和性が、この業界において強みになることを実感しています。そのために、気軽に相談、フォローしあえるチーム、年次関係なく意見を出しやすい環境を整えていくことが私の目指す使命につながっていると思います。

──今後のトラック業界はどう変化していくと思いますか
トラック業界の営業は、お客様の物流の課題に寄り添い、解決するパートナーとして、長い関係性を築いていく仕事です。ただ一方で、業界にはいまだ古いやり方が残っている部分もあります。当社はこの業界に新しい風を吹かせるべく、さまざまな改革を進めています。顧客管理システムを導入し営業活動の可視化や情報共有の効率化を図る、また、メーカーと連携して販売・納車・アフターフォローをよりスムーズに行える仕組みを整えました。こういった技術の発展もあり、仕事の方法も変化しつつあります。お客様の「いすゞ」への期待に応えるべく、魅力ある店舗づくりやお客様に喜ばれる施策の展開に今後も尽力していきます。

車の知識が全くない人でも、安心して「一流の営業」を目指せるように導いていきます【西川さん】

──貴社の営業職とは?
私たち営業の役割は、いすゞ自動車の商用車をお客様に提案し、ご契約から納車までをスムーズに進めること。お客様のビジネスを支えるパートナーとして、最適な選択肢をともに考え、課題を解決することが大切です。新車の販売はもちろん、中古車やリースの提案など、お客様の経営状況や用途に応じた柔軟な提案が求められます。乗用車の販売と大きく異なるのは、トラックが一台一台オーダーメイドで作られる点です。「トラック」と一言で言っても、食品輸送に欠かせない「冷凍車」、街中のゴミを回収する「塵芥車(ゴミ収集車)」、建設現場で活躍する「ダンプカー」など、用途は実にさまざま。また、納車まで2年以上かかるケースもあれば、短期間での納車を依頼されるケースもあります。だからこそ、営業として求められることは「お客様が本当に必要としているトラックは何か」を的確に見極める力。お客様と打ち合わせを重ね、最適な1台をカタチにしていく。そこに、この仕事ならではのやりがいがあります。

──お客様の長期的なパートナー。だからこその魅力を教えてください
営業にとって販売以上に大切なことがアフターフォローです。トラックは長く使われるものだからこそ、お客様が安心してビジネスを続けられるようサポートすることが重要です。実際、私自身も入社した頃から20年近くお付き合いが続いているお客様がいます。「次もいすゞにお願いするよ」と言ってもらえたとき、自分の仕事が評価されたと感じられますし、「この人なら信頼できる」と思っていただけたことが何より嬉しいですね。

──グループリーダーとして心がけていることは何ですか
1年半前からグループリーダーを任されるようになり、チーム全体が働きやすい環境づくりにも力を入れています。冗談を言い合いながら和やかな雰囲気で、若手社員も遠慮することなく意見を出し、自分らしく成長してくれていると思います。「営業職に興味はあるけど車の知識がないから不安」という方もいると思いますが、心配はいりません。私自身、これまで多くの未経験の新人を見てきましたが、当社には知識ゼロからでも着実に成長できるサポート体制が整っています。私の目標は、名古屋支店の「拠点売上No.1」を継続させること。そのためにも、経験の浅い若手社員を「どんな提案でもできる一流の営業社員」へと導いていきたいです。

事故防止や人手不足対策など、経営課題に寄り添い最適な提案を行うことが私たちの役目です【井上さん】

──入社の理由を教えてください
私は小学校から続けてきた卓球を通じて、努力を積み重ねることや、結果を出すことの大切さを学びました。その経験から成果が数字として表れる営業職を志望。知人の紹介がきっかけで当社を知りました。自分でも調べていくうちに、日本の物流を支える社会貢献度の高い事業だと知り、「この会社で営業として活躍したい」と強く想うようになりました。また、いすゞ自動車は国内外で確固たるブランドを確立しており、その環境の中で自分がどれだけ力を発揮できるのか興味を持ったことも、入社を決めた理由の一つです。

──入社後の流れ、今の仕事内容について教えてください
入社後はまず、実際に整備の現場に立ち会い、トラックの構造を学ぶエンジニア研修からスタート。車の知識が全くなかった私は、しっかりと基礎を教えてくれる研修制度にすごく安心しました。そして入社後半年ごろから営業の研修が始まり、先輩に同行しながら実践的なスキルを学びました。現在は名古屋支店の営業第一グループに所属し、名古屋市と豊明市を担当しています。主な業務は新車の提案、契約後の納車、アフターフォローです。乗用車の営業と大きく違うことは、1台ごとにカスタマイズしていく点。お客様の用途に応じて最適な仕様を提案し、オリジナルの1台を作り上げていくことにこの仕事ならではの面白さがありますね。

──大切にしていることは何ですか
営業は、まずお客様との信頼関係を築くことが重要です。最初は世間話から始めて少しずつ関係を深めていく。そのうえでやっと、お客様が抱えるお悩みや課題を引き出すことができると考えています。また、業界の動向を常に考えることも意識しています。最近では安全装備への関心度が高まっているため、当社製品の事故防止装備をアピールしたり、ドライバーの人手不足が深刻化する中で、長距離運転による負担を軽減するシートや、居住性を向上させる工夫などの紹介もしたりしています。お客様のニーズをいち早く読み取り、寄り添った提案をすることで、いすゞファンを増やせるよう日々努力をしています。その結果、当社と取引がなかったお客様から新規注文をいただいたときにはすごくやりがいを感じますね。今後の目標は、愛知県内でのシェアをさらに拡大すること。そのためにも、お客様のビジネスを支えるパートナーとして、より良い提案ができる営業を目指します!

学生の方へメッセージ

企業研究を進めるうえで大切にしてほしいことは「自己理解」です。自分がどんなスキルを持ち、それをどう活かしたいのかを考えることが、納得のいく企業選びにつながるからです。ただ、自己理解は簡単ではありません。キャリアセンターの職員の方や大学の先輩など、周囲のサポートを積極的に活用しながら、自分の強みや価値観を深掘りしてみてください。

まずは偏見を持たずにさまざまな企業を見ることが大事です。例えば、同じディーラーでも当社にはショールームがありませんし、お客様は個人ではなく運送会社などの企業です。どちらかといえばBtoCよりBtoBの営業に近いと言えます。また、乗用車のディーラーの場合、お客様は老若男女さまざまな人がいますが、当社の商談相手は、ほとんどが企業の部長や社長クラスの方です。当然、身に付くスキルや成長の度合いも違います。これはどちらが良い、悪いという話ではなく、同じディーラーという仕事でも会社によって全く異なる性質を持っているということ。広い視野を持ち、いろいろな角度から企業を見ることで、新たな発見がたくさんできると思います。

企業研究は自分の可能性を広げるチャンスです。自分の強みを活かせる環境を見つけるために、ぜひ多くの企業と出会い、柔軟な視点で選択肢を広げてください。

新川 哲生さん/人事部 部長

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「キャリアをイメージするうえでは、企業の価値観を知ることも重要なポイント。HPや企業ガイダンスを通じて自分に合うかどうかを十分に確かめてみてほしい」と新川さん。

マイナビ編集部から

トラック業界で長年築いてきたブランド力を強みに、中部エリアでの拡販を担ういすゞ自動車中部。同社で活躍する3名の先輩社員にインタビューしながら感じたことは、「いすゞのトラックを販売する面白さと確かなやりがい」。顧客の要望に応じて1台ずつオーダーメイドで商用車を作り上げていく。だからこそ、他にはない充実感が味わえるのだと感じた。

経済の血流ともいうべき「物流」に欠かせないトラック。それを担う同社のスタッフは「日本の社会活動を止めてはならない」という大きな使命感を持って働いている。「社会貢献につながる仕事がしたい」「人々の暮らしの役に立ちたい」という学生にとって、同社の営業職はまさにうってつけの仕事だと言えるだろう。

グループリーダーを務める西川さんは、「車が好きな方でも、そうでない方でもぜひ飛び込んできてほしい。一流の営業に育てるのが私たち先輩の役目ですから」と力強く語ってくれた。経営者との商談を日々重ね、取引先のビジネスパートナーとして事業運営を支えていく。そんなダイナミックな仕事に憧れを抱くのであれば、ぜひ同社も企業研究の一つに入れてほしい。きっとそこには大きな成長が待っているはずだ。

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上司と部下、先輩と後輩がしっかりコミュニケーションを取り、チームで業務を進めていく。気兼ねなく悩みなどを相談でき、のびのびと働けるのが同社の魅力だ。

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